ISM景況感指数が50割れ/チャイナ・ショック時の経験をどう活かすか!?

2019年8月の集計で、米国のISM製造業景気感指数がついに50を割りましたね。これは2016年以降久しぶりの値です。

投資を始めたのが2015年位だったのでISM景気感指数が50を割ったのは2回めの経験となります。もっとも当時はISM製造業景気感指数などという言葉も知らずにいたのですが当時を振り返れば、今は何もしないのが一番といえますね。

今回は当時を振り返ってリセッション時にどのよう対応ができるのか考えてみます。

リセッション時はひたすら我慢

投資を始めたのはちょうどチャイナショック直前、積み立て王子ことセゾン投信の中野社長の著書「投資信託はこの9本から選びなさい」をよんだ事がきっかけです。

ただ手持ちの資金を1年かけてセゾン投信のグローバルバランスファンドに入れたところでチャイナショック、みるみる含み損が増えていく経験は投資を始めたばかりでは結構きつかったですね。でも早い段階でこのような経験ができたのはラッキーだったかもしれません。

「長期・分散・積み立て」が大切と言われていても、含み損を抱えてしまっては精神的に辛いのはよくわかります。 投資経験が浅ければ なおさらです。でも実際に含み損を抱えたときに降りない経験すると次からは冷静に見られるようになるでしょう。

リセッション時の対応

いざ景気後退が始まれば、まずは降りないことが大切だと思ってます。そのためには余裕資金で運用することが何よりも大切です。

具体的にはこのような方法が思いつきます。
●株価の変動を見ないで、ひたすら積立てを継続する
●これをチャンスと捉えて買い増しをする

しかし投資経験の浅い人には「ひたすら積立て」がおすすめできると思っています。なぜならば「買い増し」をするのは正解なのですが、買い増しするお金 つまりポートフォリオの中のキャッシュがつきればそれ以上買うことはできません。

経験的に買い増しをしている最中はあまりストレスになりません。なぜならば安く買えている実感があるからです。しかしキャッシュがつきて買い増しできなくなるとこれが意外にストレスです。

そしてこのまま下がり続けるのではないか・・・ 買っている商品がだめなのではないかと心配ごとが頭をよぎるようになるわけです。この心配が大きくなりすぎると、降りてしまうという一番損な選択をしてしまうわけですね。

以上はあくまでも私の経験ですが、投資経験の浅い多くの方は同じような思考をするのではないかと想像します。 なので多くの方には「株価の変動を見ないで、ひたすら積立てを継続する」のが間違いない選択です。

その商品は信用がおけるのか?

実際に景気後退になって含み損が生まれると、その商品はほんとに信用できるのか!?と不安になる場合が多いと思います。 そのような状況にならないようにも自分にとって間違いないと信じられる商品かどうか 日頃から考えておく必要があると思います。

私がコアとして選ぶ基準は
(1)分散投資
(2)日本の比率は低い
(3)為替ヘッジなし
(4)純資産の大きいもの

分散投資:

米国への分散投資としています。世界中への分散投資が正解だと思うのですが、有名なグローバル企業の多くが米国にあり、これら企業は世界中で業務を行っている事を考えれば米国への投資は間接的にグローバル分散になっているのではと思うからです。

また世界中への分散という意味では「VT」がおすすめですが、組み込まれている銘柄の半分は米国企業ということなので、米国への投資としました。 具体的にはS&P500や米国株式全体を含む「VTI」を基準と考えています。

日本の比率は低い:

日経平均を見ても分かる通り、30年前のバブル期を未だに超えられていません。景気が良くなれば株価は上がるものの、景気が下がれば株価も下がるボックス相場なので投資向きというよりもタイミングで稼ぐ投機向きの市場と思っています。

つまり初心者がじっくり時間をかけて資産を増やすのには向いていないというのが今の見方です。

為替ヘッジなし:

長期間世界中へ分散させるのであれば為替変動のリスクは小さいと言えます。 問題は米国を中心に投資をする場合は2国間ですから影響は大きくなります。

今は有事があると円高に振れますが長い目で見れば経済規模が縮小する日本ですから、ドル円は一定で推移、もしくは円安傾向なのではないかと思っています。

また投資したお金はいつか使うわけですが、必要な分だけを円転すると考えれば 円高になったからと言っても影響は小さくないですか? 

純資産の大きいもの

純資産が大きいものを選ぶのは基本ですよね、もし資産額が小さいと投資運用会社が運用を中止してしまうかもしれません。 一般的には50億円以上の純資産額があれば運用中止のリスクは少ないといいます。

私はこのような基準をベースに商品を決めました。参考になれば幸いです。

まとめると

景気後退が始まると買い増しのチャンスではあるが、買い付ける資金がなければ結構なストレスになる。このため投資経験の浅い人は株価の変化を見ずにひたすら積み立てるほっぽらかし運用がおすすめ。

また含み損が大きくなると持っている商品にも不安を抱く可能性あり、間違いない選択として「分散投資、日本の比率は低い、為替ヘッジなし、純資産の大きいもの」は選択の基準としていいと思う。

個人的にはS&P500をベンチマークにしたものや、米国株式全体を買うVTI、世界中の株式へ分散投資するVTなどがおすすめです。またこれらは投資信託でも買えるので積立てなどは投資信託のほうが楽にできます。

米国を中心に長期運用を行うとすれば気になるのは為替の変動、株価であれば右肩上がりと予想できますが、為替はわかりませんからね。

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米国へ積立投資するのであれば投資信託がおすすめです。円で投資できることに加えて積立ても自動ですから楽です。

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一方で世界中へ分散投資する投資信託でおすすめはこのようなものがあります。

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