【インデックス入門】普通の人が悩むかもしれない疑問点まとめ

【インデックス入門】ごく普通の投資をしたことがない、投資に時間を割きたくないという人が何をすればいいのか、それと最低限度の理屈を数回にわたってまとめてきました。

今回は予想される疑問点についてまとめてみたいと思います。

・債券を入れなくていいのか?
・米国株式と全世界株式どっちがいいのか?
・成績が良いファンドを組み入れるのはあり?
・為替の影響を心配しすぎる必要はない
・まとまったお金を手にしたときの対応

債券を入れなくていいのか?

一般的なポートフォリオには株式と債券が入っていることが多いのですが、なぜインデックス入門に債券が入っていないのか気になる人多いのではないでしょうか?

株式と債券では株式のリターンのほうが大きく、リスクはその逆です。なのでリターンを考えれば株式一択となるのですが、ではなぜ債券を入れろというのかその理由を考えてみましょう。

●リスク資産の値動きがマイルドになる
●株式と債券の割合を決めることでリバランスで悩まなくても済む

・・・とこんなところでしょうか?

債券を入れることで全体のリターンが増えることはまずありません。あくまでも値動きをマイルドにするだけのことです。

リバランスを考えるのであればファンドの中で定期的に行っていますから個人投資家は何もしなくてよいですし、リスクを気にするのであれば現金の割合を増やせばいいわけです。

なので普通の人は株式ファンドと現金だけで十分でしょう。

ただ個人的に債券が必要と思うケースはあって、それは現金は資産を生まないので機会損失と考えるパターンです。 つまり現金のアセットの中に高格付け債券をいれて配当をもらうというのはアリかな・・・このため やす吉は債権も持っていますが、がちがちの高格付けでAGGとしています。

流動性が高く、すぐに現金化できる前提で行っているのですが、投資が趣味ではないという人にお勧めできるものではないですね。

米国株式と全世界株式どっちがいいのか?

よく話題になるのがインデックス投資で米国株式か、それとも全世界か・・・正直どちらでもよいと思います。

全世界といっても時価総額加重平均でみれば上位の約6割が米国企業、なので上位6割にフォーカスするか全体で見るかという違いでしょう。

先のことはわからないし、投資に手間をかけたくないと考えるのであれば全世界株式のほうがいいかもしれません。また過去の実績から米国株式のほうがリターンが良いという結果も出ています。

VTIとVT長期チャート

今は米国経済が世界全体をひっぱっている状況が見えますね。

成績が良いファンドを組み入れるのはあり?

投資を初めてなれてくると、もっと成績の良いファンドが目に入ってきて組み入れたくなってきます。

しかし普通の人はこんな事をせずに、ファンドは1つで十分だと思います。理論上は時価総額加重平均を採用したファンドが最も効率が良いとされているからです。

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感覚的に言えば、毎年最も成績が良かった資産クラスは異なるので、ファンドを追加することで効率が劣る可能性のほうが高いと思います。

より大きなリターンを求めるのであればリスク許容度を見直して現金の割合を下げてリスク資産の割合をあげるほうが効率的です。

為替の影響を心配しすぎる必要はない

おすすめしているファンドは全米株式もしくは全世界株式ですが、当然ながら為替のリスクがあります。

ドルを買った時よりも円安に振れればリターンは大きくなりますし、逆に円高に振れればリターンが小さくなります。

例えば、現在1ドル100円~110円くらいで推移していますが、リーマンショック後は1ドル80円まで円高が進みました。つまり円ベースでの評価額が2割強減ったわけです。

逆に言えば円高の時にドル転した人はその分大儲け・・・つまり買うときは円高大歓迎ですが現金化するときは円安が望ましい。

ただ為替は多分に政治的な部分があり、極端に振れると調整されます。リーマンショックのあとドル円が80円まで行ったのは当時の政府・日銀が経済危機への対応をしなかったためであり、稀なケースでしょう。

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為替の心配よりも、通貨分散のメリットを考えたほうが良いと思います。

普通の日本人は円で給料や年金をもらって生活をしています。すると持っている金融資産は普通「円」だけとなり通貨が分散されません。

これでは為替変動によるインフレリスクをモロに被ってしまいます。つまり円高になると輸入品価格が上がるというわけです。

これに対応するには通貨を分散させて「円」以外の通貨をもつ必要があるのは言うまでもありません。

その意味でVTIやVTを直接購入するのはドル建て資産を持つことになりますし、おすすめしている投資信託も間接的にドルを持つことになるので通貨の分散につがなります。

このため為替を意識するというより、ドルへの通貨分散となるのでかえって相性が良いのではないかと思います。

まとまったお金を手にしたときの対応

相続などでまとまったお金が入り、そのお金を投資に回す場合は一括で購入したほうが良いのか、それとも時間分散させて購入したほうが良いのか・・・

一般的にこのようなときにはドルコストで購入することがおすすめされているようです。一括して購入した後に暴落が発生したらショックですからね、時間を分散させて購入したほうが良いと考えるのも当然です。(やす吉もそうしてしまいそうです)

しかし長期運用を行うのであれば正解は一括購入でしょう。株価はすべての情報を織り込んでいるので価格はいつでも適正という前提だからです。

逆にドルコストで購入すると毎月現金と株式の割合が変わり続けます。そしてその間は自分が取れるリスク許容度と異なる割合での投資となるので、その分効率が落ちるからです。

もちろん積み立て投資は問題ないですよ、毎月一括購入していると考えられます。 まとまったお金を手にしたので自分のリスク許容度が変わったというのもアリです。


リスク許容度を無視した投資は非常に危険、暴落などでどこまで資産が得るのかはリターンよりも先に押さえておかなければなりません。

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