高配当ETFを買うタイミング/結局は積立がおすすめと思う件

インデックス運用をするにあたって、積立投資をするのは一番確実な方法です。そして余裕があれば投資用のキャッシュをある程度確保し、大きく株価が暴落するようなタイミングで買い増しをする。というのが一般的に取られる運用方法ではないでしょうか?

ただ株価が暴落したら買いましといっても株価は上昇し続けていますし、なかなか買い増しするタイミングが見つかりません。下がったらと待ち続けていて、結局下がらなかった・・・となるかもしれませんし、逆に買ったあとに更に上がるかもしれません。

先がわからないからこそ積立投資が確実ということになります。

しかし、利回りをウオッチする等でタイミングをはかることはできないのでしょうか? 今回はタイミングをはかる投資について考えてみたいと思います。

ターゲットにしたい高配当ETF

高配当ETFで有名なものにVYM、HDV、SPYDがあります。高配当で注目されるのはもちろん利回りですよね、これは過去1年間に支払われた配当金を現在の株価で割ったものです。

例えば過去1年でVYMの配当が$2.8 現在の株価が$90であれば 2.8/90=3.1% ということになります。

そしてもう一つ忘れてはいけないのが増配傾向が強いのか・・・ということですね。もちろんリーマンショック級の暴落があれば配当金が一時的に下がってしまうのは仕方がないことですが、キャシュフロー安定させるためには毎年少しづつでも配当金が増えていくことが重要です。

⇒ 配当利回り
⇒ 増配傾向

配当利回りについては以下のようになっていますね
 SPYD>HDV>VYM

増配傾向でみると順位は逆転します
 VYM>HDV>SPYD

いま注目のSPYD、私が買っていないのは設定日から日が浅いので安定して増配してくれるのかが不明だからです。最もS&P500の中から高配当銘柄を集めたものなので、そもそも間違いない銘柄であることはわかっているのですが、長期間安定してキャッシュフローの安定させたいと考えたときにどうなるのか・・・

一般的に高配当になればなるほど、株価は上昇しくくなり増配傾向も小さくなりますからね。

なのでオーソドックスにVYMをイメージして考えてみます。

配当額推移

タイミングで購入する視点

買い付けるポイントは安いときにたくさん買っておきたいということですよね、例えばキャピタルゲインを狙っている人が200日移動平均線を割り込んだときに買う・・・という事で割安に買える可能性が高まります。

配当狙いの場合も同様な考えで株価が安いときに買うという方法、また配当利回りを参考に配当利回りが〇〇%を超えたら買う。という方法が考えられます。

などを考えると大きく3つの方法があるものと思います。

⇒ 株価が割安になった
⇒ 過去の配当利回りを上回った
⇒ 愚直に積立投資を実施

株価が割安になった

一般的な方法ですが、200日移動平均線は長期的な株価の推移を表しているものです。過去の実績からの計算なので当然未来の予想はできませんが、それでも株価が割高か、割安かの目安にはなるものと思います。

当然たくさんETFを持っていればその分配当金が増えるわけですから、株価をキーにしてタイミングをはかるということです。この場合でも1回でまとめて買うのではなく何回かに分けたほうが良いでしょう。

過去の配当利回りを上回った

配当利回りの計算方法は過去1年の配当金を今の株価で割ったものですから、株価が安くなれば相対的に利回りが上がります。

なので過去の利回り平均からしきい値を決めて、VYMの利回りが3.1%を超えたら買う。。。というようなルールを設けて買うことです。

このグラフはVYMとHDVの過去1年間の利回りの推移を表しています。3月ごろから利回りが上昇していることがわかりますね。

VYMのチャートと200日移動平均線を見てみるとやはり同時期に移動平均線を割っていることがわかります。ただ一時的に割安になっています。

愚直に積立投資を実施

積立投資はどなたにでもおすすめできる方法です。しかもチャートや配当利回りを考えなくていいのもメリットです。

なぜならば過去1年を見ても割安で買い時と言えるのはほんの一瞬でした。(上のグラフ)利回りやチャートを定期的にチェックして入ればこのタイミングで買えたかもしれませんが結構大変な割に効果が少なそうに思いませんか?

チャートや配当利回りなどを気にせずに決めた額を買い続けることで、市場の平均価格で買い続けることができます。増配傾向の強い銘柄であればベンチマーク以上のリターンがあるかもしれません。

また、一度積立をセットしてしまえばあとはほっぽらかしでOKですし、SBIネット証券であれば米国株式でも自動的に買付をしてくれるサービスもあります。

まとめ

高配当ETFを買い付けるタイミングについての考え方は大きく3つあるものと思います。

⇒ 株価が割安になった
⇒ 過去の配当利回りを上回った
⇒ 愚直に積立投資を実施

ただ現実場面では「株価が割安」、「配当利回りを上回る」という買い場はプチ暴落しか見当たりません。 例えば2015~2016年、2018年年末の暴落のときは買い場だったと思いますがそれ以外に買うべきタイミングがない事になってしまいます。

VYMチャート(過去5年)

となると考え方としては色々あるでしょうが、愚直に積立投資を行いつつ数年に1度起こるであろうプチ暴落時に買増を狙うというのが現実的な対応ということになるでしょう。

そのためには適切なキャッシュをキープしていざというときは買い増しができる状態を作っておきながら、普段は積立投資というのが誰でも機会損失を最小限にしながら運用できる方法ではないでしょうか。

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結局は積立投資が誰にでも勧められる方法だと思います。たとえ暴落してもほっぽらかしておけばいいのです。

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