投資は株式一択である理由/歴史が語る過去200年のリターン

長期運用を行うときにどのようなポートフォリオを組めばいいのか参考になる面白いグラフがありましたのでご紹介したいと思います。

有名な投資家ジェルミー・シーゲルさんの「株式投資の未来」つまり赤本の中にあるグラフです。コレは200年前に1ドルを投資していた場合、どのように価値が上がっていったのか・・・を表したグラフです。

これを正しく理解することで何に投資をすべきかが見えてくると思います。

グラフを読み解く

200年前の1ドルが株式では約60万倍になっていることがわかります。株式は上げ下げを繰り返しながらも確実に価格を上げているので長期運用では株式一択であることは一目瞭然です。

一方で一番成績が悪いのが現金、インフレの影響からついには0.07ドルまで下がったことがわかります。これを単純に貯金に当てはめると200年前に100万円を持っていたとして、ひたすらタンス預金を続けると現在はインフレにより7万円相当分の価値しかなくなったことを意味します。

また金の価格は横ばいですね、これはインフレに追従して価格が上がっている事がわかります。強烈なインフレが進んでも金であればもとの価値を保ってくれることが見えてきますね。

過去の歴史を紐解くと長期投資は株式一択と言えると思いますし、長期間使う予定のないお金を利子のつかない貯金に回すのはマイナス側のリスクしかないことがわかります。

なぜ債券を組み入れる必要があるのか?

長期で運用するという前提ならば株式一択ということがわかってきますが、投資のセオリーとして株式と債券を一定の割合で組み入れることが推奨されています。 これはなぜなのか理由について考えてみましょう。

投資したお金はいつか使うことが前提です。つまり出口戦略というやつが必要になるわけです。また投資する期間が長く取れるのであれば出口など考えずに株式一択でしょう。
資産形成には・・・

1)稼ぐ
2)生活防衛費を貯める
3)投資して増やす
4)守る

というステージがあるように感じます。一般的かどうかはわかりませんが、資産を増やすためには種銭を稼ぐのと同時に生活防衛費や近い将来使う予定のあるお金を除いて投資をすること、つまり1)~3)は資産を増やすステージ、そして当然若くて投資期間が長く取れるのであれば株式一択です。

ちなみに「稼ぐ」については会社員だけでなく副業や起業なども含まれます。

問題は投資したお金はいつかは使うわけです。年齢によっては出口を考える必要性があります。このときに株式だけではリスクが大きいので債券を組入値動きをマイルドにしたいといいうことでしょう。

またすでに大きな資産を築いて配当で十分生活が成り立つ人などはあえてリスクを掘る必要がなくなっているはずです。この場合もそれなりに債券を組み入れたほうが良いとなるでしょうね。

つまり資産がまだ十分に育っていない、出口を考える必要がない場合は債券は不要、もしくは割合は少しで良いと思いますし、出口を考えるのであれば債券の割合を上げる必要がある。 ・・・と個人的には思います。

では株式だったらなんでもいいのか?

先程のチャートは米国人のジェルミー・シーゲルさんが米国の実質リターンを調査したものです。つまり日本だったら・・・新興国だったら・・・みんな状況が異なっています。

米国の場合は株式に関する法整備もしっかりしているといいますし、何よりも世界経済の中心にあり新しいイノベーションも次々と起きている国です。このような国のチャートであることは知っておく必要がありますね。

まとめ

過去200年の歴史を見てもリターンが一番大きいのは株式であり、現金を長期間保有することには意味がないとおもいます。

このような過去の事実より資産形成中で投資期間が長く取れるのであれば株式での投資をすべきとでしょうし、債券などを組み入れるのは短期、中期の投資で出口を意識しなければならない場合だけであるとも言えるでしょう。

とは言うもののあくまでも過去の結果からの考察であり、これからも米国が発展し続けるかどうかは不明。なので資産形成にどのような成長イメージを持って取り組むかは皆さんの判断によりますね、あれこれと考えるのが面倒であればVTなど世界中の株式への分散ということになるでしょう。

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