デフレってホントに悪いものなの!?

6月15日の日経新聞によると、

米連邦準備理事会(FRB)は13日、1.75~2.00%へ利上げ、欧州中央銀行(ECB)でも年内の量的緩和縮小を決定。米国に遅れながらも、金利正常化へ歩を進めた。

米国の物価上昇率が2%、欧州でも1%強で上昇も見込める状態。これに対して日本の物価は春以降伸び率が縮小している。

日本では景気も雇用も回復を続けているのに一向に物価が上がってこない。 理由は「15年続いたデフレ、低成長がデフレマインドとして企業や家計に残っている」

とありました。 

いやいや、雇用が回復ってパートや請負とか給料の低い人達が増えているわけで 株価の上昇は余ったお金で会社が儲かっても、社員まではあまり落ちていかないということでしょ?

いままで人件費を切り詰めて低価格を実現、このため業績が向上しても成果が人に分配されない仕組み。 消費者は使えるお金がないのだから物価が上がるわけ無いと思うのですが、どうなんでしょうか?

まあ日銀ができることといえばお金を供給してインフレに誘導することだと思うんです。 だからインフレ目標を掲げてお金を投入するのはありだと思いますが、でもこれだけですぐにでもインフレ目標が達成できるのかといえば難しそうです。

デフレだっていいじゃん

なぜデフレじゃダメなのか、いろいろと解説されている本やBlogあります。 でも景気回復するのとインフレやデフレにどのような関係があるのかイマイチよくわかりません。  

よく言われるのがデフレになると値段が下がるので会社が儲からず、給料も下がってみんなが困る。 

でもデフレになるということは海外からも観光客も 日本の物価が安いので来やすくなるということですよね。 物価が安いですが、そこでしっかりとお金を落としていってもらえば景気は良くなる方向だと思うのですが、どうなんでしょう?

物が売れないので適正価格が下がる、するとライバルメーカーも価格を下げざるを得なくなる、一度安くすると消費者はその値段で買おうとする、すると給料が安くなって・・・というデフレスパイラルの説明は すごく違和感を感じます。

その一面もあるのは分かりますが、他にも様々な要因があるはずです。 すでに供給過多の市場でものが売れずに価格が下がるのは当たり前じゃないですか、 すると 新しい産業が育たないのが問題であってレッドオーシャンの市場で頑張っているのが問題、とか

少し前にも相続税が上がり、来年は消費税が上がる その他にも社会福祉にかかるお金がどんどん減っているので税金は上げていく方向であることは誰もが感じている事です。 となればお金を使う気持ちになれません。

既に税金が高すぎるので若い消費者がお金を使えないのかもしれません。

このようないろいろな要因が有るのに、これらがうまく改善できないのでデフレのせいにしておくか・・・という気がしてなりません。

ポイントは景気回復が重要、少なくともインフレが目的ではないはずです。

一般的に言われるインフレの効果ですが

1)借金が目減りする

インフレが進めば政府が国民にしている膨大な借金が目減りすること。

ただ借金が目減りしたとしても、日本円を持っているすべての円の価値も目減りしていることなります。 そして目減りしてもかなりの額が残っているでしょうから、この借金の返済のため直接的、間接的に国民に税負担がのしかかるという事でしょうかね・・・

2)先進国の金融政策が2%のインフレ誘導

米国ではインフレ率2%を達成、欧州でも1%強でさらなる向上が見られると記事にはありました。 つまり日本のインフレ率との差が大きくなっているわけで、相対的に円高傾向です。

まあ今までさんざん円高状態だったので、既に輸出業のかなりが海外でていったものと思われます。  ・・・であれば今更円安になってもどうなんでしょうか? 微妙な気がします。

記事を見て、いろいろと思いつきを書いてみましたが、経済は難しいですね。 ただ長い目で見ればいずれインフレになるでしょうから日本円の価値は下がっていきます。 こうなるまえに通貨の分散を進めなければと再認識しました。

積み立てで株式を買い始めましたが、定期的に円⇒ドルの交換も進めていきたいと思います。

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