「節約してお金を貯めたい」と思ってもなかなかうまく行かないと悩むことないでしょうか。
やすきちは節約で投資の種銭を作って運用してきましたが、その経験から「節約成功の秘訣は楽しく節約、頑張らない節約をすること」だと自信をもって言えます。
この記事では、どうすれば「楽しく節約」できるのか、やすきちの考えをお伝えしていきます。
楽しく節約を続けるためには自分にとって大切なものにお金を集中させて、そうでないものはバッサリとカットすることがポイント、広告や他人の意見に惑わされて大切なものを見誤ると節約は苦しいものになってしまいます。
大切かどうかの極めは個人的な問題で答えはありません。そこでどうやって大切を見極めるのか、考え方をこの2ステップに分けみました。実際にこれで効果が出ているので参考になると思います。
1)節約しないものを決める 2)節約の目的を決める
では早速解説していきましょう。
※ 当ブログではお金を使わないことを節約、満足度高く支出を下げることを倹約と使い分けています。なので「楽しく節約」は「倹約」と同じ意味ですが、当記事では伝わりやすいように「楽しく節約」と表記しています。
節約失敗のよくある例
まず最初に節約でやりがちな失敗例をいくつか挙げてみます。頑張っているけれど効果が出にくく、辛くて失敗してしまうパターンです。
目標金額を決めない
節約の目標を決めずに可能な限り切り詰めていく方法です。節約初心者の方がやりがちな方法ですが、労力の割に効果が出にくいので挫折しやすくリバウンドが起きやすい方法ですね。
安物買いの銭失い
スーパーの特売などで安いからと大量に購入し、冷蔵庫の中で賞味期限切れになったりするパターンです。100均でいらないものをちょくちょく買ってしまうのもこのパターン、結局支出は減りません。
食材をケチる
最もやってはいけないのが食材をケチること、頑張っている感が出やすいのでついやってしまうのですが、食は生活の満足度に直結しますから無理すると失敗しやすくなります。
効果の薄い節約にパワーをかける
照明や水道など頑張っている感が出やすいものは節約の対象になりがちですが、水道や照明など比較的コストがかからないものにシビアになってはいけません。労力の割に効果が小さいからです。
とにかく頑張る
節約は頑張ってはいけません。頑張って効果が出ればいいのですが、闇雲にやっても大きな効果は得られないでしょう。それに頑張りすぎて家族にも節約を強要したり、生活が不便になったりしては本末転倒です。
節約上手な人は自分にとって必要なもの、不要なものの区別がついている人、必要なものにはお金をかけ、そうでないものはカットするのが上手な人です。自分にとっての必要を意識して楽しく節約していきましょう。
やすきち家の失敗例: やすきち家の節約失敗はとにかく支出をおさえてお金を使わないという作戦に出たことです。節水やマメに電気を消すといった効果が少ない節約方法を頑張ったり、食材をケチったお陰で満足度がめちゃめちゃ下がりました。 後に固定費をちょっと見直すだけで、これらの節約を軽くカバーできる以上支出は減りました。反省点は必要なものを無理に下げようとしたことですね。
節約しないものを決める
楽しく節約するために、まず節約しないものを決めよう。誤解のないように補足しますが、簡単で効果の高いものから節約して、徐々にスキルアップしましょうと言いたいわけです。
ご褒美や息抜きは節約はしない・・・
なので、このようなルールを設けてもOK、楽しく節約するためには簡単で効果の高いところから始めること、慣れてきたら節約の幅を広げて「ご褒美や息抜き」の方法を工夫すればいいんです。
まずは固定費の見直し
節約する順序としてお勧めは何と言っても固定費、例えばスマホの契約を大手から格安SIMに切り替えて月に3,000円安くなったとします。たった3,000円と思われるかもしれませんが、4人家族ならば月に12,000円 年間で144,000円の節約です。
格安SIMにしても使い勝手はほとんど変わらないので14万円削減は大きいですよ。
同様に、持っているだけでコストがかかるもの、契約しているだけでコストがかかるものはすべて見直しの対象です。
