巨額な経済対策/刷られたお金はどこに行く?・・・

雑記
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新型コロナウイルスの経済への影響をから様々な経済対策が取られています。米国では総額2兆2000億ドル、日本円で230兆円という巨額な経済対策が成立し これはリーマンショックの緊急対策を大きく上回るものになっています。

更に追加の経済対策も行われており、何が何でも景気を悪化させないというトランプ大統領の意思が伝わってきそうな状況ですね。

日本でも108兆円の経済対策が決定、中でも国民一人当たり10万円を支給する方針というのも今までになかった施策です。もちろんこの金額すべて赤字国債というわけではありません。

しかし緊急の経済対策によって世界的に多くのお金が流通することに変わりはありません。このお金、最終的にどこに行くのか? 結論から言えばこれらのお金はやがて資本家側の人々に還元されるると考えています。

今日はここのところを整理しておきたいと思います。

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日米 対策規模の差について 

日本の経済対策規模は過去最大の108兆円規模、最終的にどうなるかわかりませんがたくさんお金を刷った方の通貨安になるのは自然な流れだと思うので、もし日本の経済対策がショボければきっと円高になるだろうと思っていました。しかし今回はかなりマジなようです。

ここで簡単に言えばお金を多く刷ったほうの通貨が通貨安になるのが基本ではないでしょうか、実際にリーマン・ショック時に各国が経済対策を行っている中、日本では約2年間何ら対策をしてきませんでした。その結果が極端な円高として1ドルが80円を割るところまで来たわけです。

ドル円チャート

やす吉は日本の経済対策が後手に回れば円高が進み、結果ドルが安く買えると期待していましたが、日本もリーマン・ショック時に比べれば迅速な対応です。

ただ米国に比べるとその規模に大きな差があるのは否めません。なので今後も円高へ進む可能性は大きいと思っています。絶対ではありませんが投資初心者の方は円高が進むことで資産の評価額が更に下がる・・・かもしれない ということも頭に入れておいたほうが良いと思います。

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いずれ株価はもとに戻る

新型コロナウイルス問題はいつかは解決し、株価も戻ってくるのは間違いないと思います。問題はそれがいつになるのか?と言うことですね。

残念ながらそれがいつになるのかは全くわかりません。ただ過去の暴落の例から 2~3年後にはかなり回復していると期待しています。なので1年~1年半の間 買付額をUPさせて暴落後の成長に乗っかりたいと思っています。

ここで気になるのは経済対策として大量に発行されたお金、株価が戻った後はどうなるのでしょうか??一般的に考えればお金の流通量が増えたわけですからインフレが進むか、もしかすると一部に滞って格差が進むということが考えられますよね。

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刷られたお金はどこへ

やす吉の考えを言えば、大量に発行されたお金は いずれ資本家側の人達に還元されていくものと思っています。

理由は物の値段は、基本は需要と供給のバランスで決まるからです。お金が大量に刷られたことで労働者の賃金が上がることはないはずです。強いて言えば景気が良くなり人手が足りなくなれば賃金は上がることになります。

そして「r>g」というピケティさんの公式を考えても賃金が上がるスピードよりも資本が増えるスピードのほうが大きいので企業の内部留保や株主への還元が加速する形になると思うのです。

●賃金も需要と供給のバランスできまる
●企業への内部留保が進む
●株主への還元が進む

経済対策としてばら撒いたお金でさえ、資本家側に流れていったしまうことを考えれば、株式をしないことは長い目で見るとかなり危険ということが言えると思います。

まとめ

新型コロナウイルスの経済への影響を抑えるため、各国で巨額な経済対策が行われていますが、米国と日本の対策額の規模をみると 今後もしばらく円高に進みそうに思えてなりません。この状況はドル転をするには良い環境なので実際にどうなっていくのかはよくウオッチしていきたいと思います。

そして、経済対策として市場に流通するさせた巨額なお金は最終的にどこに行くのか? これは資本家側の人々に還元されていくと思っています。 これは「r>g」の公式をみれば明らか、この恩恵を受けたいのであれば株式は必須ですね。

なので株式は誰でも必須のスキル、市場から退場することのないように、自らのリスク許容度を考えた長期投資を心がけることが大切ということになってきます。

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