PFFは高配当ETF/ポートフォリオに組込むべきか?!

PFFは「iシェアーズ米国優先株式ETF」といい、高配当ETFとして知られています。 経費率もそれなりに高いのですが それを打ち消して余りある高配当、配当狙いの私としては非常に気になります。 では早速見てみましょう。

S&P US Preferred Stock

S&P US Preferred Stockはアメリカの優先株式で構成される指数、優先株のため通常の株よりも分配が優先されるため配当も優先されます。

ただ、普通株に比べて配当金を優先的に受ける事ができる一方で、議決権が制限される 手数料がかかるという特徴もあります。 まあ個別銘柄を買っているわけではないので議決権はなくても問題ないでしょう。

PFFはS&P US Preferred Stockと同等の投資効果をあげるよう作られており、経費率が0.47%と高いものの 配当利回りは5.98%(2017年)となっており経費を差し引いても5%を超えてきます。  また、毎月分配ですが 日本でよく見るタコ足ではないのもありがたいです。

組み込み銘柄を見て見ましょう。(以下BLACKROCK HPより)

構成比率 上位10銘柄(%)

金融系の銘柄をが多いことがわかります。 金融系を中心に295銘柄が組込まれているので 他のETFとは異なるチャートを描きそうです。

過去10年のPFFチャート

やはり金融系が中心のため、今までのETFとは全く異なるチャートになっています、見事なまでに横一直線なのがわかります。 ただリーマンショックのときの値下がりは大きく半値以上落ちていますが、ただその後1年間である程度回復したものの、その後は横ばい。

金融系が中心なためか、リスクは大きと考えるべきかもしれません。 チャートを見ても値上げはほとんど見込めず、ただし回復も早いみたいなので 下げたときに買い増しするのが基本ですね。

配当金5%は高いのか?

平常時は上がる雰囲気を見せないPFFのチャート、キャピタルゲインは全く期待できません。 しかし、この高配当は魅力的。

キャピタルは全く当てにはできませんが、インカムはある程度金額が予想できるからです。

過去10年 VTI・VYM・PFFのトータルリターン

配当は高くてもトータルリターンを考えればPFFよりもVTIやVYMが高いことが分かります。 そこでキャピタルとインカムどちらを優先するのか?というい判断になりそうです。

債権のチャートと似てないか?

アメリカでは緩やかな金利上昇を始めているようです。  そこで金利上昇と伴って下がるといえば債権もそうですよね、そこで検討中のAGGのチャートを持ってきました。

過去10年 PFF・AGGのトータルリターン

PFFはリーマンショックで半分以下まで下がっていることを考えると 株が下がるときは一緒に大きく下がるので、債権よりも遥かにリスクが大きいと考えられます。

しかし通常は株と債権を比べた時に株のほうがパフォーマンスが良く、PFFもトータルリターンではAGGよりパフォーマンスが良いことが過去のチャートからわかります。

高配当が気になる方には超オススメのPFFですが、キャピタルは全く当てにできません。 株価暴落時にはしっかりと暴落しますので下げたときに買い増すのがポイントとなるETF、高配当を考えるのであれば要検討です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする