200日移動平均線は長期のトレンドを見るのに有効とされますが、NYダウ平均 気がついてみたらこれを割り込んでいました。 米国の株式は右肩上がりなのでなかなか200日移動平均線を割り込むことがなく、ここまで下がったらスポットで買いだなとおもってました。
4月、5月はヒゲが200日移動平均線に触る程度でしたが、今回は結構しっかりとかかっています。
(NYダウ)
であれば買うしかないと思っちゃいますが、今飛びつくべきかちょっと 冷静に考える必要有り、ということですよね。
過去の200日移動平均線
このようなときは過去のチャートをみるのが良いだろう、そこで昔のチャートを見ようと思ったのですが、愛用しているSBI証券でチャートを見ると過去1年を超えると週足に、過去10年では月足となり、200日移動平均線を見ることができません。
そこで近似ですが、200日(稼働日)⇒40週、200日⇒12月として見てみます。
NYダウ過去5年
これを見ても、今40週移動平均線まで下がっていることがわかります。 ではチャイナ・ショック時の動きを見てみると2015年~2016年にかけてガッツリと移動平均線を割り込んでいることがわかります。
また、それ以外の平常時は下がっても移動平均線に触れる程度までしか下がっていませんね。
NYダウ過去10年
これを見ると2010年半ば、2011年後半に景気が低迷していたことがわかります。
さかのぼってみると、この時期はギリシャ債務問題が顕在化、欧州債務危機、米国の景気低迷から、とある格付け会社が米国債の格付を初めてトリプルAからダブルA+へと引き下げた事もあったようです。
結局どうなの?!
それにしても、チャイナ・ショック以降の移動平均線の上昇角度ちょっと大きすぎませんか? (下の図の青線) 今年のはじめに調整が入ってしまいましたが、てもおかしくない上昇っぷりです。
過去10年の200日移動平均線(近似)をそのまま伸ばしたのが赤線です。私が勝手に引いたのですが、2017年の急激な上昇はチャイナ・ショックの反動だったのかもしれません。(青矢印) この図を見ていると今年はじめに調整が来たのも何となくわかる気がします。
今後もこの赤ラインを中心にチャートが上下に振れると考えるのであれば、下がることはあってもこのまま伸び続けることはないように見えます。
しばらく横ばいか、低迷するか いずれにしても2018年2019年はじめまではあまり良くなさそうに感じます。
とはいえ、実際にどの様になるのかは誰にもわかりません。 もしかするとIT系が大きく発展し市場が広がれば上昇に転じるかもしれません。
結論としては200日移動平均線まで下がっているが焦って大きく買う必要なないと判断します。 こんな時ほど積立投資が大切、当面VTIの積立額を少し増やしておく程度の対応で様子を見たいと思います。
もちろんこれはやす吉の勝手な想像なので絶対ではありませんよ。
(;・∀・)
チャートについては色々と私の勘違いもありました。

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