【お金を使うのが怖い】お金は道具・使わないと上手にならない

お金は使ってなんぼ

当ブログでは普通の会社員でも倹約してお金を捻出し投資に回すだけで満足度が高く小金持ちになれると主張しています。しかしこの方法には落とし穴があって、それは堅実に資産を積み上げてきたお金を使う事に罪悪感を感じ「お金を使うのが怖い」と思ってしまうことなんです。

「お金は道具」ですからモノと交換して初めて価値を発揮します。そして道具を使いこなすには練習が必要です。

今回の記事は「お金を使うのが怖い」と感じてしまう方が、有益なお金の使い方ができるような練習をお伝えしたいと思います。

必要な所にはきっちりと支出することは豊かな小金持ちの必須なスキル、やすきちも「お金を使うのが怖い」病にかかっていましたから参考になると思います。

それでは早速解説していきましょう。

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なぜお金を使うのが怖いのか

「お金を使うのが怖い」これは「つい浪費してお金が貯まらない」という人と根本原因は同じで、自分にとって価値のあるものと価値のないものの区別がついていないのです。

堅実な方はお金の不安などから価値のあるものにも支出できず、浪費家の方は自分にとって価値のないものも必要と考えて支出してしまうんですね。

またお金の不安は将来への見通しが立っていないことも理由のひとつです。なので何時までにどのくらいの資産を作るのか現実的なラインで考えておくと「お金を使うのが怖い」というの感覚は緩和されるかもしれません。

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お金を使わないとどうなるのか

ここではお金を目的なく貯めてしまう事の問題を少し掘り下げてみたいと思います。

お金自体には価値はない

「お金に価値はない」なんていうと色々と批判が出そうですが、冷静に見ればただ数字が書かれた紙や硬貨です。ただ日本政府がここに書かれている数字の分だけモノやサービスと交換できる事を保証している、いわばクーポン券がお金の正体なんです。

なのでお金は大切ですが、これ自体には価値はなく交換した商品やサービスにこそ価値があると言うのが大前提になります。

家族との旅行
●趣味のお洒落
●友達との会食
●自己投資・・・等々

自分にとって価値のあるものは家族や友達と過ごす時間だったり、趣味に必要な物だったりします。お金はそれらを実現させるために有効ですが、価値そのものでは有りません。

時間は取り戻せない

お金はモノやサービスとの交換ができるクーポン券、使わずに取っておけば将来の備えになります。なので将来何があるかわからないと思えばお金を貯めておいたほうが安心感が増すのは当然です。

でも貯めて使わない事のデメリットにも目を向けると、それは若いほうがよりお金から価値を引き出しやすいということなんです。たとえば年を取るとこんな事ありそうじゃないですか?

●昔よりも食べられなくなった
●長期の旅行がきつい
●体力を使う趣味がおっくう・・・等々

何歳になっても行動するのは大切、何時でもしっかりと経験にお金が使える人もいるかもしれませんが、過ぎてしまった時間は取り戻せませんから「今できる経験」にはしっかりと支出したいものです。

やった事にはあまり後悔しないものの、やらなかったことへの後悔は大きいといいますからね。

インフレに負ける

インフレとは物の値段が上がり続ける現象のことです。日本政府初め先進国ではインフレ目標を2%と定めて金融政策を実行しているのをご存知でしょうか。

簡単に言えば、100万円のお金は10年後でも100万円のままですが、交換できるモノやサービス価格が2%づつ値上がりするので実質お金の価値が下がっていく事を言います。

どのくらい目減りするのか、2%のインフレで試算するとこうなります。

現 在:100万円
5年後: 90万円
10年後: 82万円
20年後: 67万円
30年後: 55万円
40年後: 45万円

現在100万円の貯金があってもモノやサービスの値上げによって、10年後には現在の82万円分、20年後には67万円分の消費しかできなくなります。

このように貯金はインフレに弱い資産だということを知っておいてください。

※:でも貯金というのは要注意

貯金は必要ですが、その性質上「近い将来使うお金は貯金」に向いています。老後資金など「遠い将来使うお金」は投資で「育てる」という考えが大切になります。

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小金持ちまでの道筋を立てよう

お金は道具ですから使うのが上手な人もいればそうでない人もいます。「お金を使うのが怖い」という方はどちらかといえばお金の使い方が上手ではないので練習用の予算を確保してみませんか。

提案したいのが今まで貯金に回していたお金を4つに分けて小金持ちまでの道筋をつけておくこと。

1)今を楽しむお金
2)自己啓発
3)近い将来に備えるお金(貯金)
4)遠い将来に備えるお金(投資)

「遠い将来に備えるお金」は積立投資で毎月※万円、「近い将来に備えるお金」は貯金で生活費の※ヶ月分・・・のように金額を決めて積み立てます。すると、これ以外は「今を楽しむお金、自己啓発」として使い切っても、生活に困る・・・とか、小金持ちへの道が遠のく・・・というような事はありません。

この状態を作ればお金の不安はかなり消えるはずです。さらに「近い将来に備えるお金」が満額貯まったら、その分は「今を楽しむお金」に回しても問題ないので更に安心感がますでしょう。

お金を使いこなす練習

「今を楽しむお金、自己啓発」の予算を確保したら、そのお金を使って自分が満足感を感じる所にはしっかりとお金をかけ、そうでない部分はおさえる練習をしていきましょう。

どうせ予算は決まっているので使いすぎも心配ありません。やることは予算の範囲内で支出してみて、よかった支出はなにか、買ったけど使わなかったものはなにかを振り返るだけ、これを続ければ自ずと価値観が整理されてくると思います。

価値観を整理するコツは定期的な固定費の見直しと断捨離

固定費の見直しは、例えば「必要だと思っていた保険がほんとに必要か、不安を煽られているだけではないか」というような、いままで当たり前と思っていた部分に目を向けること。

また、満足度が高いし絶対に必要だと思って買ったけど、実はほとんど使わなかったものは断捨離であぶり出されます。

収入には限度がありますが、欲しいものは無限です。なのでお金の使い方を考えるということは自分にとって大切なものなにかという自分の価値観を見直すということです。

必要なものにはしっかりとお金をかけて、それ以外はバッサリカットすることが豊かな小金持ちを目指すコツ何じゃないかなと思います。

まとめ

やすきちも昔はお金を使うことに罪悪感を感じるタイプの人間でしたが、結局お金はモノやサービスと交換できるクーポン券、倹約する中で満足度高く支出することは重要と思うようになりました。

今しかできないことに支出するのは価値があることです。それにインフレ負けするのであれば貯めておいても仕方有りません。

近い将来使うお金を確保しつつ、今を楽しむお金と遠い将来使うお金のバランスをどのようにして取るのか、これを考えるということは自分の生き方を考えることと同じです。

豊かな小金持ちを目指すため、お金の使い方について練習し、試行錯誤してみましょう。

以上、何か役立つことあったでしょうか?
それでは、また!!

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