【50歳からの株式投資】ETFと投資信託/厚切りジェイソンさんオススメのVTIはどっちで買うべき?

株式で勝手に増える

厚切りジェイソンさん、たった13年の投資で一生分の資産を築いたらしいですYahooNEWSでも紹介されてました。

投資先は米国株式全体に分散投資するVTI、このETFは購入できる米国株式のほぼ全て約4000銘柄を組み込んでおり成績が良いものから悪いものまですべて含んでいるのが特徴です。

資産形成の方法は単純に「たくさん稼いで、倹約して、投資に回す」、そして投資方法はオーソドックスなインデックス投資で「長期・分散・積立」を継続するというものです。

長期:
約13年でFIREを達成ということなのでVTIのチャートを見てみると、確かに13年前から投資を行えば評価額は約4倍に増えていることがわかります。

分散:
投資先はVTI一本とのこと、たった1本じゃ分散できてないのでは?? そんな事ありません組み込み銘柄は米国で購入できるほぼすべての株式ですから十分すぎるくらい分散しています。

積立:
普通の人におすすめできる投資方法ですね、手元に投資に回せるお金がなくても少しづつ資産を投入することで無理なく資産形成できるのと、時間の分散で高値づかみを避けることができます。

厚切りジェイソンさんもやっているオーソドックスなインデックス投資、VTIを「長期・分散・積立」で運用するだけ、経済的な自立も夢じゃありませんね。

さてさて、このVTI購入方法は一般的には以下の2択、いずれもSBI証券や楽天証券などネット証券で購入可能です。

・ドルでETFを購入する
・投資信託を円で購入する

投資先が同じなのでパフォーマンスは同じになるはずですが、ではETFで購入したほうが良い人、投資信託で購入したほうが良い人の違いはなにか確認してみましょう。

結論
・分配金が欲しい人はETF
・パフォーマンスを重視する人は投資信託
・少額から投資をしたい人は投資信託

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分配金が欲しい人はETF

投資で得られるリターンはキャピタルゲイン(売却益)とインカムゲイン(分配金)の2つです。

・売却益は購入価格と今の評価額の差
・分配金は企業が利益から分配するお金

VTIは売却益狙いのETFのように思われがちですが、分配金だってちゃんと出ているのですよ。

現在の分配金利回りは約1.2%(2022/01/08調べ)なので今日買えば税引前で1.2%程度の分配金が期待できるというイメージです。

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パフォーマンスを重視する人は投資信託

投資信託は気軽に円で投資できますが、ETFよりも運用手数料が高くなります。

これは証券会社が円をドルに交換するための手数料、VTIを買い付ける手数料、大元のVTI運用手数料など余分な手数料がかかるためなので仕方ありません。

だったら手数料が安いETFのほうが有利ではないか??

でも、ちょっと待って下さい。もらった分配金は更にVTIを買う資金にすると最もパフォーマンスが良くなりますよね。

この分配金の再投資を考えるとちょっと状況が変わってくるのです。

キモは分配金には20%課税されること
・ETFは課税されたあとに支払われる
・投資信託は分配金が支払われない(課税がない)

 ⇒自動で再投資されている

「課税されたあとに再投資するのか、課税前に再投資するのか」を考えると分配金を出さないほうが効率がよい事がわかるでしょうか。

あとは手数料の差を考えることになりますが、ETFと投資信託の運用手数料の差は微々たるものなので投資信託の方が有利になってきます。

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少額から投資をしたい人は投資信託

投資信託は100円や1000円から投資が可能です。なので毎週1万円づつ積み立てたりすることが可能です。

しかし本家VTIの価格は今日時点で236$ドルですから日本円で約2.7万円、2株購入しようとすると5.4万円、3株だったら8.1万円・・・と少額の投資がやりにくいのです。

投資信託は少額から積立が可能しかも自動積立ができるので、投資信託であれば今資金に余裕がなくても忙しくて手間がかけられなくても投資ができます。

VTIの買い方

VTIのように投資家の資産形成に役に立つファンドは証券会社や銀行窓口では絶対に売っていません。なのでネット証券で探しましょう。ETF・投資信託どちらもSBI証券や楽天証券などネット証券で購入可能です。

ETF:
・VANGUARD TOTAL STOCK MARKET ETF

投資信託:
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
・SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

投資信託はいずれも投資先がVTIというわかりやすい仕組み、なのでパフォーマンスはどれも原則同じ、評価額がドルベースなのか円換算表記なのかの違いしかありません。

また運用手数料はどれも最安クラスですが、投資信託では後発のSBIが安く設定されています。なのでこれから購入するのであればSBI・V・全米株式インデックスファンドが良いと思います。

すでに楽天VTI運用中の方は乗り換える必要はありません。手数料の差よりも利益確定時の課税のほうがデメリットになりますからね。

まとめ

オーソドックスなインデックス投資で「長期・分散・積立」するのは資産形成にとっても有効、厚切りジェイソンさんも実施している再現性の高い方法です。

投資対象はVTI、米国は過去にもリーマンショックやコロナショックなど大暴落があっても回復した歴史があり、暴落時に狼狽売りししなければ長期運用で結果を出せる確率が非常に高いです。なのでやす吉もVTIで資産運用中です。

ETFで買うか、投資信託で買うのがいいのか・・・
1)毎年1%程度の分配金をもらいながら売却益も狙いたい
  ⇒ ETFがオススメ

2)分配金は再投資してパフォーマンスの最大化を狙いたい
  ⇒ 投資信託がオススメ
    分配金は無し、自動で再投資される

3)手軽に手間なく投資をしたい
  ⇒ 投資信託がオススメ
    積立設定をすればあとは少額でも自動投資可

なお、今回紹介している投資信託はつみたてNISA対象商品です。金融庁もお墨付きの優良ファンドをつみたてNISAで運用すれば利益は非課税になります。

なので、これから始める方はつみたてNISAを利用してSBI・V・全米株式を購入するのが良いと個人的には思います。

以上、なにか役に立つことあったでしょうか?
それでは、また!!

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