QQQはIT銘柄で高パフォーマンス

株式投資
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QQQは今回はNASDAQナスダック 100に連動するETFです。 純資産も4.1兆円と大きく人気のETF、IT系の企業株価を反映する指標と利用されています。 では早速見てみましょう。

 

NASDAQナスダック 100

NASDAQナスダック 100連動の高パフォーマンスETF、アメリカのナスダックに上場する金融以外の時価総額上位100銘柄のみから算出される指数、S&P 500やダウ平均株価と異なり、指数を構成する銘柄に金融会社が含まれず、IT、テクノロジー系の銘柄が多いのが特徴です。 また毎年12月 定期的に銘柄の見直しが行われます。

このNASDAQナスダック 100と連動するように設計されているのがQQQ  INVESCO HPにある 組込割合の概要を見てもInformation Tecnorogy つまりIT系が6割を占めていることがわかります。

 

 

投資初心者 【QQQ】を考察

なお、QQQの昨年(2017年)の配当利回りは0.96% 、経費は0.20% 純資産が4.1兆円となっており、インカムよりもキャピタルゲインに重きが置かれているようです。 また純資産が大きいことから株価の値上りを期待している人が多く買っていることが想像できます。

参考に組み込み銘柄を見て見ましょう。(以下INVESCO HPより)

構成比率 上位10銘柄(%)

ナスダックに上場する企業の中から時価総額上位100銘柄から計算されるので 組み込まれている銘柄は アップル社、マイクロソフト、Amazon、Faceboookなど有名なところが名を連ねます。  これらの会社は配当よりも自社の成長で還元しているようで、結果的に配当は小さくなっているのでしょうね。

 

過去10年のQQQチャート
では過去のQQQチャートを代表的なETFと比べてみましょう。

QQQ・VTI・VYM

 

VTI、VYMと比較してみました。 明らかに高パフォーマンス、さすがにIT系で純資産が大きいところを集めているだけのことはありますね。

 

残念なのが配当の低さ0.97%(2017年)と経費率が0.2%、 VTIも配当が低いのですが それでも1.7% 経費率0.04%なので割高に感じます。

 

でもトータルリターンを比較すると、配当率の低さを差し引いても十分すぎるパフォーマンスであることが分かります。

QQQ・VTI・VYM(トータルリターン)

 

ITはすべての業種にとって既に必須となっており、これからも成長が見込めるものと感じています。 もちろんリーマンショック、チャイナショックがあったときも他の銘柄同様に動きますが、 何かの産業が発展していくときには必ずITが必要となるので、必要性が増えることなあっても減ることはないと考えています。

 

この意味でもQQQは非常に魅力的なETF、今後もこのパフォーマンスが続くと予想されますが、すでに割高でどうするか悩ましいところです。

 

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