普通の会社員がお金に不自由しない人生を過ごしたいと思うのであれば狙うのは小金持ち、でもどうやれば小金持ちになれるのかわからない・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当ブログでは普通の会社員でも倹約と投資で小金持ちは達成できると主張しています。「誰でも達成できるの? 倹約でお金を貯めるって辛くない?」 安心ください、やすきちも倹約で貯金と投資の種銭を作ってきましたから自信を持って誰でもできると言えます。
今回の記事では楽に支出をおさえる倹約の考え方をお伝えできればと思っています。
倹約は自分の価値観や常識とどう向き合うかがポイント、一旦コツを掴んでしまえば倹約を進めて貯蓄率を上げることは実は容易なんですよ。(貯蓄率:手取り収入に占める貯金や投資の割合)
倹約のポイント3選
倹約とはその支出が自分の満足や幸福に繋がっているのかを考え、繋がっていなければカットすることだと考えています。自分の価値観を整理整頓する行為と言い換えてもいいでしょう。
倹約が難しいのは、「この支出は当たり前・この支出は自分にとって必要」だからもう削れるところはないと思い込んでしまうことです。
もちろん物理的に倹約の限界はありますが、自分の満足や幸福はなにかを整理しつつ、繋がっていないものはカットすることは生活が身軽になり、お金の心配を遠ざけてくれます。
見栄や常識で買わない
倹約を行う上で一番注意しなければならないのが見栄や常識ですね。人は他人との比較で満足を感じやすい生き物なので、つい他人よりも良いものがほしいとお金を使ってしまうものです。
でも他人との見栄の張り合いを続けてもその先に幸福はありませんし散財するだけなので、同じ土俵には立たないほうが賢明です。
また、まわりの常識や価値観に引きずられるのもNG、例えば社会人だったら保険に入るのは当たり前と思っていませんか?保険は万一のときに生活が破綻するリスクをヘッジするものなので、自動車保険や火災保険、小さい子供がいる場合のみ掛け捨ての生命保険で十分なはずです。
・見栄を張っていませんか?
・ほんとに必要なものですか?
・他の方法はありませんか?
資産を買う負債は買わない
名著「金持ち父さん貧乏父さん」では資産と負債についてこのように書かれています。
資産:ポケットにお金を入れてくれるもの 負債:ポケットからお金を奪っていくもの
つまり「ポケットにお金を入れてくれるもの」を買い、「ポケットからお金を奪っていくもの」は買わないことがポイント、これを続けていけば自動的に資産は増えていきます。
例えばインデックス投資は資産になるでしょうし、自宅であればお金は産まずに税金や補修費用などポケットからお金を奪っていくので負債です。
ただ持ち家は心の豊かさに直結する可能性が高いので、負債とわかった上で買うならばOK、ただ負債を買えば資産形成のスピードは落ちることを意識してください。
心の豊かさと将来への備えをどのようにしてバランスを取るのか、個人の価値観によるというところですね。
満足度が高いものを買う
満足度が高いということは買ってよかったと思えるもの、こういうものはたとえ浪費であっても支出を検討しましょう。
たとえば、趣味への支出は心の豊かさにつながるので明らかに満足度が高く、恋人や家族でいった旅行も満足度が高いはずです。
逆に習慣化しているものや明日には忘れてしまうようなものへの支出には注意が必要です。
例えばコンビニでコーヒーを買って150円、毎日続ければ年間で54,000円の支出です。習慣化していることや明日には忘れてしまうようなものの満足度は一般的に高くはないので検討の余地があるのではないかと思います。
余裕ある倹約は固定費が肝
倹約のコツは満足度を下げないで支出をおさえること、その意味で固定費の見直しは重要になってきます。何故ならば固定費はいくら下げても生活の満足度にほぼ影響しません。
しかも一度見直せば効果が長く続くのもポイントです。見直す対象はスマホの契約やプロバイダ、電気・ガスなど、聖域なく様々な費用を見直しましょう。
もちろん不要な保険に入っていないか?自動車保険ならば保証内容を見直すことも必要でしょうし、一括見積もりで最安の保険を探すのもありです。
ものを捨てると変動費も減る
固定費の削減はやれば効果が出るのですが、変動費は毎月決まった金額がかかるわけではないので満足度を維持しながらムダを省くのにはコツがいります。
やすきちがおすすめしている変動費削減方法は断捨離と整理整頓。とにかく要らないものや必要だと思って買ったけど結局使わなかったものを定期的に捨てましょう。そして必要なものは定位置を決めて、使い終わったらそこに戻すことを徹底する。すると不思議と変動費が下がってきます。
理由は、捨てることで「これ高かったから、まだ使えるから」といろいろと葛藤することになります。それでも捨ててしまえば次回の買い物のときに自制心が働くんだと思うんですよ。
そして部屋を整理整頓しておくことも不要なものをあぶり出す仕掛けのひとつです。
家計簿をつけよう
家計簿をつけることも忘れてはいけません。支出を管理する上で想定外は蓄財スピードに大きな影響が出てしまいいます。それに支出が大きな項目は改善ができないかを考えるネタにも使えます。
そんな面倒くさいことしたくないよ、と思われた方もいるとは思いますが月に1〜2回でも家計簿を見直してお金の状況を把握することは、お金の不安を遠ざけることに直結しますから是非やってみてください。
やすきちが使っているのが「マネーフォワードME」自動の家計簿アプリです。無料版でも十分に使えます。 設定がちょっとめんどくさいのですが試してみる価値はあります。
まとめ
普通の会社員がお金に不自由しない人生を過ごしたいと思うのであれば、倹約で貯金や投資の種銭を作りインデックス投資で資産運用をすること。特に倹約で支出をおさえても満足度が下がらないようなスキルが身につくと、お金の不安がかなり減ってきます。
ただ倹約が難しいのが「この支出は当たり前・この支出は自分にとって必要」との意識が働くのでこれ以上削るのは難しいと思いこんでしまうことなんです。
もちろん物理的に倹約の限界はありますが、自分の満足や幸福に繋がっていないものはカットすることができれば満足度が高く、お金の心配は遠ざかります。
見栄や常識で買わない
資産を買う負債は買わない
満足度が高いものを買う
また、負債は買わないのが原則ですが、自分自身の満足度が高いと思うのであれば購入を検討すべきです。なぜならば今を楽しむために必要な支出ですからね。
問題は今買えばその分蓄財ペースは落ちます。なので今と将来のバランスを考えて決めること、ここは人それぞれの状況や価値観ということです。
倹約とは「見栄を張らずに、当たり前を疑い、資産と負債の区別をつける、そして自らの価値観で今と将来のバランスを取ること」これに近づければ小金持ちはもう目前かもしれません。
以上、何か役立つことあったでしょうか?
それでは、また!
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