みんなが持っている海外ETFは?/保有残高から見る人気ETF(2019年9月)

9月度のランキングが楽天証券で公開されていたので確認してみます。前回は5月でしたから4ヶ月ぶりですね・・・この間に米中の覇権争いがますますすすんでおり、短時間で解決するような雰囲気はありません。

今後も米国は中国の外貨を減らしていくような政策をすすめるでしょうから関税の掛け合いは継続していきます。当然世界経済の足を引っ張ることになるわけですが、これ以上中国の好き勝手を許しておけないという強い意志もあることから長期化は避けられないのが現状です。

有名なペンス副大統領の公演でのスピーチがありますのでURL貼っておきますね。英語なのでGoogle翻訳とかで見てみてください。

https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-vice-president-pence-administrations-policy-toward-china/

さて、こんな状況の中でどのような海外ETFが人気となっているのか確認をしてみたいと思います。

2019年9月保有額ランキング

保有額ランキングを見てみましょう。VTの一位は不動ですね、このランキングは楽天証券の海外ETFのランキングですから、日本人で海外ETFを購入するような人は世界中の株式へ分散投資する大切さを意識している人が多いものと思います。

2019年5月海外ETF保有残高

保有額のランキングですから順位が大きく入れ替わることはないのはわかっているのですが、SPYとVOOのランキングが多少変わっています。これらは同じS&P500をベンチマークにしたETFなので成績はおなじになるはずです。

にもかかわらずSPYが順位を落として、VOOが順位をあげているのは経費率の違いが大きいものと思っています。御存知の通りVOOは今年の5月に経費率を改定しています。これに対してSPYはずっと変更がありません。

SPY:
純資産額 29.5兆円(世界最大のETF)
経費率 0.08%

VOO:
純資産額 13.2兆円
経費率 0.04% ⇒ 0.03%(2019年5月)

SPY,VOOいずれも純資産額は膨大なので償還されるようなこともないでしょうし・・・となれば経費率の差はそのままリターンの差になってきますからVOOのほうが有利ということになります。

ではそれでもSPYがランキングの8位にあるのか? 噂では、SPYが世界最大のETFであり流動性も申し分ありません。超大金持ちが運用するにはVOOよりもより流動性が高いSPYがこのまれるとか・・・

またPFFが下がり続けていますね、高配当なので気にはなっています。方向性がなかなか見えない状況ですから、そのような中でも配当金が出るのは気持ちがいいですからね。少しはPFF持っていても良いような気もしています。

2019年9月買付け代金ランキング

では買い付けランキングです。保有額と比べてその時々の環境で順位は大きく変わるのでそれぞれの特徴を知っておくことは有益でしょう。

特徴的と思ったのが、2018年後半には高配当ETFと言われる銘柄がトップテン入りする件数が1~2件程度だったのが、今年に入ってからはメジャーな4銘柄「VYM」,「HDV」,SPYD」,「PFF」がすべてトップテンに入っています。(黄色部分)

やはり方向性が見いだせず、リセッションも叫ばれているなかでは配当金には大きな魅力があります。

この中で個人的に注目したいのがPFF、利回りが5~6%もある中で、債券にように金利が下がれば価格を上げる特徴があるのに加えて、その割に景気後退の影響は株式並みに受けて価格を下げてしまう、キャピタルは期待できない。というETF、高利回りのためランキングの常連となっています。

リーマンショックからのチャートを見てみると、リセッション後にうまく買えればかなり美味しいこともわかります。AGG同様にキャピタルは期待できません。

リーマン・ショックから2019年まで

またVIGがトップテンに入ってきています。これは10年以上連続して増配実績を持つ大型米国株式 約180銘柄で構成されています。配当実績は約1.8%程度と控えめですが全体としては、やはり高配当、連続増配ETFに人気が集まりつつあるようです。

市場の方向性が見えなければ配当が高い方が買われるのは当然といえば当然かも知れません。

しかし、だからといって今買われているETFに飛びつく必要はありません。少なくとも個人投資家は常に成績を上げる必要がないことを考えれば今までやってきた成長のイメージどおりに買い続ければよいのだと思います。

私の場合は世界中の景気が後退してもまっさきにもとに戻すのは米国株式だと思っていますし、そのため米国株式に広く分散するVTIとその中でも高配当に絞ったVYMを中心に、高格付け債券ETFのAGGをあわせています。

そしてリセッションに備えてCASHとAGGを厚めに持つように調整しています。まあ面白くないといえばそうなので、そのうちQQQやPFFをトッピングできればと思っています。

普通の個人投資家は定期的に利益を出す必要がありません。となれば景気後退をあまり意識してもしょうがないのかなと思います。

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