ついに信託報酬0.1%切り/投資環境はますます良くなってきている

 ニッセイアセットマネジメント株の人気ファンド6種の信託報酬が引き下げられました。驚くのはニッセイ外国株式インデックスファンド の信託報酬が多分初めて0.1%を切ったこと、ますます投資環境は良くなってきています。

ファンドを選ぶときの重要な要素の1つに信託報酬があります。この手数料はファンドを持っている間ずっと引かれるものですからやすければ安いほどよいわけです。

ニッセイ外国株式インデックスファンド 

2019/06/27より信託報酬が引き下げられて0.0999%となっています。

https://www.nam.co.jp/news/fpdf/190523_press101.pdf

このニッセイ外国株式インデックスファンドは日本を除く先進国へ分散投資するものでベンチマークは「MSCIコクサイ・インデックス」

先進国22カ国に上場する 大型・中型株 約1300銘柄を採用したもので日本では比較的人気があります。楽天の海外ETF保有残高でも常にトップ10付近にTOKがありますが、このTOKもベンチマークが「MSCIコクサイ・インデックス」です。

ちなみにTOKの経費率が0.25% ニッセイ海外株式インデックスファンドの信託報酬は0.0999% 実際の経費は明確になっていませんが、ニッセイ海外株式インデックスファンドの方がかかる手数料が低くなることが想定されます。

どちらもベンチマークが「MSCIコクサイ・インデックス」ですから、わざわざドル転してTOKを買うより、ニッセイ海外株式インデックスファンドを買ったほうが手数料が安く済ませられるわけです。 ドル転にも手数料はかかりますからね・・・

ちなみに経費率は信託報酬に有価証券の売買委託手数料などが加わったものです。日本のファンドでは経費率は運用報告書に記載されていません。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックスも値下げへ

ニッセイアセットマネジメントは2019年5月23日に値下げを発表し、6月27日より実施しています。

これに対して同じく「MSCIコクサイ・インデックス」をベンチマークにしている三菱UFJの「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」も今年の2019年6月3日に値下げを発表、こちらはニッセイ外国株式インデックスファンド よりも早く6月25日には信託報酬を引き下げました。

https://emaxis.jp/text/releace_190603.pdf

信託報酬は同じく0.109%から0.0999%へ値下げ、ただ純資産に対して500億を超えると更に引き下げるそうです。あまり一般人には関係ありませんが・・・

投資でリターンをコントロールできるのはコストだけ

ファンドは多くの銘柄に分散させることができますが、その対価として信託報酬等のコストがかかってきます。 

そして信託報酬が安ければその分、投資家の負担がへりリターンも改善されます。

例えば窓口で購入できるファンドは一般的にかなり信託報酬が高く1~2%くらいが当たり前になっています。 これに対してネット証券で買える商品は信託報酬が0.1%前後のものも現れてきています。

基準価額は連動する指数の値動きから信託報酬を引いたものですから、信託報酬が1%と0.1%ではその差額は0.9% 基準価額がこれだけ上がるので結果リターンが良いというわけです。

今回、 ニッセイアセットマネジメントが仕掛けて、三菱UFJが追従した形ですが、このような競争は数年前にはなかったように思います。 しかしこのような競争によって信託報酬が下がり、ますます投資家の利益が向上するという状況が当たり前になってほしいですね。

ちなみに全世界の株式へ分散投資する海外ETFのVTは経費率0.09%ですから、これら日本のファンドもかなり頑張っていることがわかります。

投資環境は確実に良くなってきています。確かに近い将来景気の後退が起きるのではないかと予測されていますが、では何時投資を始めるのが良いのか?といえば今しかないでしょう。

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