リスク許容度を変えるべきタイミングって何時??

リスク許容度とは自分がどのくらいリターンがマイナスになったときにどのくらいまで受け入れられるか?を言います。

リスクが大きくなれば期待されるリターンも大きくなりますが、一方で大きな含み損を抱えることも考えられます。この含み損を抱えたときに気持ち的にどのくらいまで耐えられるのかがリスク許容度です。

リスク許容度をこえた商品を運用し、含み損を抱えたときに冷静でいられなくなってやってしまう行動で良くあるのが含み損を確定させてしまうこと、これは損を確定させるので長期運用を前提とする投資ではやってはいけません。

一般的に株式はリスクが大きく、債権は小さいことからリスク許容度が多き人は株式の割合を増やし、リスク許容度が低い人は債権の割合を高めたポートフォリオががおすすめとなります。

リスク許容度を考えるためのポイント

リスク許容度は気持ち(経験)の問題と資産の余裕度がポイントです。気持ちは経験によって変えていくことができますが、資産の余裕度は年収や貯金で大きく変わってきます。

年齢:
投資をする期間が長く取れるのであればリスク許容度は高く設定できます。大きく損をしてもリカバリーの期間が取れるからです。

このため若い人(投資期間を長く取れる人)は株式100%でもいいわけですし、逆に損をしたときにリカバリーの時間が取れない人、例えば退職金の運用などはリスク許容度を下げて債権の割合を高めにしたほうが良いと言えます。

支出:
家族構成が多い場合は一人よりどうしても支出が大きくなる傾向です。このため投資に回せるお金が少なくなるのでリスク許容度は低めと言われます。

ただ家計の財布を分けて管理しているのであれば気にする必要はないのかもしれません。例えば普段使うお金、近い将来使うお金、そして投資用のお金がきちんとわかれているのであれば含み損が大きくなってもそのまま価格が戻るのを待つことが可能です。

もし近い将来使うお金が不十分(計画的にためていない)場合は、いざお金が必要になったときに足りず、含み損を確定させなければなりません。

年収
支出と同じ考えです。まとまったお金が必要になったときでも年収が高いほうが有利、この場合でも財布を分ける考え方ができていないとリスク許容度を上げてはいけないかもしれません。

性格(経験)
収入や資産状況などからリスク許容度を大きく設定できるとしても、含み損を抱えるのに抵抗がある人はリスク許容度を上げることはできません。

日々株価が下がっていくのを見るのは辛いでしょうし、慌てて含み損を確定させてしまうかもしれません。いずれ戻ると確信が持てるように経験を積まないとリスク許容度を上げられませんね。

ちなみに、投資期間が長くなると徐々に資産が増えてくるので株価が下がったとしても含み損は小さくなってきます。

リスク許容度を変えるべきタイミング

つまりリスク許容度は、「年齢、支出、年収」という要素が変わったときに見直しをすべきということになります。

例えば株式と債券の割合は「100-年齢=株式の割合」を目安にしたほうが良いと言われるのは投資期間の長さから考えられた目安ということです。

また年収が上がった、家族が増えて支出が増えた・・・といった変化があったときはお金についてもいろいろと考えると思いますが、そのときは投資についても見直しをしていいタイミングだと思います。

リスク許容度は積極的に変えていいのか

リスク許容度は自分の環境と投資への慣れで決まってくるはずです。これ以外で変えるということは基本的には勧められません。

例えば株価が上がりそうだからリスク許容度を上げて株式の割合を上げる・・・というような先読みで動くのは基本すべきでなく、決めた運用を愚直に続けたほうが結果は良いといわれています。 先のことは誰にもわからないという前提にたてば当然ですよね。

投資の核となる部分は環境が変わった、経験を積んで含み損が出ても気にしなくなった・・・というのであれば見直しをしても良い、くらいに思ったほうが良いでしょう。

最もこれは投資の核となる部分についての話であって、サテライト的に運用しているものは思い切ってリスクを取ってみるのもありだと思います。

まとめ

投資はあくまでも長期で運用してこそ効果があるものであって、このため常に市場に立ち続けなければなりません。

つまりゲームオーバーで退場するわけにはいかないわけです。このため家計や貯金、ライフステージや自分の性格と照らし合わせて、たとえば投資しているお金がなくなったとしても生活に困るような運用をしてはいけないということですね。

これからは収入も一つのところから得るのではなく複数持つのが当たり前、投資もその一つになってくるものと思います。単純に積み立てればできる投資ですからぜひ皆さんにもチャレンジしてもらいたいと思います。

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