やすきち家の例 やすきち家では早い段階から固定費の見直しを繰り返してきましたが、やはり最後まで残ったのが保険ですね。 保険は起こる確率が低く起きたらダメージの大きな物に備えるコスト、冷静に考えれば必要なものは限られてきます。 たとえば・・・ 生命保険:子供が成人するまで必要 がん保険:高額療養費制度があるので不要 傷害保険:高額療養費制度があるので不要 やすきち家では火災保険、自動車保険以外は不要と判断しました。結果、節約額は年間で20万円以上、貯金が増えれば保険の必要性も更に下がってきます。
優先順位付け
ひと通り固定費の見直しが終わったら、自分にとって優先順位が低い固定費をカットすることを考えてください。
収入は限られているので欲しいものをすべて買っていたらお金は絶対に足りない
そこで、自分の欲望に優先順位をつけて満足度が低いものをカットしてしまうわけです。1割くらいならば生活の満足度が下がることはなく、無理なく節約できます。
同様にして変動費にも優先順位をつけていきます。ただ変動費は生活の満足度に直結しますから無理をしないようにしてください。
節約の目的とは
優先順位付けをする中でおさえておきたいのが「家計の利益を最大化すること」という考え方です。そして節約して浮いたお金は「今を楽しむお金、将来に備えるお金」として利用するんです。
節約の目的は「今を楽しむお金、将来に備えるお金」を最大化させること
利益=収入ー支出
※:支出は生活に最低限必要なお金
※:贅沢や無駄遣いは利益に含む
このように定義すると前向きに節約できるようになってきます。
またお金の見える化もしておきましょう。すると小金持ちへの道筋も見えてきますし、節約も楽しくなってきます。
ただ節約には限度があるので無理はしないこと、肌感として80点くらい取れたかな・・・というところまで行えば十分でしょう。
やすきち家の例 やすきち家では家計の利益を4つの項目に分け、これらを最大化するために支出から無駄を省くループを回しています。問題は「楽しく節約」できるようになると「今を楽しむお金」をおさえがちになってしまうこと、やすきち家では、ここは「予算化して使い切る」ことをイメージして支出しています。 ・今を楽しむお金 ・自己啓発 ・近い将来使う貯金(給料天引き) ・遠い将来使う投資(給料天引き) 【実感!貯まる考え方】家計の利益を意識するとめっちゃ貯まる「貯金ができない」「浪費していないのに何故かお金が貯まらない」そんな悩みを抱いている方は多いのではないでしょうか。お金を貯められなければ資産形成はできませんから、これは何とかしなければなりません。この記事では、なぜ「お金が貯まらないのか」「...
まとめ
「節約してお金を貯めたい」と思ってもなかなかうまく行かないと悩むことありませんか。やすきちが思うに、節約したいと思う時点ですでに小金持ち予備軍ですし、ちょっと意識を変えるだけで楽しく節約できるはずです。
今回の記事では楽しく節約して資産を作るためのヒントをお伝えしたいと思います。
お勧めはこの2ステップ
・節約しないものを決める
・節約の目的を決める
節約しないものを決める
無理な節約をしなくてもいいように自分へのご褒美など節約が難しそうなものは一旦節約対象から外してしまいましょう。
「無理なく効果が高いものだけを節約する」ここから節約がスタートします。まず取り組むべきは固定費の見直しです。節約しても満足度は変わりませんからね、そして慣れてきたら節約の幅を広げるというステップがおすすめです。
節約の目的を決める
節約の目的は人それぞれだと思いますが、やすきちは「家計の利益を最大化する」という目的を設定しました。
節約の目的は「今を楽しむお金、将来に備えるお金」を最大化させること
利益=収入ー支出
※:支出は生活するのに最低限必要なお金
※:贅沢や無駄遣いは利益に含む
このように定義すると何となくネガティブなイメージの「節約」という言葉が前向きに捉えられるのではないでしょうか? あとはお金が貯まるループが回りだし、お金の不安が大きく減るはずです。
収入には限りがありますが欲しい物・必要と思う物は無限、このような中で賢く、楽しくお金を貯めるためには自分の価値観が大切、ステップを踏んでお金の価値観を見直し資産形成していきましょう。
また、くれぐれも無理のない範囲で節約を楽しんでください。
以上、何か役立つことあったでしょうか?
それでは、また!!
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