手っ取り早くお金持ちになるためには「めっちゃ稼ぐこと」、転職や副業・起業などで収入を増やして行く事が重要になってきます。でも起業や転職なんて怖い、副業なんて稼げる気がしない・・・と思っている方も多いのではないでしょうか。
たしかに大金持ちを狙うのであれば大きな収入が必要となりますが、小金持ちを目指すのであれば普通の会社員でも余裕で達成可能なんです。
具体的な方法は倹約で貯金と投資の種銭を作りインデックス投資で長期運用をするだけ、副業をやっていなくても、高年収じゃなくても工夫次第で達成可能なんですよ。
やすきちは倹約で種銭を作り貯金と投資だけで小金持ちを達成し早期退職しました。40歳貯金ゼロから始めて57歳で早期退職、無理な節約をしたわけでもなくリスクの高い投資で当てたわけでもありません。
このカテゴリーではやすきちがやってきた事や感想を記事にまとめていきます。副業なんて無理、転職や起業なんて絶対無理、だったら今の収入のまま小金持ちを目指しましょう。そして経済的に余裕がでてくれば収入UPへチャレンジする事にも目が向き、資産形成も加速するかもしれません。
小金持ちってどんな人なの?
小金持ちってどんな人なの? 個人的にはお金の心配がほぼなくなった状態を小金持ちと考えています。具体的に数字で言えば純金融資産5000万円以上1億円未満の世帯。
これは野村総研が発表している「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数」、俗に言う金持ちピラミッドの「準富裕層」を小金持ちということにしています。

(参考:NRI)
このピラミッドのポイントは分類を収入ではなく、あくまでも純金融資産の保有額に着目していること、収入があっても浪費家だったらお金の余裕はないでしょうから、この分類は経済的な余裕の大きさを表すにはちょうど良いと思いました。
純金融資産保有額とは
預貯金、株式、債権、投資信託、生命保険などから不動産購入などの負債を差し引いたもの。
小金持ちはこの金融資産を5000万円以上、1億円未満保有している世帯という事になります。だいたい10世帯に1世帯有るかないか位の割合で経済的に余裕を持っている世帯と言う事ができそうです。
富裕層の割合(全世帯比)
超富裕層 :0.16%
富裕層 :2.6%
準富裕層 :6.0%
一般的に資産といえば不動産も含まれるのですが純金融資産保有額では不動産は含まれませんから、かなりハードル高めなのかもしれませんね。
小金持ちなら倹約と投資で達成できる
普通の会社員だったやすきちは40歳の時に、貯金ゼロ・借金ゼロからスタートして17年で小金持ちを達成しました。(ちなみに年収は平均以下ですよ)
節約しなくちゃだめなんでしょ、そんな苦しい生活したくないよと思われた方、実は倹約はポイントが分かると余裕です。やすきちが思う倹約は心豊かに支出を減らすこと、そんな事できるの?と思われた方は支出を4つに分けることでイメージしやすくなると思います。
支出の分類 1)最低限生活に必要なお金 減らしたい 2)余裕費 増やしたい 3)近い将来に備えるお金 増やしたい 4)遠い将来に備えるお金 増やしたい
倹約とは生活の満足度UPのため2)3)4)の最大化し、そのため1)の無駄をおさえることなんです。例を上げれば無駄な保険やスマホなど固定費の見直しが主な対策です。
また余裕費であっても心の豊かさを感じないものはカットすることも必要になります。例えば面白くない飲み会には参加しない、一方でNetflixはコスパが良いし心の豊かさにもつながるので残すという具合です。
「近い将来の備え」これは想定外の支出に備えるもので、必要な金額を見積もって貯金で準備、そして「遠い将来に備える」お金はインデックス投資で運用していきます。
やすきちの場合、投資先は全米株式へ分散投資するファンドをメインに長期運用、相場が良かったせいもあり約7年で倍くらいまで成長してくれました。
倹約で生活の満足度を維持しつつ、支出をおさえることはできそうな気がしてきませんか?いずれにしても正しい倹約と長期投資は経済的な余裕を増やして生き方の選択肢を増やすことができるはずです。
まずは小金持ちを目指して倹約と投資をやってみましょう。
やすきちの経済史
とは言っても自分には無理なんじゃないかなと思う方もいると思うので、お金についてのやすきちの状況を簡単にまとめておきます。これから蓄財する方にとって参考になるかもしれません。
20代とにかくお金が無い
やすきち20代はとにかく貧乏、会社の同期は何故か財布にお金があるのに自分の通帳や財布にはお金がないんですよ。給料なんて大して変わらないのになぜ??
