「FIRE」の目安は生活費の25年分/経済的自立は誰もが考えるべき

最近よく聞くFIRE(Financial Independence, Retire Early)という言葉を聞くようになりました。「経済的に自立して早期にリタイアする」というのは確かに会社員にとって憧れのイメージがあります。

少し前の記事ですが、MONEYzineの記事によると「日本は出世意欲が最低、断トツで自己研鑽していない国に」ということだそうです。

日本の会社員の特徴としてよく言われるのが

・会社の満足度が極端に低い
・転職意欲も最下位
・自己啓発をしない人の割合が高い

確かに実感がありますね、未だに年功序列や終身雇用が前提なのでこうなってしまうのは仕方がないのかもしれません。

仕事は苦行

こう考える人にとって早期リタイアはまさに憧れ、理不尽な要求をされたときでも収入が途絶えるからといって会社をやめられない。こうなると人生の主導権を握られている状態なのでなんとかしなければなりません。

まさに「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」ということです。

逆に、今の仕事に満足している・会社をやめて別のことをしたい・・・この場合は「RE」早期にリタイヤするのは目的ではありません。

なので「RE」するかどうかはその人によりますが、いずれの場合でも「FI」経済的自立は自由に生きることの根幹なので誰もが考えていかなければならないと思うわけです。

先日「FIRE最強の早期リタイア術」を読みました。納得できる部分や発見も多くありました。この本は一言で言えば経済的な自由を達成するためのロ...

どのようにして経済的自由を確保していくのかは人それぞれですが、ここのところ少し考察してみました。

大きなお金を稼いでから金融資産を切り崩す
生活費の25年分以上の資産を作る
一定の資産を築いたら好きな仕事だけやって生きる

大きなお金を稼いでから貯金を切り崩す

宝くじで一発当てた・・・とか、起業して大きく稼いだ・・・とかで大きな資産ができればあとは取り崩すだけで生活が成り立ってしまうかもしれませんね。

でも多くの会社員では真似できません。(副業が大きく当たれば別ですが)できるだけ大きく稼いで、支出を抑え 貯金や投資の種銭を得ることが必要になってきます。

例えば年収1000万円の方であれば300万円で生活できれば700万円が貯金や投資に回せることになります。(ここでは税金は考えていません)

10年あれば8000万円くらいの資産規模になるのではないでしょうか。

年収500万円だったとしても200万円を投資に回せれば20年・年6%で運用できれば7800万円になります。

会社員の場合はこのくらいの規模での積立投資と投資期間がないとFIREは難しいということになりますね。

「RE」は生活費の25年分以上の資産が必要

FIREは株式と債券といった金融資産の4%で生活できれば資産は減らさないという米国での研究結果に基づいています。過去の実績では取り崩し開始直後に暴落が来なければ取り崩しても資産は増えつづけていたという結果も出ています。

過去は過去ですが、資産の4%で生活ができる つまり生活費の25年分の資産があればFIREが可能ということ、年間にかかる生活費が300万円だったら最低7500万円あればいいわけです。

投資でお金を増やす方法については色々と議論がありますが、積み上げた資産を使う方法、つまり出口については人それぞれです。ただ共通しているのは...

7500万円なんて普通の会社員じゃ無理〜と言われそうですね、また4%ルールは米国株式での試算なので、税金や為替の影響もあります。

と考えると「RE」つまり完全リタイヤするためにはもう少し余裕がほしいですね。(税金を考慮すると1億くらいはほしい)

なので早期にフルリタイヤするためのハードルはかなり高いことがわかります。若いうちに多くの資産をもっていることの価値はめちゃめちゃ大きいのです。

どうしても早く「RE」したい

フルでリタイヤすることを考えると大きな資産が必要となりますから、早くリタイヤしたいと考えるのであれば副業などで大きく当てるか不動産投資など、いずれにしても入金力を上げるしかないです。

コツコツと資産を積み上げる方法ではどうしても時間がかかってしまいます。

短期投資で大きく当てれば・・・という考えもあると思いますが資産を減らしてしまっては元も子もありませんからおすすめできません。

どうしても早く・・・というのであればサイドFIREがおすすめ、副業やアルバイトなどでゆるく稼ぎながら生活するスタイルです。完全なリタイヤではありませんがフルタイムで働かなくても生活を回していける可能性が出てきます。

早く「RE」するためには
・副業など事業で大きく稼ぐ
・4%ルールで足りない部分とゆるい仕事を組み合わせる

まとめ

「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」そのためには経済的自由つまりFIREの「FI」について考えておく必要があると思います。

規模感としては年間の生活費300万円とした場合は、4%ルールで資産約7500万円 、税金などを考えれば1億はほしいところです。なので完全にリタイヤというのであれば時間をかけてコツコツと資産を作っていくか、起業などで大きく稼がなければなりません。

普通の会社員ではなかなかハードル高めですね、でも「REはおまけ」好きな仕事でゆるゆると稼ぐというのであればそれだけハードルが下がります。

またFIREではないかもしれませんが、老後資金・年金不足分だけを取り崩すというのであれば年間に必要となる金額が少なくなるので実現性が高くなりますね。

例えば、やす吉の場合は年金不足分の確保が目的、そのために4%ルールを応用する予定です。年金のモデルケースでは夫婦で220万円ほど、老後の生活費を年320万円とすると差額は100万円。

4%ルールを適用すると2500万円の資産でカバーできる計算です。フルリタイヤに必要な資産額を7500万円と試算しましたが、そこからみればかなり現実味がでてきたのではないでしょうか。

とにかく自分にあったFIRE/経済的自立を考えて実行していきたいですね。

それでは、また!!

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