【つみたてNISA】アクティブファンドを選んでもいい人とは

「つみたてNISA」といえば投資初心者さんには必ず利用してほしい制度です。利益に対してかかる税金が免除されることとが一番の理由ですが、ゴミ商品を掴む可能性が低いことも重要です。

投資信託はすでに6,000本を超える数が存在しており、中には資産形成には向かない商品も多く存在します。

つみたてNISAがいいのは資産形成するのに適した条件を金融庁が決めており、これに合致する商品を選ぶことになっているのでハズレを引く可能性が低くなっているわけですね。

つみたてNISA対象商品は約200本

つみたてNISAの対象商品は約200本もありますからここから選ぶのも骨が折れそうですが、選び方のポイントとして殆どの書籍やサイトでインデックス運用ファンドがおすすめとなっています。

ちなみに

インデックスファンドは日本市場に投資商品ならば日経平均やTOPIXなど、米国であればS&P500など市場の株価指数と同じ動きをするように設計された商品です。

これに対してつみたてNISAにはアクティブ運用するファンドもあります。アクティブファンドは市場平均以上の成績を狙う・ベンチマークを持たないといったファンドです。

なぜみんなインデックスファンドをおすすめするの?

それは過去の実績からインデックスファンドの成績を超えるアクティブファンドはあまりないからです。一部のアクティブファンドは好成績ですが、将来市場平均を上回るファンドを今見つけることは困難ですからね。

今回はつみたてNISAでアクティブファンドを選んではいけないのか考察してみたいと思います。

コストが安いインデックスファンド
アクティブファンドはリスクが大きい
投資のコアとするのは難しい
アクティブファンドの選び方

コストが安いインデックスファンド

ファンドは運用にコストがかかりますが、このコストを信託報酬と言い運用中ずっとかかり続ける費用となります。

アクティブファンドは市場平均を上回ることを目指しますから市場の調査や売買タイミングを判断したりと何かと運用にコストがかかります。これに対してインデックスファンドは市場の経済指数に合わせて組入銘柄を機械的に決めていくので運用コストは低くおさえる事ができるという差があります。

このコストは信託報酬として資産から引かれますからコストが大きいアクティブファンドはより大きな利益を出し続けなければならないことになります。

一般的に売買を繰り返すとリターンは平均に近づいていきます。なので短期ならともかく長期運用ではアクティブファンドとインデックスファンドの成績が近づい来ますから手数料分アクティブファンドは分が悪いということですね。

とは言うものの一部のアクティブファンドはインデックスファンドよりも良い成績を収める場合も事実としてあります。

アクティブファンドはリスクが大きい

リスクとは将来の不確かさ・価格の振れ幅のことを言います。なんとなく「リスクが大きい=危険」というイメージがありますが、振れ幅のことなので大きく儲けたいならばリスクを取ることも必要ということですね。

アクティブファンドは積極的に利益を目指しますから一般的にはインデックスファンドよりもリスクが高いと言えますね。

投資のコアとするのは難しい

このようにアクティブファンドはリスクが大きめでコストが高め、長期運用でインデックスファンドよりも利益を出せるものは多くはありません。

でも一部のアクティブファンドは大きなリターンを叩き出していることを考えると、投資のコアとなる部分が決まっていてすでに運用している人であればサテライト的にアクティブファンドなどで積極運用するのはアリですね。

コア部分:
 預貯金
 インデックスファンド
 バランス型ファンド
 債券 等々

サテライト部分:
 個別株
 アクティブファンド
 FX 等々

こんなイメージです

以上より投資初心者さんは投資のコアを決め着実に資産を増やせる状態を作るのが先、コアが決まったら一部の資産を積極運用に回すようなイメージが良いのではないでしょうか。

このように自分なりの資産形成の作戦を考えて行きながら、サテライト的にアクティブな運用も検討してみる。その中でつみたてNISA+アクティブファンドが使えるならば活用するというのが良いですね。

つまり投資の目的と実現させるための作戦をどうするかによって決まるわけです。

アクティブファンドの選び方

つみたてNISAは金融庁の決めた基準をクリアしているのでアクティブファンドであっても比較的長期運用に向いていると考えられるファンドたちです。

設定条件は以下の通り、運用期間中資金が流入していることが条件というのもなかなか厳しそうですね。

・純資産総額50億円以上
・運用開始から5年以上経過
・運用期間中、3分の2以上で資金流入している
・販売手数料無料(ノーロード)
・信託報酬が税抜1.0%以下(国内型)・1.5%以下(国際型)

この様にフィルタリングされている商品なのでゴミではないでしょう。であれば長期的に成長が見込めそうな運用方法か、過去の運用実績がどうだったのかに着目して判断されることおすすめします。

個人的にヒントになりそうな項目を挙げると

株式であること:
長期的に高いリターンを叩き出してきたのが株式です。なのでアクティブ運用で高い成績を狙うのであれば株式一択ではないかと思います。

またつみたてNISAの非課税枠は年間40万円までなので運用結果、資産が大きく減ることがあっても十分にリカバリーできるレベルではないでしょうか。

運用実績が良いこと:
あえてアクティブファンドを選ぶのですからインデックスファンドよりも高い成績を期待したいですね、未来のことはわかりませんが、せめて過去の実績としてインデックスファンドを超える成績のファンドを選びたいものです。

まとめ

今回はつみたてNISAでアクティブファンドを選ぶとはどういうことなのか、選んで良い人はどういう人なのかをまとめてみました。

長期運用が前提の場合はほとんどのケースでインデックスファンドの成績のほうが良いと言われていますから基本的には初心者の方がつみたてNISAでアクティブファンドを選ぶメリットはないと思っています。

あくまでもすでに投資をしている人がサテライト的にリスクを取りたいと考えたときにアクティブファンドも検討するくらいのイメージです。

いずれにしても投資の目的と、どのように運用したいのか作戦を考えた上でサテライトとして取れるリスクの範囲内で検討することになると思います。

参考ですが・・・
これは「楽天・バンガード・ファンド(全米株式)」通称楽天VTIの運用報告書から騰落率を抜粋したものです。

他の商品も運用報告書には過去1年のリターン平均、最大、最小がわかりますからどのくらいのリスクが有る商品か確認する目安になると思います。

どのようにして資産を増やすのか、取れるリスクはどのくらいか、そのファンドのリターンはどのくらいが期待できるのかを確認して作戦を立てて行きましょう。

それでは、また!!

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