新型コロナ後の世界/先が読めないのであれば、なおさらETFがおすすめ

株式投資
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新型コロナウイルスの影響で中小の企業が大きな打撃を受けているようです。一方でこれをチャンスととらえている企業もあり、新型コロナウイルス終息後の世界は大きく進むように思います。こんな先の読めない時は素直にETFを買い増していくのが良いでしょう。

おさらいですがETFとは、証券取引所に上場して株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託です。そして有名な株価指数といえばS&P500、これに連動するETFに「VOO、IVV,SPY」があります。

そして株価指数は組み入れらる銘柄に基準を設けて、定期的に銘柄が入れ替えられています。例えばGoogleでS&P500の選定基準を調べるとこのような条件が出てきます。

  • 時価総額:時価総額が61億ドル以上あること。
  • 流動性:評価日までの各半期における売買高が最低 25万株あること。
  • 本拠地:米国企業であること。 …
  • 浮動株:最低 50%が浮動株であること。
  • セクター分類:セクター間のバランスの維持
  • 財務健全性:直近の四半期および直近の連続4四半期で利益が黒字であること。

つまりS&P500に組み入れられている銘柄でも 例えば時価総額が61億ドルを切ると外されてしまい、別の優良企業が組み入れられるというわけです。

このため個別株であれば財務諸表を確認して怪しいものを外す・・・とかしなければならないのですが、ETFはこの作業を勝手にしてくれるので非常に楽 なので投資初心者や投資に時間がとられたくない人にはおすすめなのです。

ここで新型コロナの話に戻しますが、新型コロナウイルス問題が収束したときにはきっと世の中が大きく進んでいる可能性が高いと思っています。 各国でロックダウンが行われ、日本でも緊急事態宣言が発令されるなど企業や個人の行動に事実上制限がつく中で、家から出なくても結構快適、テレワークやってみたら結構便利となればその後の企業や個人の行動にも影響しそうだからです。

つまり新型コロナが終息した後に、大きく成長する企業と長く低迷する企業に分かれてもETFは勝手に銘柄を組み替えてくれるので、先が見えないのであればなおさらETFと思うのです。

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新型コロナウイルス後の世界

新型コロナウイルスによって日本でも緊急事態宣言が出されていますが、今回を乗り切っても、来年も繰り返し流行するので終息するまでは2~3年というところでしょうか? 

当然2年、3年と経済活動を止めるわけにはいきませんから仕事の仕方にも様々な工夫されてテレワークなど今までなかったような方法が当たり前に・・・これにより、長い目で見て都会への人口集中も緩和されるかもしれません。

これは不動産価格に影響を及ぼします。同様に窓口に行かなければならない銀行や証券会社、役所のWeb化、リモート診療なども進むでしょうね。

ついていけない組織はやがて淘汰されて別の組織が立ち上がってくる。そしてそのスピードが加速していくだろうと思っています。

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オリンピックも怪しいのでは

今年の東京オリンピックは来年へ延期となりました。 しかしオリンピックは世界中から人が集まるので、世界中で感染が終息していなければ開催できません。このためには多くの人が免疫を獲得しないといけないので、ワクチンの開発は必須と考えています。

ワクチンの開発には2~3年でしょうか?・・・と考えると来年の開催も危ういですよね。ちなみに東京都の発表ではオリンピックの経済効果はインフラ含めて32兆円、直接効果は5兆2000億円だそうです。

このように短期的、中期的には景気が下がる方向のバイアスがかかるイメージしかありません。でも投資は負けないことが大切なので景気の低迷、株価の下洛が続く前提で行動を考えておかなければなりません。

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投資経験が少ない人はどうするべきか

結論から言えば、伝統的な時価総額加重平均を用いたよく分散された株価指数をベンチマークにしたETFをドルコスト平均法で買い付けること。もしくは時間を分散させてスポット購入することが良いと思っています。

おすすめETF
●米国優良大型株500銘柄(S&P500)
 VOO、IVV、SPY
●米国株式全体をカバー
 VTI
●全世界の先進国株式市場および新興国株式市場
 VT

どれも有名なETF、米国に集中させるならばS&P500かVTIですし、世界中に分散させたいと思うのであればVTですね。

そして新型コロナに収束後の世の中は大きく変わり、組織の新陳代謝が進むと思っていますが、このようなときでも僅かな手数料で不適切な銘柄を外して適切な銘柄を自動で組み替えてくれるETFは頼もしい存在です。

気をつけなければならないのが短期・中期的にはきっと株価の下洛などネガティブな状態が続くのでなのではないかと思っています。この時に売らないで市場に立ち続けることが大切。10年後、20年後にプラスになっていればその間はどうでもいいのです。

そのためには長い目で見て右肩上がりのストーリーがイメージできる先程のようなETFに愚直に投資をつづけるだけです。

 

経済対策として大量に刷られたお金、いずれは株式に戻ってくると思っているので長期間市場に立ち続けることでその恩恵を受けられるものと思います。

配当利回りが高く人気のSPYD、今回の株価下落によって非常に安くなってきています。私も購入を考えましたがやはりメインはVYMで行くことにしました。

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