小金持ちを目指す株式投資とは

株式で勝手に増える

普通の会社員が小金持ちになるためには投資で資産運用することは必須です。しかし小金持ちになるための投資っていったいどんな投資をすればいいのだろうか?

ここでは小金持ちを目指すなら資産運用はこれだけで十分、逆にこれ以外はやらないほうがいいと言う やすきち なりの考えをお伝えします。

結論はまずは全世界株式や全米株式のインデックスファンドを積み立てること。教科書的には株式と債券で資産運用することが推奨されていますが、やすきちは債券の代わりに現金を持つという作戦をおすすめします。

理由は個人投資家のやすきちが色々と迷走して行き着いた答え、様々な投資手法がある中で株式のパワーは過去の歴史が証明していますし、実際に株式は小金持ちへの道中大いに活躍してくれました。

ではさっそく解説していきましょう。

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株式だけで良い理由

なぜ株式だけで良いという結論に至ったのかといえば、過去を振り返ると株式がどの資産よりも成長してきたからです。

ジェレミー・シーゲル博士は書籍の中で過去200年でどの資産がどのくらい増えたのかを表すグラフを紹介しています。

(出所:「株式投資の未来」より)

約200年前の1801年に1ドルを株式、債券、金、現金に投資をしていたら実質リターンがどのくらいになっていたのかを表すグラフです。

株式は200年で約60万倍に増えたことがわかります。過去は将来を決定しませんが資本主義の原動力は株式であるのは間違いありません。

また株式は長期で見れば大きく成長するのですが短期で見れば大きく値を下げたりします。なので大きく下げた時をやり過ごす方法を知っておけば大きなリターンが期待できます。

インデックス投資とは

小金持ちを狙うのであればまず検討すべきはインデックス投資ですね。これは幅広く分散させた株式を長期保有する投資方法で、人類の経済発展に賭ける投資方法とも言えます。

このため時間はかかりますが参加者全員が報われる可能性が高く、長期で見て平均5~7%程度の成長が見込めます。

 5% ⇒ 約14年で資産が2倍
 7% ⇒ 約10年で資産が2倍

投資の神様、ウォーレンバフェット氏もインデックス投資に肯定的な発言をしていることも有名ですね。

この投資方法のポイントは長期的に右肩上がりが見込める国や地域に分散投資して、短期の値動きは無視すること。

実はこの「短期の値動きを無視する」というのがこの投資方法の一番難しいところで、冷静に考えれば「どうせ長期で見れば右肩上がりなので、景気後退時は放置・買い増して次の値上がりを待つことが正解」なのですが、ここが腹落ちしていないと狼狽売りをして負けが確定します。

この対策はリスク許容度、つまり株価が下がって資産価値が下がっても耐えられる範囲内で投資をすること

 価格変動に慣れるまでは少額で投資する
 現金や債券を加えて値動きをマイルドにする

・・・などの対策を取るのが一般的です 

リスクヘッジは現金で

この値動きをマイルドにする方法として教科書的には債券を組み入れる事が勧められています。でもやすきちの考えは債券ではなく現金を持つことで資産全体の値動きをマイルドにすること。

なぜならば債券も価格は変動しますし、ならば株式と現金のみでシンプルにわかりやすくするのがいいと思うんです。それに現金でリスクヘッジしておけば暴落して安くなったときに買い向かう資金に使えることもメリット、このときに買い向かう事ができれば回復期のリターンは大きいですよ。

ただ債券が不要かといえばそうでもありません。株式よりは値動きが小さくディフェンシブであるのは間違いありませんから、すでに大きなお金を持っている人が自分の資産を守る目的で債券を購入するのはあり、状況に応じて使い分けることが必要だと思います。

NISAをフル活用すべし

投資の原則はできるだけ手数料と税金を払わないこと、その意味で非課税口座のNISAは目一杯活用したいですね。まずはNISA枠やiDeCoといった非課税制度を目一杯使って更に余力がある場合だけ通常の特定口座を利用するのというのが最適です。

またつみたてNISAの対象は長期運用で資産形成が期待できる低コストの優良なファンドしか無いので、ここから選ぶのがいいでしょう。

今から投資をするならばここらあたりのファンドで積立しながら長期運用するのがおすすめです。
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
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やすきち株式の内訳公開