いつの間にかお金がなくなっている
今考えれば、当時クレジットやローンを利用しまくっていたんですね。それに独身なのに特約満載の生命保険に入っていました。
今考えればお金が消えて当たり前、流石にまずいと20代の後半になって初めてお金について考え始めました。
独身30代で家を買う
唐突に家を買いました。きっかけはスノーボードで大怪我、無駄に入っていた生命保険が大当たりしたんです。 この怪我で数百万単位の保険金をゲット、これが家の頭金になりました。
保険はまさに負の宝くじ
なんで家買ったの?
1)定年を迎えたら収入が途絶える
2)家賃は支出の中でも大きい
3)定年で収入が途絶えたら住む場所がなくなる
4)保険金を頭金にして家を買おう
・・・と考えたのだと思います。
まさに情弱、不動産屋さんにとって、いいカモだったと思いますよ。ただ偉かったと思うのはハウスメーカーではなく地元の工務店さんに依頼したことでコストをおさえたこと。
ちなみに、この後家を買うことのデメリットを思い知ることになります。
持ち家のデメリット
1)リストラなど環境変化に弱い
2)維持メンテ費用はすべて自分が負担
3)固定資産税がかかる
4)引っ越しができない(売っても安い)
今思えば理想は賃貸、家賃は高配当株の分配金で賄うという形が最高ですね。
40歳で借金完済と結婚
家を買ったときのローン返済期間は65歳まで・・・流石にその年まで払い続けるのはキツイので繰り上げ返済でさっさと完済する作戦を実行、年間150~200万円くらいを繰り上げ返済に回しました。
この繰り上げ返済時の工夫がその後の倹約に生きています。また独身だったので稼いだお金を自由に動かせたのもラッキーでした。
ローンは40歳で完済し、この年に結婚もしています。貯金も無いけど借金もない状態からのリスタート、ちなみにパートナーはお金の価値観を共有できる人だったのがラッキー、繰上返済の勢いのまま蓄財継続、この頃の趣味は子育てだったので支出も大きくなかったのが幸いしましたね。
51歳から投資を始める
実はかなり前から投資を検討していたのですが、でも世の中にあふれている情報は短期的に儲ける手法ばかりで安定してリターンを得る方法を見つけられませんでした。
知りたいのは楽してほぼ確実に資産が増える方法
「そんなのあるわけないじゃないか」と思われそうですが、あったんです。それって今では当たり前に聞くようになったインデックス投資、たまたま図書館で見つけた「投資信託はこの7本から選びなさい(中野 晴啓)」という本を読んで「長期運用・分散投資・積み立て」という投資の方針が定まりました。
この本との出会いがなければ投資もぜずに小金持ちにはなれなかったはずです。現在は投資信託で米国株式全体を買うVTIと米国高配当ファンドのVYMを購入して分配金をもらっています。
まとめ
小金持ちになって将来のお金の心配をなくしたい。でも起業は怖いし副業も無理・・・という方でも倹約と投資だけで小金持ちになるのは可能です。
倹約で平均よりも低い出費 投資で平均より高い利回りで運用
ある程度の時間はかかりますが、これで小金持ちは達成可能です。もっと早く小金持ちになりたい!!とにかく早く・・・というのであれば起業や副業で収入を増やすことを意識してください。
投資利回りを上げることは博打への道に継がなってしまうからです。
また目標は小金持ち(金融資産5000万円超)ですが、そこに到達しなくても倹約のスキルはお金の心配を減らしてくれるはずです。
まずは無理のない倹約を続けてお金の不安をなくしていきましょう。
以上、なにか役立つことあったでしょうか?
それではまた!
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