テーマ型ETFがランキングに登場(2021年1月)/みんなが持っている海外ETFは何?

久々に海外ETFのランキングを確認してみたいと思います。前回がちょうど1年前でコロナが問題になった頃です。それまではETFの購入残高や売買の順位に大きな変動はなかったのですが、この1年はお金のバラマキで経済を下支えしていますからどのようなものが買わたのか気になりますね。

それでは前回同様に楽天証券の2021年1月のランキングから保有額と売買額ランキングを見てみましょう。

最近は何が買われているのか

ETFの保有残高ランキングの前に、10位までで何が買われているのかを確認してみます。

海外ETF 買付代金ランキング

10位圏内の常連
米国株式 :VOO・VTI
米国高配当株式 :SPYD・VYM・HDV
NASDAQ100 :QQQ
全世界株式 :VT

ここまでは想像通り、昔から人気のあったものですね、一方で今まで見なかった銘柄も10位以内に入ってきています。

クリーンエネルギー関連
ICLN :iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF
QCLN :FT NQ CLEAN ENRG

これらはクリーンエネルギー関連の銘柄に投資を行うETFで一般的に言うテーマ型の商品ですね。バイデン大統領は政策の一つにクリーンエネルギー業界への2兆ドルものインフラ投資がありますから急激に値を上げています。

つまりメガトレンドには乗っかっとけ・・・ということです。

過去1年のチャート

過去1年で比較するとS&P500が地を這いつくばっているのように見えてきます。コロナショック後のS&P500は1年で約60%も値を上げているのに、それでもこれだけ差がついているということです。

大統領の政策というメガトレンドと、それにマッチしたテーマ型ETFということで大量にお金が流入したことが想定できますね。

これは過去10年のチャートを見てもわかります。ICLN、QCLN ともにコロナショック以前はあまり成長が見られませんが、コロナショック後に大きく値を上げていることがわかります。

過去10年チャート

一方でS&P500は順調に右肩上がりに成長していますね、安心してみていられます。もちろんテーマ型もいいのですが旬をすぎるとどうなるのかは推して知るべし、今後がどうなるのかは要チェックです。

ちなみにチャートを見るとICLNよりもQCLNの成長が著しいのですが、これはテスラなど電気自動車関連の銘柄が組み込まれているため大きな差になっているようです。

中国株式への投資

2800 :トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン

これは香港証券取引所(H株)に上場した中国企業の株式に投資するファンドですね、香港だけあって金融銘柄の組み込みが多いのが特徴です。ただこれが人気になる理由が見つからず、もしかするとバイデン政権によってトランプ政権時代に行った中国への規制強化が緩和されるのではないか・・・との期待があるのかもしれません。

個人的には謎ファンドです。

2021年1月保有額ランキング

では保有残高ランキングに行ってみましょう。保有残高のランキングですからあまり大きな変動は無いと思うのですが、それでも結構順位は入れ替わっています。

コロナショック後の回復力が大きければその分資産規模も大きくなりますからね。

海外ETF 保有残高ランキング

1年前と比べてVWO・TOKが圏外へ、そして2800とSPXLがランクインしてきました。

SPXLといえばS&P500のブル3倍のレバレッジETF、コロナショックの底値からS&P500が約60%ほど成長しているのに対してSPXLは約240%ですから、暴落時に上手く購入できた人が多かったのかもしれません。 まあこのような影響もあって保有残高が増えランクインということでしょう。

もしSPXLを持っていたら自分の資産もうなぎのぼり・・・全く羨ましい限り、でも自分が取れるリスクと相談して投資対象を決めているので羨ましがっても仕方ありません。

じっくりと腰を据えて放置です。(笑)

そしてまたここにも2800トラッカー・ファンド・オブ・ホンコンが出てきましたね、なぜ保有残高が10位圏内になったのか? チャートを見ても急成長しているわけでもないので、単純に買う人が増えたということでしょうけれど、魅力がイマイチわかりません。

過去5年(2800・VWO・S&P500)

個人的には謎ファンドです。なので自分がわからないものには手を出さないということになりますが、引き続きクリーンエネルギー関連と香港株式についてはウオッチしていきます。

まとめ

1年ぶりに海外人気ETFについて楽天証券のランキングを見てみました。コロナショック時に買われたETF、1年後の今 買われているETFについて考察してみました。

上位常連はやはり有名所のETF、どれも投資対象となりえます。
・米国株式 :VOO・VTI
・米国高配当株式 :SPYD・VYM・HDV
・NASDAQ100 :QQQ
・全世界株式 :VT

またコロナショック後にクリーンエネルギー関連のETFの人気が上がってきています。クリーンエネルギーはメガトレンドですし、バイデン政権の政策にもクリーンエネルギーの推進がありますから この1年で大きく伸びています。

クリーンエネルギー関連といえば
ICLN :iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF
QCLN :FT NQ CLEAN ENRG

テーマ型なのでこの先どの様になっていくのか慎重に判断してください。

また、個人的には謎ファンドがランキングに登場、「2800 トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン」です。なにがいいのか、やす吉の持っている情報ではわかりません。

いずれにしてもわからないのであれば投資をしないというのも大切です。



コロナへの対応として各国でお金を刷って経済的な支援を行っていますが、これが今年のファンド・オブ・ザイヤーにも影響してそうです。いままであまり見ながったレバレッジ型も目立つようになってきました。

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