年金受給まであと9年/今年の方針について整理してみる

雑記
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あけましておめでとうございます。年も開けましたね、早速ですが年のはじめですから今年の運用方針について考えて整理しておきたいと思います。 

退職金受給まであと9年の私は元々高配当銘柄をイメージしていたのですが、配当や売却益を含めたパフォーマンスでは高配当よりもS&P500やVTIのほうが期待できるので、高配当ETFのVYMと積立投資用に楽天VTIが中心にして、暴落のことを考えて債券ETFであるAGGを若干加えたポートフォリオにしています。

暴落したらキャッシュでVYMを買い増し、暴落が長引けばAGGを処分してVYMを追加買い増しというイメージ、楽天VTIはひたすら積み立てるイメージです。

個人的には気に入っていたのですが、今から9年後から年金の不足分を配当でカバーしたいと考えると色々と悩み事が出てきます。つまり残り9年間では必要な資産を築くのは難しそうだ・・・しかも年齢的にちょうど運用方針を変えていく(資産をつかっていく準備)ステージにいるのでリスクを取った運用もできないということです。

今回は自分の頭を整理する意味で色々と書いてみたいと思います。

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現実的に考えると

VYMとAGGの利回りは税引き後で2%くらいです。VYMは増配が期待できると思っていますが、計算上 月に10万円の配当を目標にすれば6000万円分のVYMとAGGが必要になってしまいます。

今の積立ペースから9年後までに3000万円ペース、VYMは株式ですから当然 目標金額を6000万円に近づいているかもしれないし、暴落しているかもしれない。

すると・・・
●絶対に現金化しない、配当だけで賄う
このように考えるには今の資産が少なすぎです。現時点で5000万円~6000万円くらいないと実現できそうもありません。 でも個別株に乗り換えて配当利回り4%くらいを狙えばクリアできそうです。

●いつ個別株に乗り換えるか
ならばさっさと個別株に乗り換えるか、楽天VTIを育てて(積立)将来乗り換えるか・・・ということになります。「将来高配当に乗り換える=利益が出ている可能性大」であれば20%の課税分パフォーマンスがおちますし、突然個別株というのも無謀そうです。

と考えると、早めに高配当の個別株でポートフォリオを考えて、経験を積んでいったほうがいいと思いませんか!?

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うまく行かなかったときのバックアップ

その前にバックアップとして65歳の時点で想定金額が積み上がっておらずに目標の配当額を達成できなかった場合のことを考えてみましょう。

9年後の話ですから目論見通り行っていないかもしれませんし、もしかすると予想外に良い結果になっているかもしれません。うまく行っていれば万々歳ですが、そうでなかったときどうするのか・・・とういことも想像しておかなければなりませんからね。

なお資金が潤沢ならばこのような心配はいらないのですが、私の場合は資金が微妙で目標達成できるかもしれないし、できないかもしれないというレベル。絶対に現金化しないとは言えないレベルです。

実際には将来の自分が判断するのですが、配当だけでは無理となったときは株式を売却して70歳までつなぎましょう。そして年金の繰り下げ受給を使うという作戦に出ます。

これは65歳から70歳まで年金を繰り下げ受給をすれば最高で年金が42%増額する仕組みを利用するのです。この場合積み上げてきた株式を5年間取り崩すことになるのが残念ですが70歳以降の生活費を確保することはできます。

平成30年度の標準的モデル世帯の年金額は夫婦2人分で老齢基礎年金も含む金額で22万1277円です。 これが42%増えるわけですからひと月に30万円を超えますよね、これだけあれば生活費としては十分なのではないでしょうか?

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まとめ

私の場合、購入した株式を売らないで配当をもらい続けるという前提にたてば、ETFでは足りなくなる可能性が大、より高配当な個別株について勉強して乗り換えをしたほうが良さそうだと言うのが今の結論です。

となれば、今年の目標はどのような銘柄を購入するのがいいのか勉強して選定する。というのが当面の目標です。納得がいけば徐々に個別株も購入していくことになるかもしれません。しかしETFはこのようなことを考えなくてもいいので楽ですね~と実感、散々悩んだ末にVYMに戻ってくるかもしれません。

年金の繰り下げ受給というバックアップを視野に入れておけば、全部VYMで増配に期待 なんて選択肢も出てきますが、今年の目標はあくまでも個別株購入のための勉強ということで進めていきたいと思います。

個別株で配当狙いとなれば企業の財務状況が盤石である必要がありますよね。当面は簿記などの勉強をしつつ銘柄選びを検討してみます。

年金の繰り下げ受給についてまとめたものになります。今まで投資をしてこなかった人が退職金などでいきなり投資を始めるのはリスクが大きく、それに対する対応のひとつです。

投資期間が長く取れるのであれば投資は株式一択で良いと言われます。これは過去200年の実質トータルリターンから一目瞭然ですね。

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