米国債券ETFを買うならAGGかBND

10年債利回りは3.11%に上昇というニュースが入ってきました。 という事は米国の債券ETFは軒並み値を下げているはず、ということで米国債券ETFで超有名な「AGG」と「BND」について整理をしてみたいと思います。

「AGG」・「BND」 は 共に バークレイズ・キャピタル 米国総合指数 をベンチマークにする 一番人気のある総合債権ETFです。 正式名称は以下の通り、ベンチマークが同じなのでパフォーマンスも同じと考えていいです。(※1)

AGG:iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETF

BND:バンガード・米国トータル債券市場ETF

※1 正しくは
AGG:ブルームバーグ・バークレイズ米国総合 インデックス
BND:ブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックス
不動調整の有無に違いがありますが、ほぼ同じということでまとめています。

ブルームバーグ・バークレイズ米国総合 インデックス

米国において投資適格の格付基準を有している国債、政府関連債、社債、担保付証券(MBS:モーゲージ証券、ABS:アセットバック証券、CMBS:商業用不動産担保証券、Hybrid ARM:ハイブリッド変動金利型住宅ローン)などが対象。

上記すべての債券を含めた総合型インデックスである、バークレイズ・キャピタル 米国総合指数(旧:リーマン・ブラザーズ 米国総合指数)は、国内外の多くの投資信託のベンチマークとして利用されており、米国債券市場を代表する有名なインデックス。

構成比率(BND)

やはりアメリカ政府の割合が約64%と多く、格付けも高いリスクの少ない債券に数多く投資しているETFと言えそうです。

株式と債券は逆位相と言われますが・・・

また債券ですからセオリーで言えば 株価暴落時に逆の動きをするのではと 考えられます。  実際にどうなのか? 過去のAGGとVTIのチャートで確認して見ましょう。

AGGとVTI 過去10年のチャート

VTIはリーマン・ショック後に徐々に増えてきていますが、AGGは全くの横ばいです。 これはリーマンショック級の変動があってもほとんど影響を受けていないことが分かります。

AGGとVTI 過去1年のチャート

また過去1年のチャートを見ましたが相関関係はわかりませんね、常に真横です。 でもFRB利上げの影響だと思いますが、2017年の後半から値を下げています。

更に過去10年のトータルリターンも見てみましょう

トータルリターンを見ると配当の分、AGGも徐々に増えてきていることが分かります。 でも、やはり株式のVTIにはかなわないですよね、当たり前ですが・・・

債券ETFをどのように活用するか

債券と株式では長い目で見ると株式のほうがパフォーマンスがいいとが先程のグラフからも見て取れます。 このため、投資の中心は株式になると思いますが、株価は債権に比べてリスクが大きく リーマンショックのように何年かに一度は暴落する可能性があります。

暴落時には現金を用意しておいて 値が下がった株を買えば良いわけですが、いつ暴落するかは不明な中で現金を手元においておくのは配当金の分 機会損失ですよね、

そこで株式のETFと AGGやBNDの債券ETFとを組み合わせる、株価暴落によって値下がりしたタイミングで債券を売却し、そのお金で 株を買い増すといった事が可能であることが過去10年のグラフから見て取れます。

それに現金を持つよりも配当金の分 約3.2%もトクです。

AGGとBNDの比較

では配当や経費率はどの程度あるのでしょうか? BNDとAGG ベンチマークが同じということはパフォーマンスが同じということ、あとは経費や配当、純資産などで決めればいいのでは? 

配当利回り 信託報酬 純資産
AGG 3.31% 0.05% 4.4兆円
BND 3.21% 0.05% 3.4兆円

配当利回りはいずれも3%超え、経費率は0.1%以下 規模はいずれも3兆円以上と流動性にも心配なさそうです。 あとは好みの問題となりそうですね。

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