円安で評価額が増加/改めて思うリスク許容度の大切さ!

今朝、ドル円レートを見てみると1ドル115円まで円安が進んでいました。まあしばらくは円安トレンドが続くでしょうから米国株式ETFをメインで買っているやす吉としては資産の含み益が大きめに出てきてちょっと嬉しいです。

まあ円安では積み立て時に多く買えないというジレンマもありますが円安が2%すすめばそれだけで資産の評価額が2%増えますからね。

では為替が変わる要因は何なのか、今回改めて整理しておきたいと思います。ドル円ってどのくらいの範囲で動くのでしょうか?

ドル円を動かす最大の要因は日米金利差

為替は商品価格が需要と供給で決まるように必要とする人が増えればその通貨の価格が上がることになります。なのでドル買われて円が売られれば円安は進むということですね。

通貨の人気に影響するのは金利差

米国の金利が上がれば低金利の日本で運用するよりはドルで運用したほうが良いと考える人が増えますからドルの需要が増えてドル高になるわけです。

2021年はじめから円安が進んでいますが、FRBがテーパリングを実行すれば次は金利UPですからいまからドルが買われているのだと思います。為替も利上げを織り込んでいるということですね。

ドル円チャート(過去5年)

では金利に影響するのは・・・景気ですよね、景気が良くなって個人消費が伸びればインフレが進みます。 適度なインフレならばいいのですが過度なインフレは景気に悪影響がありますから中央銀行は金利を上げて景気を抑制します。

日本では長らくデフレが続いており、政府のインフレ目標2%は程遠い状況だと言われていますが、一方では食料品や建築資材、灯油など様々なものが値...

金融政策の動向を知る

為替は金利の他にも様々な影響で変わるのですが、まずは一番影響の大きな金利についておさえておきましょう。

そしてなぜ中央銀行は金利を操作するのかといえば、中央銀行は市場の動向をみて景気が悪ければお金が流通しやすく、逆に景気が加熱すればお金が流通しにくくなるような金融政策を行います。

つまり景気が悪いときは金利を下げてお金が借りやすくしたり、逆に景気が過熱すれば金利を上げてお金の流通を抑えようとするわけですね。

・景気が悪い:金利を下げる
・景気が過熱:金利を上げる

また金利を下げても効果がない場合は債券などを買い入れて直接お金を市場に供給するような方法もあります。こんな事ができるのも通貨を発行できる中央銀行ならではですね。

今話題のFRBのテーパリングはこの買い入れる金額をすこしづつ少なくしていくということです。来年6月には買い入れを停止するそうですよ・・・

テーパリングがすすめば次はゼロ金利をやめて徐々に金利を上げて正常運転に戻すことになるので今からドルの人気が高まって円安に振れているわけです。日本は全くインフレが進んでいないので金利を上げるようなタイミングはまだまだ見えてきません。

となれば米国の金利上昇の波にのって当面円安は続きそうですね。

その他要因

他にも為替に影響するものは様々ありますが代表的なところで・・・

たとえば円安がすすめば輸出が好調になる可能性があります。となると米国へ輸出したものの代金はドル、それを使うためにはドルを円に買えなければなりません。このような需要による円高も有りえます。

また有事の円買いなんて言葉もありましたね、借金だらけの日本というイメージがありますが、実は日本は実は対外債務が世界一多い国なんです。つまり海外に貸しているお金から借りているお金を差し引いた金額が世界一多いということ、お金持ちの国と見られているので天災や世界的に経済の不安要素が高まると安全資産として円が買われると言います。

適正なレートは

短期・中期的に為替は変動していきますが長期で見ればあるボックス内に収斂してくるものと思っています。

ただ結論から言えば長期で見ればこの範囲に収まるだろうというのはわからないということになります。ビックマック指数とか購買力を比較して割安さを出したりする方法はあるものの割安だからといってそれを是正するようなバイアスもほとんどかかりません、結局の所わからないのです。

・・・まあ過去のチャートを見る限りなんとなく100円〜130円くらいに収まりそうだなとしか言えません。流石にそれ以上になると輸入価格が上がりすぎますし、政治的にも問題ありそうです。

ドル円長期チャート

ほんとであれば日本国内の企業へ投資することでこの為替リスクを回避したいのですが、国内に投資する投資信託やETFで安心して投資できる右肩上がりの商品は見当たらず、個別株はちょっとハードルが高く儲かる気がしません。

米国株式は為替リスクをとってでもやる価値がある

右肩上がりに成長している米国株式、今のところこれだけ優良な投資先は見当たりません。なので株価が大きく値下がりしても・為替が円高になって資産の円評価額が大きく下がったとしても耐えられるようなリスク許容度で投資を行わなければなりませんね。

まとめ

最近円安が進んでリスク資産の評価額がやや上がってきています。これ自体は嬉しいのですがまた円高になれば評価額が下がってきますから気にしないのが一番ですね。

今回はなぜ為替が動くのかを整理してみました。

主要因:日米の金利差

金利差によって円高、円安の傾向についてほとんど説明がつくのではないかな・・・と思います。

ちなみに金利は中央銀行の金融政策によって変わります。これは景気の動向を確認しながら景気が悪ければ金利を下げてお金が市場に出回るようにし、景気が過熱すれば金利を上げてお金の循環にブレーキをかけるわけです。

なので景気と中央銀行の金融政策は為替への影響が非常に大きいので常にチェックしておきたいところです。あとは米国株式への投資は為替リスクを負っていることを改めて認識してリスク許容度の範囲内で運用することが大切になってきます。

こうやってまとめてみると改めて自分への戒めになりますね。
それでは、また!!

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