ロボアドの運用成果を比較する/WealthNaviとTHEO

SBI証券で扱っている WealthNavi、THEO どちらも投資一任型のロボアドで、WealthNaviはロボアドの草分け、それに対してTHEOは初めてAIによるアシストを組込んだはじめてのロボアド。

ロボアドが登場してから約4年、特にこの1~2年で当たり前になり 手数料の高かったファンドラップがロボアドに置き換わる勢いです。

SBI証券で扱っている WealthNavi、THEOは過去2年の運用成績が公開されているので、他のETFと比べてどうだったのかを確認 成果を比較してみたいと思います。

まず簡単に各ロボアドのおさらい

投資一任型のロボアドにも様々な種類があります。 SBI証券では 初めてAIによるアシストを組込んだ「THEO」、ロボアドの草分け的存在の「WealthNavi」 この2つを扱っています。  なぜこの2つなのか? それは多分ロボアドの性格が大きく異なるからだと思っています。

WealthNavi:

ロボアドといえばWealthNaviと言われるくらいメジャーで草分け的な存在です。 当初は最低投資金額も300万円と聞いていますが、現在は10万円からと少額から可能。

投資対象は米国ETFの中でも王道のETF6~7種を組み合わせて運用します。

WealthNavi組み込み銘柄(2017年12月時点)

資産クラス 銘柄
米国株 VTI
日欧株 VEA
新興国株 VWO
米国債券 AGG
物価連動債 TIP
GLD
不動産 IYR

投資対象が少ないので比較的ポートフォリオも簡単になります。

以下は私のポートフォリオを試算したもの、300万円は適当に入れたので無視、割合だけを確認願います。

VTIは米国全体に対して分散投資、VEAは米国を除く先進国、VWOは新興国株式へ分散投資しているので、これらの組み合わせで世界中へ投資していることになります。

また、債権は米国債権のAGGのみ、あとは金、と不動産少々という組み合わせ ポートフォリオが簡単なため 自分の運用にも参考にできそうです。

THEO:

AIによるアシストを使ったはじめてのロボアド、運用は1万円から可能ですが、分散の効果を得るためには最低でも10万円以上の運用が望ましとされています。

投資対象はWealthNaviの6~7種に対して、30を超え非常に多くなっています。

THEO組み込み銘柄(2017年6月時点)

銘柄 名称 投資対象
VTV バンガード 米国バリューETF 先進国株
VBR バンガード 米国スモールキャップ・バリューETF 先進国株
VBK バンガード 米国スモールキャップ・グロースETF 先進国株
VOE バンガード 米国ミッドキャップ・バリューETF 先進国株
VOT バンガード 米国ミッドキャップ・グロースETF 先進国株
VPL バンガード FTSE パシフィックETF 先進国株
QQQ パワーシェアーズQQQ信託シリーズ1 先進国株
EWG iシェアーズ MSCI ドイツ ETF 先進国株
EWJ iシェアーズ MSCI ジャパン ETF 先進国株
EPP iシェアーズ MSCI パシフィック(除く日本)ETF 先進国株
VWO バンガード FTSE エマージング・マーケッツETF 新興国株
EWW iシェアーズ MSCI メキシコ ETF 新興国株
EWZ iシェアーズ MSCI ブラジル ETF 新興国株
EWY iシェアーズ MSCI 韓国ETF 新興国株
EWT iシェアーズ MSCI 台湾ETF 新興国株
FXI iシェアーズ 中国大型株 ETF 新興国株
IEF iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF 先進国国債
TLT iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF 先進国国債
VMBS バンガード 米国モーゲージ担保証券ETF 投資適格債券
LQD iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債 ETF 投資適格債券
MBB iシェアーズ 米国 MBS ETF 投資適格債券
EMB iシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券 ETF 新興国債券
IHY ヴァンエックベクトル国際ハイ イールド債ETF ハイイールド債券
HYG iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債 ETF ハイイールド債券
SRLN SPDR ブラックストーン / GSOシニア ローンETF バンクローン
IAU iシェアーズ ゴールド・トラスト コモディティ
SLV iシェアーズ シルバー・トラスト コモディティ
DBA パワーシェアーズDBアグリカルチャー ファンド コモディティ
DBC パワーシェアーズDB コモディティ インデックス トラッキング ファンド コモディティ
IYR iシェアーズ 米国不動産 ETF リート・不動産
RWX SPDR ダウ ジョーンズ インターナショナル リアル エステートETF リート・不動産
IGF iシェアーズ グローバル・インフラ ETF 先進国株
WOOD iシェアーズ グローバル・ティンバー&フォレストリー ETF 先進国株
TIP iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF 先進国国債

ロボアドのパフォーマンス比較

では早速、公開されているパフォーマンスのグラフを見てみましょう。

WealthNave:

2016年1月に 100万円、その翌月から毎月3万円ずつ積み立てながら投資した場合のグラフになります。

リスク許容度は投資込み時のインタビュー等で決まりますが、最大の5にした場合2年間で投資元本に対して約34%リターンが増えています。

THEO:

以下のグラフは2016年3月~2018年1月の月次リターンより算出したシミュレーションで積み立てはしていない状態です。

これもWealthNavi同様にリスク最大で見ると、35%リターンが増える結果となりました。

王道ETFを組み合わせる WealthNavi、 多くのETFを組み込むTHEOで 積み立てと一括で条件は異なりますが、 ともに2年で約35%のプラスという結果です。

VTIとの比較

VTIは米国の大、中、小株 約4000銘柄を組み込むETF、米国全体をカバーします。 

WealthNaviやTHEO同様に2016年はじめから約2年のリターンを見ると
 2016.1/29  98.33ドル
 2018.2 /2 141.30ドル
結果 約43%リターンが増えています。

為替は考慮していませんが、単純に数字だけを見ればVTIの方がリターンが大きくなっており、米国株式の成長が右肩上がりで大きいことがわかります。

この結果だけでロボアドよりもVTIがよい とはなりません。 投資対象が米国だけのVTIと世界分散のWealthNavi,THEOで投資対象が大きく異なるからです。

 

WealthNaveやTHEO運用開始からまだ2年なので、これから長期運用をした場合どのような運用結果を残していくのか注目していきたいと思います。

なお、ロボアドはTEHOしか運用していませんでしたがWealthNaviも同じ条件で始めることにしました。 この2つ米国ETFを利用して世界中への分散投資を行いますが、投資対象が大きく異なるのでどうしても比較をしてみたくなったのです。

結果はまた・・・

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