節約!?/冷蔵庫修理しました

倹約スキルは一生もの

今回は節約ネタとして家電修理についてです。わが家で使っていた三菱の冷蔵庫(MR-KE40NE)2004年に購入しすでに17年、6年前に自動製氷機が壊れた以外はいたって快調。

製氷機はそのまま放置していましたが製氷皿で氷を作るのは流石に手間、夏場氷の使用量もかなり増えてきたので自分で自動製氷機を修理することにしました。

壊れたパーツがわかればパーツだけ買って交換すればいいや・・・という軽いノリです。しかし個人へのパーツ販売はしていないとのこと、入手に成功した人もいるようですがかなり古い冷蔵庫のためパーツの入手はあきらめパーツ自体も修理することにしました。

結果なんとか修理成功、6年ぶりに氷が自動で作れるようになり1ヶ月正常動作中、夏場に氷がザクザクと使えるのはホント助かりますね。

今回は修理について備忘録として修理についてです。マニアックなのであまり参考にはできないかもしれませんが家電の修理もやってみると意外に面白いですよ。

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状況を整理する

ネットで調べてみるとどうやらこの時期の三菱冷蔵庫の持病のようで同じような症状の方が多くいらっしゃいました。

氷を作るトレーを保持しているフレームの強度不足でフレームが割れてしまうようです。(写真は他の方の故障例)

実際にわが家の冷蔵庫を観察してみると製氷機の同じ部分が割れており、氷が落下しなかったようです。

冷蔵庫自体には問題ないのですが、やはり有償で修理するか、それとも冷蔵庫買い替えか・・・ちなみに修理については出張料等々で**万円になりそう。

ネットで調べてみると結構自分で修理している方がいましたので、ダメ元で製氷機を取り外して見ることにしました。うまく修理できればラッキーですからね。

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ダメ元でばらしてみる

自分で修理されている方の情報をもとに製氷ユニットの取り外しです。冷蔵庫の電源を止める必要があるかと思ったのですが、そうなると食材が大変なことに・・・でも電気的には製氷SWをオフにしてコネクタ1箇所外せばOKでした。 あとは機構的に止まっている製氷機のユニットを外すだけです。

・・・冷蔵庫稼働中に製氷機ユニットの取り外し成功、具体的な手順の説明が難しいので、とりあえず他の方の動画URL参照にしていただければということで・・・



これは取り外した製氷機のユニットを更にばらしてフレーム部分だけにした写真です。

先程の方と同じく、ガッツリと同じ場所が割れていることがわかるでしょうか。

他に異常が見られなかったので、修理するには割れた部分をくっつければいい、接着すれば元通りに使えるのはずでは・・・?

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修理開始・・・

たしかにそうですが、力が加わって割れたのだから接着くらいではすぐに剥がれてしまうでしょう。しかも製氷機はマイナスの世界で稼働するのでそもそも接着剤だけでは無理かも・・・

そこでエポキシ接着剤を利用することに、持っていたエポキシ接着剤に耐熱が+80度、耐寒-30度が目安と書かれていたのでフリーザーの中でもかろうじて使えそうです。

また力が加わって割れたのですから補強も必要です。これについては一番力が加わりそうな部分に穴を開けて針金で縛って補強することにしました。

あとは24H以上放置して接着剤の強度が安定するのを待って製氷ユニットを組み直しですね。

これは製氷機のユニットを組み直した写真です。

あとは配線が噛まないように本体にセット、コネクタも本体と接続し元の場所にしまって完成です。

元の場所とはここ、この写真は製氷機取り付け、下から上に向かって撮影したものですがこのスペース内に接続したコネクターを入れるようになっていました。なので同じようにセット、無事修理完了です。

あとは氷ができるのを祈って一晩放置、ついに6年ぶりに氷が自動でできることを確認しました。それから1ヶ月経っていますが正常に稼働中です。

まとめ

今回は冷蔵庫の製氷ユニットの修理をしてみました。古い冷蔵庫でしたが情報は簡単に手に入りましたし、自分で修理できたので費用もかかっていません。17年たった冷蔵庫ですがまだまだ元気に活躍してくれそうです。

でもこれは節約というよりは趣味かもしれません。修理にかかった時間だってただではないからです。金銭的なものだけを考えれば修理や買い替えのほうが良かった可能性もあります。

なので節約だけを考えて家電修理は微妙、買い換えるより好奇心が勝れば自分で家電修理もありですね。

また自分で修理する場合はバラす前には何がどこにあったのかを写真を取っておくと便利です。あとからどこに何が あったのかがわからなくなりますからね。あと個人の修理は自己責任ですのでそこはよろしくおねがいします。

それでは、また!!


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