やすきちが株式を始めたきっかけはインデックス投資の存在を知ったからです。幅広く分散させた株式を長期間保有することで人類の経済発展に賭けるかなり手堅い投資手法、ほとんど手間がかからずに長期にわたってリターンが狙えるなんて、めちゃくちゃ都合がいいじゃないですか。

現在、やすきちはこのインデックス投資と配当をもらい続ける高配当株ファンド、そして現金だけでポートフォリオを作っています。

VTI:インデックス投資(全米株式)
VYM:米国高配当ファンド

VYMは、個人的にそろそろ資産を取り崩すステージに近づいてきたので勝手に口座にお金を入れてくれる高配当株ファンドを追加して現在に至ります。

インデックス投資は原則積み立て

人類の経済成長に賭けるインデックス投資は原則積み立てがおすすめです。もしまとまったお金があって購入直後に暴落があって株価が半分になっても気にしないという豪胆な方は一括購入もOKです。

インデックス投資は長期的に成長が見込まれる市場に分散するので、早いうちに資金を市場に入れたほうが長い目で見てオトク、ただ短期の価格変動リスクをもろに食らうので一般的には積み立てがおすすめされています。

高配当株投資は下がったときに買う

高配当株投資は株価の値上がりを期待していません。淡々と配当金をもらい続ける地味な投資、長期で見て株価が下がらなければOKというスタンスです。

なので安いときに購入してホールドするのが基本、このため暴落などにより株価が下がったときに買増する資金を持っておくのも基本です。ちなみにやすきちのポートフォリオにある現金はこのためなんですよ。

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今後の方針(取崩し)

インデックス投資は簡単に始められて資産形成ができるので、誰にでもおすすめできるんですが、時間をかけて増えてきた資産を減らしていくわけですから精神的な葛藤は避けられないでしょう。これがインデックス投資のデメリットなんです。

でも実はこれについては色々な研究がされていて、そのひとつにトリニティスタディ(4%ルール)と呼ばれるものがあります。毎年の取り崩し額とどのくらい資産が持つのか、その確率を研究したものなのですが、引退時の資産を毎年4%づつ定額で取り崩すと資産が減らないというもの。

やすきちは年金受給開始が6年後、年金受給後は配当とインデックス投資の4%取り崩しで年金不足分の補完を考えています。

ほんとに資産が減らないのか、状況は定期的に記事にしたいと思いますので応援宜しくお願い致します。

まとめ

小金持ちを目指すならば倹約して浮いたお金を株式での資産運用に回すだけで達成が可能です。

そして資産運用ですが、全世界株式や全米株式のインデックスファンドを積み立てるだけでOK、余計なことはしないでここからスタートしてください。そして、もし余裕ができたら高配当株を組み入れるくらいがちょうど良いと思います。

インデックスファンドは長期的に成長が見込める国や地域に分散投資し、長期的なリターンを狙うかわりに短期的な値動きは無視する投資方法、なのでこの短期的な値動きに翻弄されて狼狽売りをしない事が重要になります。

 価格変動に慣れるまでは少額で投資する
 現金や債券を加えて値動きをマイルドにする

そして価格変化をマイルドにする方法として教科書的には株と債券を組み合わせることが推奨されています。しかしやすきちは債券ではなく現金を持つことをおすすめします。債券価格だって動きますし現金は景気後退時に株式を買い増す資金にもできますからね。

債券は資産を増やすステージではなく資産を守るステージに入ってから考えればいいでしょう。

あと忘れてはいけないのが非課税制度をフル活用すること、具体的にはNISAやiDeCoの活用です。投資で資産を増やすためにはできるだけ手数料と税金を払わない事が鉄則です。

以上、小金持ちになるための投資の考え方と全世界株式や全米株式のインデックスファンドだけでいいという話をさせていただきました。

実際に過去7年で資産額が2倍になっていますし、ほとんど手を入れなくてもそのくらいのパワーが出てしまいます。もちろんマイナスになる年もありますが、長期で見れば参加者みんなが報われる可能性が高いので小金持ちへの道には欠かせません。

小金持ちを目指すのであれば、証券口座は必要不可欠、持っていないのであれば口座開設しましょう。

以上、何か役立つことあったでしょうか?
それでは、また!!

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