長期運用で積立投資をしている限りはあまり使わない指標ですが、PERという指標があります。これは株価が割高か割安かを見る目安、絶対的にPERがいくらだったら安いとかはありませんが、スポット的にETFを購入するときには移動平均線などとともに参考にしたい指標です。
今回は一体どこでPREが確認できるのが調べた備忘録です。
PERとは
株価を一株あたりの利益で割ったもの、つまり1株あたりの利益が100円だったとして、株価が1500円だったらPERは1500/100=15倍 となります。
利益が同じだったとして株価が上がれば割高となりますし、その逆であれば割安となります。 ただ絶対的な指標ではないので20だったら割高、20を切れば割安と言うような決まった値はありません。
一般的には先進国の株式では15〜20倍くらいで推移しています。 現在の日本は13.6倍なのでこれに照らせば日本株はやや安い。 米国は22.4倍なので数字だけ見れば 利益の割に株価が高い、つまり買われすぎとなります。
200日移動平均線とPER
S&P500
直近の株価は200日移動平均線にかなり近づいていました。 いままで200日移動平均線より上にあったので今は割安になってきたのかもしれません。
PERが確認できるサイト
PERが確認できるサイトを探してみましたが、「Yahoo Finance」英語版でPERが確認できます。
URLはここ
Yahoo Finance
PE Ratio(TTM) と書かれた部分がPERとなります。 (TTM)は過去12ヶ月の利益の実績から計算されたものという意味です。
ただ、いろいろと試してみましたが、 N/A となる場合が多くその理由がよくわかっていません。(わかったら更新します)
Myindex
また、国単位で情報を提供して頂いているサイトにMyindexがあります。 国単位で時価総額やPER、PBRがまとめられており、大きな動きが分かります。
https://myindex.jp/global_per.php
長期株式投資の適切な購入タイミングは誰にもわかりません。 このため、積立投資 ドルコスト平均法といった方法があり、逆に考え過ぎて結果何もしないほうがよかったということにもなりかねません。
しかし、明らかに割高な局面というのはあります。 現在の米国のPERは22.4倍 多少高めですが、例えばITバブルの頃は40倍を超え、明らかに過熱状態。
200日移動平均線とともにPERも確認し、明らかに割高場面では多額な資金を投入することに対して慎重になるべきだと自分の反省含めて 皆様にもおすすめします。
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