投資って怖い、素人がお金を市場に投入したらあっという間にプロたちに食い荒らされてしまって何も残らない・・・というのが投資を始める前の私のイメージ
どの本を読んでも短期で儲けるための方法について解説しているものばかり(今はかなり違ってきましたが)、なので多くの情報を持っているプロに博打で敵うわけがないと思っていたからです。
そんな中投資を始める切っ掛けとなったが現セゾン投信の中野CEOの「投資信託はこの9本から選びなさい」なるほど、投資ってこうやるのか・・・と理解できた一冊です。
そして投資をはじめるとお金の大切さがより強く実感できるようになってきましたし、今まで当たり前だった物が実は不要なものだったりと いろいろな気づきもあります。
今回はやす吉が投資をはじめて色々変わったこと整理してみますので参考にしてみてください。
投資を初めて変わったこと・・・
1:お金が貯まる家計を意識
2:資産形成について考える
3:キャッシュフローの改善
4:お金について家族で話す
お金が貯まる家計を意識
投資を始めたせいなのかわかりませんが、無駄をなくして限られた資金の中で満足度が高いような家計を意識するようになりました。
投資だけの影響じゃないかもしれませんが、振り返ってみるとこのようなスパイラルが生まれています。
1)投資に回すお金を確保
2)家計の収支を意識
3)変動費の節約をやめて固定費削減に取り組む
4)税金などのボーナス払いをやめ、貯金・投資に
5)なぜか生活が楽になる
お金について考えたり話すのはタブー的な雰囲気がありますが一生つきまとう大切なこと、投資がお金について真剣に考えるきっかけになったのは間違いありません。
資産形成について考える
少子高齢化や企業のグローバル化による収益悪化など世の中の大きな流れとして、給料は上がりにくくなり、年金などの社会保障は条件が改悪されるのは間違いないでしょう。
これがわかっていても どう対策したらいいのかわからない・・・なぜならばお金について勉強していないからだと思うのです。
副業が解禁されたつつあるとはいえ、会社しか収入がない人にとって副業からの収入はハードル高めですし、節約だって辛いもの・・・と言うイメージがありますからね。
でも実際に運用して資産が増えていくのを見ると、無駄なお金を使わなくなり資産形成に使いたくなってきます。多分資産が増えたり家計が改善されるのを実感できるから、長い目で見て今よりも良くなっていくのであれば今以上に資産形成をガンバっていきたいと思うはず。
今まで見ぬふりしてきた老後資金不足についても、株式であと**年運用して確保・生活防衛費は貯金で**年分 とか目標ができてきました。目標ができればあとは行動あるのみ、気持ち的に非常に楽になりましたね。
キャッシュフローの改善
もともと投資はインデックス運用しかしてこなかったのですが、ここ数年高配当ETFを組み入れるようにしています。
インデックス投資のいいところは現代ポートフォリオ理論に基づいた効率の良い投資方法、一方で高配当は元本を減らさずに配当金をちまちまと受け取っていく方法、2〜3%の配当がいいところですがそれなりの規模で余裕資金を生み出してきています。
もちろん再投資をすればより資産が増えますが、目標金額や年齢など考えて使うことにしました。無駄遣いしてしまえばあっという間になくなってしまう位の金額ですが、満足感が上がるような使い方をしようとすると結構難しいことがわかります。
お金について家族で話す
投資を始める前は、子供から家にはいくらお金があるのか?いくら稼いでいるのか?たまに聞かれることがありました。将来のお金の不安からついつい支出をケチってしまうのを見て子供ながらに不安に思ったのかもしれません。
投資を初めて大きく変わったのはここですね、必要なものにはしっかりとお金を回しつつ 欲しいものについては慎重に対応する。支出をコントロールできるようになってきたのでお金に対する不安が小さくなってきたこと実感します。
そして不安が小さくなるにつれてお金について家族でよく話をするようになりました。
●固定費を下げると使えるお金が増えるので楽天経済圏を利用して固定費をおさえたり、携帯の契約を工夫していること。
●社会保険料を払っているのでかなりの保険が無駄になっているので解約したこと。
●ジュニアNISAの運用成績を見せてお金持ちは株式からのリターンなどを使ってお金がお金を生む仕組みを持っていること。
●税率の高さと確定申告で一部取り戻せる可能性があること・・・等など
子どもたちにはどのようにしてお金の話をするのが正解なのかわかりませんが、お金は一生つきまといますから興味を持ってもらえればと思っています。
残念ながら会社以外でお金を稼ぐ方法についてはまだほとんど実践できていないので、今後も色々と考えていきたいと思っています。
まとめ
投資を初めて変わったこと4つ
1:お金が貯まる家計を意識
2:資産形成について考える
3:キャッシュフローの改善
4:お金について家族で話す
支出のコントロールを意識するようになり、お金の不安が小さくなり、今使えるお金も増える、家族でお金について話す機会も増えて子どもたちがお金に興味を持ってくれている等 今の所悪いことないですね。
学校で教わっていないお金の知識、国語や算数を習っていなければ本も読めず、買い物の計算もできないわけですから、お金についても勉強すれば良い方向に転がるのは当たり前なのかもしれません。
そして そのきっかけとして投資はかなり役に立ちます。
しかし、やす吉が色々と悩んで作ったポートフォリオ、でもジュニアNISA(楽天VTI)で何もしていないほうが成績が良いのが釈然としませんね。(笑)
含み益が出るとつみたてNISAを売却したがる人が多いようです。もともと長期目線で資産形成をするのが目的ですから売却は損だと思うのですが、やはり不慣れ、金融教育不足が影響しているのかもしれません。
必要なものと欲しいものがごっちゃになっていると、つい不要なものを必要な支出と勘違いしてしまいます。
家計管理を考える上でも色々と考えさせられる一冊、お金の勉強を考えているならばぜひ一読をおすすめします。
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