インデックス投資/目標金額を達成したらどうするか

たとえば投資の目標金額が3000万円ですでに目標金額を達成しているのであれば更にリスクをとって投資を続ける必要はありません。

リスクを取る必要性がなくなったからです。

なので目標を達成したら今後どうするのかを改めて考えて行くことは必要、資産を減らさないようにディフェンシブなポートフォリオにするのか、目標金額を再設定して投資を継続するのか、それとも投資をやめてしまうのか。

いずれにしても目標を達成したら今後の運用や目標の再設定が必要だと思います。今までよりもより慎重に運用する必要があるかもしれません。

見直しの観点はこんな感じです・・・
リスク資産から足をあらう
高配当戦略とインデックス戦略
リスク許容度を見直し

リスク資産から足をあらう

投資の目標金額はいくらでしょうか? すでに目標金額が達成されているのであれば投資から足を洗ってしまう方法があります。そもそも目標が達成されているのであればリスクを取る必要はありません。

でも老後資金のように少しづつ取り崩すことを考えるのであれば、現金化して そこから取り崩すのはあまり良い考えではないと思います。

すでにインデックス投資において最大効率でリスク資産を取り崩す方法が研究されているからです。

もし3000万円の資金があっても年間120万円づつ取り崩すと25年で無くなる計算ですが、4%ルールを適用すると資産寿命を大きく伸ばすことが可能とされています。米国株式は年に6%程度の割合で成長してきていますから増えた分を取り崩せば資産がなくならないというイメージでいいとおもいます。

実際には取り崩し開始時の資産から4%定額で取り崩す方法と4%定率で取り崩す方法がありますが、取り崩したい額から目標資産額を設定し直せばよいわけですね。

ただ、これは米国での研究ですからドルで計算することになります。なのでその時々の為替の影響を受けることは注意が必要です。

ざっくりといえば4000万円の資産があれば、4%の取り崩しとして160万円。税金がひかれても年120万円相当のドルで取り崩しが可能となる計算です。

このように考えて目標資産額を再設定することで投資は一生モノになります。4%ルールについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

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高配当戦略とインデックス戦略

投資初心者の方にまずおすすめできるのはインデックス投資、積立投資をするだけで 買うタイミングも図らない投資であるにも関わらず現代ポートフォリオ理論で最適解とされている投資方法だからです。

一方でインデックス投資は手軽に始められる一方で、使う(売却)が難しい投資方法というのも特徴となっています。トリニティスタディと言われるような4%ルールが研究されてきた理由もこの辺にありますね。

これに対して銘柄選びなどで始めるハードルは高いものの、売却益を狙わずに分配金を少しづつもらっていく投資方法もあります。 そう高配当戦略、分配金が実質2〜3%と少なめなので老後資金として必要な額を得るには大きな資産が必要となりますが、資産を取り崩す必要がないので心情的には楽な投資方法です。

なのでインデックス投資で目標金額を達成したのであれば 少しづつ高配当株式に移行するのも検討の余地あり。

しかし高配当株式は実はかなり難しい部類の投資、企業の業績などを読まないといけませんからインデックス投資家が突然高配当株式に投資をするのはおすすめできないとされています。

でも米国株式ETFにはすでに様々な銘柄がきちんと精査されたVYMやSPYD、HDVなど優良な高配当株式ETFがあるのであまり難しいことを考える必要なく乗り換えることも可能だと思っています。

気をつけなければならないのは、高配当株投資は原則売却益を狙わない投資方法で分配金をほそぼそと取っていく運用、売却益を狙わないので株価が下がったときに買い増すのが鉄則、タイミングを図らないインデックス投資とは違うのです。

とはいうものの、米国株式は右肩上がりですから高配当ETFであってもタイミングを図らない運用も可能でしょう。インデックスの運用と並行して高配当も取り入れてみるというのも検討の余地あり・・・と思います。

・長い目で見てマイナスにならなければOK
・暴落時にも分配金はあまり大きく変動しない
・逆張りで購入するのが鉄則(米国株式はタイミングを図らなくてもOkと思う)

リスク許容度の見直し

目標金額を達成したのであれば、まずやっておきたいのがリスク許容度の見直しです。すでに投資経験を積み重ねているので心情的な部分ではかなり許容度が高くなってきているでしょうし、暴落時には資産を取り崩さなくても良いように現金も貯まっているかもしれません。

一般的にポートフォリオの株式の割合は、「100 マイナス 年齢」くらいが適当とされていますが、暴落時にリスク資産を取り崩さないように現金が準備できていれば これに従う必要はないと思うのです。

逆に思ったほど現金が貯まっていない・・・というのであれば暴落に備えて一部株式を売却して現金を厚めに持っておく必要もあるかもしれません。

目標金額達成を期に改めてリスク許容度についても考えて見ることおすすめです。

ちなみにやす吉は5年前2000万円だった株式を10年で1.5倍にする目標を立て、幸いにも5年で評価額3000万円を超えることができました。基本ほっぽらかしなのですが今回を期に運用の見直しをしています。

目標を、老後資金の不足分を年120万取り崩しても資産が減らないような環境を作るため目標資産を4000万円に上げて再設定しました。

一方でどうしてもポートフォリオの現金が少なめになってしまうので10%程度の株式を売却して現金化しています。バイデン政権の約200兆円規模の経済対策が成立しましたから、この現金は機会損失になるかもしれませんが、現金が少なかったがずっと気になっていたので 自分のリスク許容度を考えれば仕方ありません。

それにしても目標金額を達成すると改めて投資は規模の世界だということを認識させられます。
2000万円⇒3000万円  1.5倍
3000万円⇒4000万円  1.3倍

ですからね・・・規模が大きくなれば目標達成にとるリスクは小さくなること実感します。

まとめ

投資で目標金額を達成したらどうすべきか、投資の目的を再確認して必要な行動をとっておきましょう。

リスク資産から足をあらう
高配当戦略とインデックス戦略
リスク許容度を見直し

実はこれ定期的に考えておかなければならないのですが、なかなか面倒でつい先延ばししてしまいがちではないでしょうか。

長期投資の良いところはこのようなゆるい感じでも運用ができてしまうこと、でも目標金額達成という節目にはきちんと見直して今後の作戦をどうしていくのか見直したいものです。


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