【米国株投資】来年も米国一強!?2022年はどうなるのか考えてみた

株式投資
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世界的にコロナ禍を受け供給の混乱や経済活動再開による需要急回復などによりインフレが進行しています。米国ではインフレ率が6%を超えFOMCでもテーパリングの加速が決定されています。

また脱炭素が叫ばれるようになって、エネルギー関連の需要バランスが崩れたり、脱炭素への投資や炭素税など脱炭素によってインフレが進んでいるようです。

まあ脱炭素は政治的ルールチェンジなので巨額なお金をつぎ込んで強引に進むことになるのでしょう、でもほんとに脱炭素をしたかったらまずは中国と米国の排出をまず止めなきゃいけません。

だってこの2カ国だけで世界の4割強の二酸化炭素を排出、日本なんて全世界の4%弱なので巨額なお金を使って20%削減したって全世界から見れば1%の影響も無いです。利益にならない事にお金を使ってたらますます日本経済が落ち込むでしょう。

・・・と、まあ不安要素が色々ある中で2022年はどんな状況になっていくのでしょうか、経済素人のやす吉が色々と頭を整理して勝手に予測をしてみたいと思います。

結論としては月並みですが不安定要素が大きくなってきたので、個人投資家は「キャッシュを厚めに持つべし」ということです。

円安が進む
日本のインフレは進まない
米国株に買いのチャンス
多分米国は脱炭素をやめる
米国株一強が続く

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円安が進む

個人的に円安であってほしいと思っているんですが、やす吉の持っているリスク資産は原則ドル、分配金をもらう時には円転するので円安だといいなと思うわけなんです。

まあ個人的な思いは別にして、為替は基本通貨の発行量の割合でだいたい決まるといいます。なので、米国が金融政策でドルを大量発行しているのに日本は円を発行しなければ円高になってしまいます。

今回のコロナ対応はかなり円を発行してばらまいているので円高にはなっていませんね。なのであまり大きくは動かないと思っています。

ただ米国の利上げは目前です。利上げが実施されればドルの人気が高まるので多少は円安に振れてもおかしくないと思うのです。ただ利上げによる株価への悪影響やEUの脱炭素インフレなどを考えると、短期的には有事の円買いがあるかもしれませんね。

長い目で見れば「ゼロ金利の日本」と「金利が上がる米国」という構図であること、日銀のインフレ目標2%が未達成のため引き続き円が発行され続けるであろうことを考えれば今よりは円安が進むと予想します。

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日本のインフレは進まない

やす吉の今の資産状況は、だいたい資産の半分が円預金、残り半分が米国株式という感じです。来年くらいまでは貯金を切り崩す予定なのでインフレは困ったもの。

日本の景気を考えれば緩やかなインフレが望ましく、このためには収入が上がって(税金が下がって)可処分所得が増えてみんながお金を使うようになればいいわけなんです。

でもやす吉の貯金の価値は下がりますから困ります

みんなの収入を上げるにはどうしたらいいのか?単純に人手不足になれば賃金は上がらざるを得ません。これが答えだと思うのですが、岸田政権は技能実習生を増やす方針のようです。

これは人手不足業界は賃金を上げなくても人を確保でき、賃金UPのバイアスはかかりません。なので今後もインフレにはなりにくいと思うわけです。

政策を見ていると当面は日本でインフレが進むことはないように思います。でもモノの価格は上がっているので日本はますます貧乏になる前提で行動する必要があります。

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米国株買いのチャンス!?

12月のFOMCでテーパリングの前倒しが決定されていますから近いうちに金融緩和が終了します。当然企業の資金確保が難しくなりますから景気は悪くなるはずです。

場合によっては株価も大きく下がるかもしれません。これはみんなが予想していることでしょう。なので今はキャッシュを厚めに持つフェーズだと思うのです。

多分米国は脱炭素をやめる

また米国が脱炭素を真面目にやれば景気には大きなマイナスになりますから、真面目にやるとしても少なくとも金融緩和が終わって景気が安定してからの話ですね。

そもそも脱炭素はルールチェンジをして利権を得る政治的な理由、真面目にやると経済の成長を阻害します。(今の日本ですね)

同じような話で昔、石油の枯渇騒ぎがありましたね、50年くらい前やす吉が子供の頃 原油はあと20年で枯渇すると教えられていました。メディアも大騒ぎをしていたことを思い出します。

その結果、原油価格が10倍くらいに跳ね上がってエネルギー関連企業が大きく潤い、もちろん今でも原油は枯渇もしていません・・・時代は繰り返すということです。

米国企業もこのようなことは知っているはず、それに脱炭素を進めると企業の利益が吹っ飛びますから強烈に反対するはずです。

米国株一強が続く

いま利上げができる国は多分米国だけじゃないでしょうか? EUは脱炭素インフレが景気の足を引っ張っているようなので、すぐには利上げができないように思います。

もちろん日本もまだまだ金融緩和が足りないくらいだと言われていますから結局残るのは米国だけです。

「もともと米国は経済基盤が強いこと・脱炭素は本気ですすめないだろう」という観点で今後も米国一強が続くと思います。

以上、個人的に影響しそうなところを抜き出してみました。結論は2022年も米国一強は続くものの景気不安定要素が大きいので今はキャシュを厚めに持つことが大切というのが自分の結論です。

価格が下がったときに買い増しする

ただ暴落に備えて今からディフェンシブな債券を買うのはおすすめできません。利上げが起きれば債券価格が下がるので今は価格が高い可能性があるからです。

個人的には持っている債券ETFのAGGを売却してドルベースのキャッシュを作り、2022年には来るかもしれない下落局面に備えて行きたいと思っています。

あくまでも個人的に思っていることを整理しただけですから、実際に来年どうなったか来年の今頃答え合わせしてみたいですね。

それでは、また!!

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