高配当ETF/HDVとVYMを比較!ポイントはエネルギー

高配当ETFとして有名なHDVとVYMですが、配当金を重視するならばどちらを選んだほうが良いのか比較をしています。 単純に配当率を見ればHDVが強く有利ですが、トータルで見た時にどうか考察してみます。

iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF

HDVは正式には「iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF」でブラックロック社の商品です。  配当率が3.54%  同様に高配当ETFで有名なVYMは「バンガード・米国高配当株式ETF」 バンガード社の商品です。  配当率が2.89% なので配当率だけを見ればHDVの方が有利なわけです。

銘柄 運用会社 配当利回り 経費率
VYM バンガード・米国高配当株式ETF バンガード 2.89 % 0.08%
HDV iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF ブラックロック 3.54 % 0.08 %

また、HDVの組込銘柄は米国の高配当銘柄 約80、VYMが約400ですから VYMよりもHDVの方が高配当銘柄に集中しているものと推測できます。

HDVとVYM組込銘柄の比較

HDVの組込銘柄トップ10を見るとエネルギーや電気通信、ヘルスケアと生活必需品が多く組み込まれていることが分かります。

HDV組込銘柄TOP10

HDV組込構成比率

構成比率を見て「エネルギー、生活必需品、ヘルスケア」だけで50%を超え 生活に必要な銘柄が多く組み込まれているので景気の波に影響されにくいことが推測できます。

VYMの組込構成比

一方でVYMは上位に「テクノロジー、金融、消費財、ヘルスケア」と続き、これらで半分強を占めてきます。

以上より、HDVとVYMの構成については大きな違いとしてエネルギーとテクノロジーの違いですね

HDV:

「エネルギー、生活必需品、ヘルスケア」が多い

VYM:

「テクノロジー、金融、消費財、ヘルスケア」が多い

過去のパフォーマンスを比較

過去10年のチャートを比較します。 これを見るとHDVが変動幅少なく右肩上がりになっているのに対して、VYMのチャートのほうがやや変動が大きいことが分かります。

やはり生活必需品としてのエネルギーの組込が大きいのか、テクノロジー系の組込が大きいのかの差が出ているように見えます。

HDV、VYM比較(過去7年)

では配当金含めたトータルのリターンはどうなのでしょうか?

HDV、VYM比較(過去7年・トータルリターン)

過去7年 のトータルで見るとややVYMの方がパフォーマンスが良いことが見て取れます。 これはテクノロジー系の銘柄が近年大きく伸びていることが背景にあるものと推測します。

以上より、ポイントはエネルギー系の銘柄がテクノロジー系の銘柄より有望だと考えるのであればHDV、 その逆であればVYM 良いとなりそうです。

 エネルギー系 > テクノロジー系  HDV

 エネルギー系 < テクノロジー系  VYM

ほとんど好みの問題ということになりそうですね。

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