景気に敏感!?/高配当SPYDをこのまま買い進めるのは有りか?!

コロナウイルス騒動で株価大暴落状態です。こんなときこそ絶好の買い場ということでこの期に買い増しをしている方多いと思います。こんな中で高配当で人気のSPYDも大きく値を下げているのでまさに買い場と言える状態です。

SPYDの人気の秘密はなんと行っても配当利回りの高さ、この,ETF1本で税引き後の利回りが平時で4%を超えていることに加えて、通常好配当ETFは価格の上昇はあまり期待できないのですが、しっかりと値を上げてきていますから配当だけでなく売却益も期待できる優良なETF、経費率も0.07%と非常に安いので人気となっています。

・配当利回りが高い
・売却益も期待できる
・経費が安い

こんな理由から今年2月の保有残高ランキングを見てもいきなりトップ10に入っているのが印象的です。

久々のランキングを確認しておきたいと思います。普段であればランキングに大きな特徴や変化はないのですが、2月から始まった暴落相場の影響でこの...

そんな人気ETFのSYPDですが懸念事項もあります。設定後4年と若く、過去に大きな暴落を経験したことがないので暴落時にどのようなチャートを描くのか? 他の高配当ETFに比べて減配の可能性が高いのではないか? 等々 今回個人的に気になる部分を見てみたいと思います。

結論

SPYD一本で行くのはリスクが大きい、HDVと組み合わせるか、サブ的な位置づけで運用するのが良さそう。もちろんリスクが取れる人は一本でもOK、ポートフォリオをシンプルにしたいのであれば個人的にVYMがおすすめ。

チャートを確認

では早速SPYDほかVYM,HDVといったメジャーな高配当ETFと比較してみます。過去3ヶ月のチャートです。

この3ヶ月でSPYDが41%値を下げています。この間、VYM,HDVは約25%の下洛です。やはり高配当に振っているSPYDはVYM,HDVより大きく値を下げていますね。3月はじめからSPYDの下落が大きく目立ってきています。

このことから景気には敏感に反応する銘柄が比較的多く組み込まれているように思います。

またグラフには有りませんが、この間S&P500がマイナス23%です。S&P500やその他高配当ETFが20~25%の下洛ですから下落幅40%超えはリスクが大きいと言わざるを得ませんね。

このリスクの大きさと高利回り、将来的な増配についてどう考えるかがポイントとなりそうです。

トータルリターンを確認する

VYM,HDV,SPYD過去3年間のトータルリターンを見てみましょう。VYM,HDVが配当含めたトータルリターンがプラスですが、SPYDのみ-13%となっています。

つまりSPYDは配当額は大きかったものの、今回のコロナ騒ぎで下落幅が大きくトータルでマイナスに至っています。 確かにSPYDだけが株価マイナス40%ですからトータルリターンもマイナスになってしまったわけです。

それだけ株価の下落幅が大きかったわけですね。

増配について

暴落時に大きく値を下げている=買いやすいということは言えますが、SPYDは高配当に振っている分、増配についてはあまり期待できない可能性があります。

実際に2018年の配当はVYM,HDVが増配する中でSPYDだけ減配しています。

今回の暴落が増配にどのように影響していくのかはまだわかりませんが、この部分は注視していきたいと思います。

まとめ

以上まとめるとSPYDの特徴とリスクについて、現時点では以下の通りになるものと思います。

・他の高配当ETFよりも配当利回りが高い
・比較的景気に敏感
・配当と売却益どちらも狙えるが、過去4年の実績ではVYM勝利
・増配については期待できないかも(過去の実績がまだ乏しい)

暴落中のいまSPYDも大きく値を下げています。買うには絶好のタイミングなのですが、どうも増配の可能性が低そうな雰囲気が気になります。

とは言うものの、優良企業の集合体S&P500の中でも高配当のものを集めてこれだけの高配当を実現させているのは立派、ただ資産クラスが不動産や公益事業に偏っているので、個人的にはHDVなどと組み合わせて活用するような使い方や、ちょっとしたトッピング的な使い方が良さそうに思います。

大暴落中の今が買い場!
すぐに高配当がほしいのであればリスクを取ってSPYDを買うのはありです。問題は資産クラスが偏っているのでここをどうするかは考えなければならないと思います。

ただ過去の実績や資産クラスの分散などを考えると、個人的にはVYMイチオシですね、資産クラスも分散されているのでこれ一本で安心して投資ができます。ただどうしても配当利回りが税引き後2%程度になってしまうのが惜しいところです。


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