リスク許容度マジ大切/暴落時にホールドしきれる自信があるか?

なんのために投資をするのか??お金を増やしたいからに決まっていますよね。 やす吉が長期投資を勧めているのは、低リスクで再現性高く資産を築けるからです。もちろん未来は誰にもわかりませんが、米国株式であれば5%くらいのリターンは期待できます。

ただデメリットとして再現性が高い一方で、リターンが5%ですから資産が成長するには時間と種銭が・・・だいたい5%複利で10年投資すると約1.6倍です。

当然リターンを大きくするには・・・
1:入金力(種銭)を増やす
2:リスクをとって大きなリターンを狙う

投資を初めて含み益が出始めるともっと増やしたいと思うもの、その結果よりリターンの大きな投資(投機?)になって行きがちです。

ただリスクとリターンはセットですから大きなリターンが狙えるということはそれだけ大きなリスクを負うということ、一度暴落すれば大きな含み損を抱えることにもなりかねません。

これはリーマン・ショック時のSPYです。1年間の値動きですがじわじわと下がり半値近くまで下がっています。

いやいや売らなければいつかは戻ってくるはずだから・・・と思っていても1年間ジワジワと下がっていく株価、一体いつまで下がるのかもわからない中で資産がなくなってしまう恐怖に耐えられるでしょうか?

更に米国株式は為替の影響を受けますから もし1割円高に振れればその分円の評価額は更に下落します。これはなかなかきついですよ

今から見れば、リーマンショック後はv字回復しているのをみんなが知っていますが、当時投資SPYを持っていた人はどう感じたでしょうね、もし1000万円の資産を持っていたとしてもそれが500万円になったわけですから多くの人があわてて安値で手放したのは想像に難くありません。

どのくらいリスクが負えるかは自らが試行錯誤しながら決めていくわけですが、やす吉を含め投資経験の浅い人ほどリスクをとりがちの傾向があるので、この点改めて考えてみたいと思います。

投資の目的

リスク許容度を考える前にまず投資の目的が明確になっているか確認しておきましょう。やす吉の場合は年金不足分を配当や取り崩しによって補完すること、運用期間は一生 取り崩し開始まで約8年です。

ちなみに目標は8年で資産1.5倍というところです。S&P500の過去のリターンから考えてなんとか目標圏内かなと・・・とは言うものの過去10年のリターンが良すぎたので、これがこれからも続くとは考えにくいと思っています。

となればその時々の環境に応じて取り崩さなければならないことになりますね。

やす吉の例が参考になるかはわかりませんが、まずは投資の目的と運用期間、目標金額などを決めてください。その上で株式ではリスクが高すぎると思うのであれば現金の割合を上げる、債券を組み入れるなどが必要です。

リスク許容度に影響する要因

リスク許容度とは投資家が許容できるリスクの範囲のことで、例えば資産が減ることで生活に影響するような場合は明らかにリスクのとりすぎ、含み損を抱えると気になって仕方がない・・・というのもリスクのとりすぎです。

・年齢
・子供の有無
・性格
・投資経験 等々

年齢:
一般的に運用期間が長く取れる若い人はリスクを取りすぎて大きく資産を減らしてもリカバリーする時間がありますし、定年間際で資産を減らした場合はリカバリーの時間が取れません。

子供の有無:
子供がいれば近い将来教育費の負担が発生する可能性があります。このように近い将来大きな支出があるのであれば投資よりも貯金で準備すべきです。実際にお金が必要になったときに大きく値を下げていたら困りますからね。

性格:
ちょっとでも損をするのを嫌う人は含み損に耐えられないかもしれません。このような人は高格付けの債券などできるだけリスクをさける方が良いです。少しづつリスクになれていくことも必要かもしれません。

投資経験:
投資経験が長く何度も暴落を経験してきている人はやはり強いですね。ちょっとの暴落では動じないでしょう。 

暴落時にホールドしきれる自信があるか

コロナショック後、株価は上昇し続けて過去最高を更新中(最近少し落ちてますが)、S&P500はコロナショック時の底値から1.4倍まで成長しています。

その理由の一つに政府によるお金のバラマキ、金融政策は必要ですがその額が巨額です。一方で米国のGDPは2四半期マイナスとなっているので株価と経済に乖離が発生しているとも言えます。

Bloomburgによると「28日の米株式相場は続伸。S&P500種株価指数は連日の最高値更新で1週間を締めくくった。米国債は上昇。 ...

また米国の長短金利差は今はプラスになってますが昨年にマイナスをつけていますし、ISM製造業景況指数も一時50を割り込んでいます。

リーマン・ショック時もこれらの指標が不景気を示してからしばらくして暴落が発生していることを考えると 近い将来リセッションが発生することを前提に準備しておく必要がありますね。

リセッションが発生すればジワジワと株価は下がり続けます。過去の例から1年は下がり続けると思ったほうが良いでしょう。このような事が起きたときにホールドし続けられる自信がなければ自分のリスク許容度をオーバーしている可能性があります。

現金の比率を上げるなど対応が必要かもしれません。

投資との適当な距離感を探す

やす吉の場合は投資を初めてすぐにチャイナ・ショックが発生して含み損が約20〜30%くらい発生したと思います。

始めたばかりでリスク許容度も何もわからない状態でしたが、このときに1年位全く株価を見ないでほっぽらかししていたことで結果的に狼狽売りをしなくて済んでいます。

今考えればラッキーなのですが、この経験から言えるのは「自分のリスク許容度がわからない」のであれば株価は見ないでほっぽらかし・・・というのもおすすめです。

注意点は以下3つ
・近い将来使うお金を投資に回さない(あくまで余裕資金)
・投資対象が右肩上がりに成長を続けている
・時価総額加重平均のファンドを選ぶ

投資スタイルには大きく2つあります。御存知の通りインデックスとアクティブですね。 一般的に長期運用においてアクティブファンドはインデ...

このように色々と試しながら自分と投資との距離感をはかり、暴落してもストレスを感じないようなスタイルやリスクを見つけていくことが投資初心者からの脱却です。

右肩上がりで成長し続ける相場はありませんし下げつづける相場もありません。ただ過去を見ても定期的に暴落は発生しうるものですから個人投資家は自分のスタイル、そしてリスク許容度の範囲の中で淡々と投資を続けることが成功の秘訣と言えますね。


最近発生したコロナショック、これにより自分のリスク許容度がはかれたかもしれません。慌てた人はリスクのとりすぎかもしれません。

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これからの世の中、投資は必須となりますが過度な期待もNGです。なぜならばまっとうな投資のリターンは5%/年くらい、10年投資しても1.6倍程度のリターンです。しかも時期が悪ければほとんど増えない可能性もあることを知っておきましょう。

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