トリニティスタディ/4%ルールを成功させるポイント3つ

インデックス投資はノーベル経済学賞を受賞した現代ポートフォリオ理論を受け入れるように作られた投資方法で、どのような投資家もこれを上回る運用はできないとされています。

前回、前々回と【インデックス入門】として投資未経験の普通の人がほぼ100点の資産運用をする方法について考えてきました。 もちろん投資...

理論上最も効率が良いとされるインデックス投資、非常にシンプルでとっつきやすい投資方法なのですが問題点もあります。

取り崩しが難しいのです

多くの人が老後資金の準備としてインデックス運用をしていますが、いざ取り崩し時になって何歳まで生きるのか、ほんとに今の取り崩し額でお金が足りるのか悩むことになるといいます。

まあ手持ちの資金が減っていくのをただ見ているわけですし、余命もわからないわけですから「お金が足りなくなることはないと思うが・・・」と心配になる気持ちもわかりますね。

そこで考えられたのがトリニティスタディ(4%ルール)株式と債券を50:50として資産運用を継続しながら4%づつ取り崩す方法です。

もし資産取り崩し時に資産3000万円があったとして、毎年120万円づつ使っていけば25年でお金がなくなってしまいますが、運用をしながら取り崩すと資産寿命が大きく伸びます。

研究結果では・・・
 30年後に資産が残っている確率100%
 35年後に資産が残っている確率 97%
 40年後に資産が残っている確率 87%

人生100年時代、65歳から取り崩したとすると100才時点で97%以上の確率で資産が残っていますから、ただ取り崩しただけでは90歳で資産が尽きることを考えればかなり安心じゃないですか?

投資でお金を増やす方法については色々と議論がありますが、積み上げた資産を使う方法、つまり出口については人それぞれです。ただ共通しているのは...

ただ自分が残り3%(失敗)にならないようにするためにどうすればいいのか、そもそもなぜ失敗するのか考察しました。

トリニティスタディ(4%ルール)失敗の原因は?

結論は暴落時にも取り崩さざるを得ない状況に陥ったことで資産が大きく目減りした。これにより資産寿命が短くなって失敗するのではないかということです。

・・・って言うか、これしかないですね。

インデックス投資でやってはいけないのが暴落時に狼狽売りをしてしまう事です。回復期により大きく戻る可能性が高いにも関わらず安く売ってしまう行為ですから資産が減って当たり前です。

つまり対策としては、「暴落時に取り崩さない」に尽きます。

そのため暴落時には・・・
1)生活防衛費を使う
2)働いてお金を稼ぐ
3)資産取り崩し額を減らす

トリニティスタディ(4%ルール)の失敗を避けるためには、この3点を肝に銘じておく必要がありますね。

生活防衛費を使う

2020年はじめにコロナショックが起きましたが、各国の緊急金融対策によって株価は半年後には元のレベルまで戻りました。リーマン・ショック時は3年位だったと思います。

ここから生活防衛費としてザックリとですが3~4年の余裕資金があれば暴落時に取り崩しをしなくても済むことになります。

とは言っても年の生活費が500万円の人であれば1500〜2000万円、生活費が300万円の人であれば900〜1200万円とかなりの金額ですが、理想は年に必要なお金の25年分(4%)のリスク資産+キャッシュ1000〜1500万円ということになります。

⇒ 例えば年金不足分を年120万円として25倍すると3000万円、これに1000万円を加えて4000万円の資産があれば ひと安心というレベルですね。

でもちょっとハードル高すぎ・・・

働いてお金を稼ぐ

暴落時に資産を取り崩さないように、暴落時だけお金を稼いてしのぐという考え方もあります。

最もコロナショック時の政府の対応を見てみると、各国政府は大規模な金融政策を実施しています。

今も後大きな暴落が発生したときも政府の金融政策に期待、そうであれば暴落の期間はさほど長くないことになります。でも絶対ではありませんから資産を減らさないため働くという選択肢は外せません

もっとも景気悪化時にうまく仕事があるのか・・・これは疑問ですね、ここから起業や副業など、個人がお金を稼ぐ手段をもって常に磨いておく必要性がみえてきます。

なので普段から副業や小さく起業することを考え実行しておくことは非常に大切なことですね。やす吉もCASHを蓄えつつ、少額で良いのでインプットを得られるように活動していきたいと思っています。

資産取り崩し額を減らす

残念ながら暴落時までお金を稼ぐ手段が見つからなかった場合、これは取り崩し額を減らすしかないでしょう。

4%ではなく3%、2%という具合に・・・つまり生活費をおさえてしのぐわけです。たかが1%、2%減らしただけであまり効果ないんじゃないの?? という意見も聞かれそうですが1%の差は成功確率に大きく影響することがトリニティスタディからわかっています。

なので暴落時だけ取り崩し額を抑えるのではなく、はじめから生活費をコントロールして取り崩しを3%に減らす など成功確率を上げておくことも重要かもしれません。

最後に・・・

これはS&P500の年毎のリターンを表したものです。緑はプラスの年、赤はマイナスの年。

これを見るとマイナスの年はそう長くは続いていません。この期間は資産を取り崩さないように、今回紹介した方法や、それらの組み合わせを行うことで成功確率を飛躍的に上げられると思います。

1)生活防衛費を使う
2)働いてお金を稼ぐ
3)資産取り崩し額を減らす

また4%ルールを3%で運用したり、更に定額4%ではなく定率で4%で取り崩したりと更にいろいろな方法を組み合わせることも有効でしょう。


トリニティスタディの成功は生活支出をコントロールして低めにおさえることで生活を身軽にしておくということが秘訣です。

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