米国は先進国の中でも唯一人口も増えており今後もGDPか伸びていくことが予測されていますが、一方で日本は人口も減少しており、今後の経済成長は期待できません。
となれば必然的に米国に投資したいと考えるのは当然ですよね、わたしもいろいろと調べて米国のETFを買い始めています。 でも米国に投資となれば わたしも含め初心者が悩むのは
・・・ではどうやって米国ETFを 買えばいいのか??
やってしまえば簡単、でもなかなか悩ましいところなので一度整理してみました。
米国ETFを購入する方法
米国のETFを買う方法は主に3つあります、難易度は下に行くほど難しくなりますが一度やってしまえば大したことはありません。 また難易度が低いという事はその分 手数料も高めですが、その分ラクということにもなります。
1:直接米国のETFに投資する国内投資信託で購入する
2:証券会社で日本円で海外ETFを買う
3:両替は銀行等で行い、ドルを証券会社に入金する
1:直接米国のETFに投資する国内投資信託で購入する
投資信託の投資先が特定の米国ETFとなるイメージです。 例えば「楽天・全米株式インデックス・ファンド」 (楽天VTI)これはバンガード社VTIを投資対象とした国内の投資信託で、100円から投資が可能 ノーロードで購入時の手数料や売却時の手数料はかかりません。
元々VTIの経費率は0.04%と低いのですが、それに対して楽天VTIは0.16%、 楽天VTIは日本円で少額から買える事、積み立てに対応している などメリットがあるものの、その分楽天で0.12%をマージンとして取られています。
それでも、米国全体に投資するファンドで信託報酬が0.16%とは国内では最安値じゃないですか?
また、米ドルで米国のETFを購入するときには購入時の手数料が発生します。 その額は SBI証券で 手数料0.45% 最低手数料5ドル、手数料上限20ドル となっています。 購入時の手数料0.45%は無視できない数字なので 手数料負けしないように 自ずとまとまった金額で投資しなければなりません。
でも楽天VTIは購入手数料が無料のノーロード、少額の購入でも購入時の手数料がかからないのがポイント、 となると 一般的には楽天VTIがオススメとなるかもしれません。
●信託報酬がやや高め
⇒ 楽天バンガードシリーズで+0.16%
⇒ VTIは0.04%
●購入時の手数料がかからない
●少額から購入できる
●自動積立も可能
2:証券会社で日本円で海外ETFを買う
これは日本円で海外のETFを直接買うもので、証券会社で通貨を円にすることで購入可能です。 しかし銀行等で円ドル交換するより手数料が高めです。 更に直接 米国のETFを購入する場合の購入時の手数料は0.45%(SBI証券)なので まとまった金額での購入が必要です。
●円ドル両替の手数料はやや高め
●購入時の手数料が0.45%(マックスで20ドル;SBI証券)
⇒ まとまった金額を購入しないと手数料負けする
⇒ 少額の購入にはむいていない
●自動積立も可能(SBI証券)
3:両替は銀行等で行い、ドルを証券会社に入金する
SBI銀行では両替手数料が1通貨あたり4銭となっています。(2017年8月10日時点) つまり100ドル両替して4円 つまり1ドル100円とすれば1万円分の両替で4円の手数料(0.04%) 十分に安いですね。
SBI銀行で円ドルの両替を行い、ドルをSBI証券に入金すれば 直接ドルで米国ETFが購入できます。 SBI証券のHPより入金指示をSBI銀行に行う形になります。
●円ドル両替の手数料は安い
●購入時の手数料が0.45%(マックスで20ドル;SBI証券)
⇒ まとまった金額を購入しないと手数料負けする
⇒ 少額の購入にはむいていない
●自動積立も可能(SBI証券)
はじめての方には楽天バンガードがいいかも
積み立ての手間や少額でも購入時の手数料がかからない楽天VTIは 信託報酬でみれば 大元のETFより 0.12%の高いのですが、 利便性などを考えれば これでも十分に安いと思います。
なお運用パフォーマンスは大元のETFと同じですが、為替の影響を受けるのでチャートは全く同じにはなりません。
また 円ドルの両替は 他にもFXという方法もあります。 ただSBI銀行でも十分に安いので、まだFXを試していません。 今度はこの部分も調査してみます。
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