米国株式ETF/2年間の実績集計⇒ほんとに5%も成長するの?

投資をするならば世界中の株式へ分散させるか、米国株式への分散が王道といえるでしょう。私も米国株式への分散投資で、10年後 年金をもらえる年令になったときに生活費不足分を配当金でカバーもしくは投資した資金の取り崩しで対応すべく奮闘中です。

といってもポジションを取ってしまえばあとはほとんど何もすることはないのですが着実に評価額は増えてきています。

今回は投資額とリターンを整理してどのくらいのリターンがあるのか整理しておきたいと思います。

まずは市場環境の整理

私が米国ETFを買い始めてポジションを取ったのが2018年1月、2017年までは明らかに右肩上がりで成長していたものが2018年から波乱の時代へ移ってきています。

下のグラフはS&P500の推移です。2018年から明らかにボラティリティが大きくなっていますが、それでもジリジリと株価を上げていくのはさすがと言えますね。トランプさんも株価を下げないという明確な意思表示がありますからしばらくはこれが続くのかもしれません。

またリーマンショックから約10年であり、そろそろリセッションが叫ばれ始めていたことですから米国株式を買うのをためらっていたのですが、そのパフォーマンスからセゾン投信から米国ETFに乗り換えました。

しばらく商品の多様性に踊らされていろいろなETFを買っては売り・・・を繰り返しましたが、最終的に「VYM」「AGG」 そして楽天VTIという形に落ち着いています。

はじめは日本の株式で10年後の高配当を目論んでいたのですが、高配当銘柄の財務諸表を調べたり投資信託を調べたりしても、どうしても手放しで高配当を維持できる気がしなかったので探しに探してついに米国株式にいきついたということになりますね。

ちなみに以下が日経平均の推移です。2018年以降、米国のS&P500がジリジリと株価を上げているのに対して日経平均はジリジリと株価を下げているのがわかります。

つまりそれだけ儲けるのが難しい市場なのだと言うことが想像できます。

結局どのくらいのリターン?

この間でS&P500が約2800から3000まで上げています。つまり単純に見れば7.1%増えたわけです。

ではVYMとAGGはどの様になっているでしょうか、スポットで買い増しや、時間分散をしたりしているので全くの比較はできませんが、どのくらいもうかるのかイメージはできるとおもいます。なお以下の投資額は今まで2年弱の間に投資した金額の合計です。

VYM:
 投資額 $73,380 
 評価額 $79,914  +8.9%

AGG:
 投資額 $25,427 
 評価額 $26,539  +4.3%

御存知の通りVYMは高配当の大型株500銘柄を組み込んだETF、インカムとキャピタルどちらも狙えるETFです。 S&P500よりも成績が良かったのは昨年末に株価が下がったときに買い増ししていたせいでしょうね。

AGGは米国の高格付け債券ETFです。インカムと株が暴落したときに株式買付の資金転用することを狙っての高格付けです。

では配当がいくら位出ているのか・・・2年弱の合計になります。(税引き後)

VYM:
 配当金合計 $2,365

VYM:
 配当金合計 $777.24 

以上より投資額合計とリターン(現価格+配当金)は以下のようになりました。

投資額合計 : $98,807
リターン  : $109,595 +10.9% 

米国の株式成長率は5~6%と言われています。これに対して2年弱でおよそ10.9%のリターンが得られたことになるのでおおよそ米国株式の成長にあっているという結果です。

また楽天VTIの積立は+11.2%という結果となっていることも付け加えておきたいと思います。

まとめ

王道の米国ETFを選べば2年で10%程度のリターンが得られることが実証できたわけで、「ほんとに5%も成長するの?」という問いに対しては・・・「ほんとに成長した」という結果でした。なのでこれから始める人も目安にできると思います。

逆に言えば投資とは「せいぜいこのくらいでしか成長しない」とも言えます。なので更に大きなリターンを狙うには投資ではなく投機ということになるのかもしれません。

これからリセッションもありうると思いますが、米中経済戦争の中でもこれだけ成長していることを考えれば米国株式への分散投資はやはりおすすめといえます。

確かにリセッションが叫ばれている中ですが、リセッションが来ない可能性だってあるわけなので心配ならばSBI証券のETF積立や投資信託による積立投資という手もおすすめしたいですね。

ただ投資信託は手数料が下がって条件は良くなってきているのですが、パフォーマンスを優先しているせいか配当を出さずに再投資をしているようです。これは配当にかかる課税を避けて再投資できるわけですからパフォーマンス的には有利です。

ただ定期的な配当を得たいというニーズには合致しません。実際にVYMやAGGは配当がありますが、楽天VTIは無配が続いています。なのでここは意識しておいたほうが良いかもしれません。

米国への分散投資はドルを用意しなくても投資信託でも十分に可能です。最近は手数料も信じられないくらい安くなってきていますから 特別なこだわりがないのであれば投資信託もおすすめです。

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