ダウ平均,S&P500とも過去の最高値を上回ったようです。リーマンショックより10年、2018年のはじめから不安定な動きを見せていたのと、米中の覇権争いの中で先行きが不透明な状況が続いている中での最高値とはなかなかすごいですよね。
なぜ上がったのかと言えば米国の利下げの観測が強まっていることでしょうね、この影響で過去最高値を叩き出しているわけです。
ISM製造業景気感指数を見てみるとかなり低くなってきているのでやはりリセッションの時期が近くなっているものと思いますが・・・
今後はどうなるのか、更に強気で行くのかリセッションに向かうのか・・・こればっかりはわかりません。 でも投資をしたことがない人が投資を始めるタイミングはいつでも今しかないと考えています。
投資を始めるタイミング
もちろん安いときに買って高くなるのを待つのが一番リターンが多くなるわけです。 近い将来リセッションがあるのではと言われているので、それを待ってから買おうと考えている人もいるかも知れません。
しかし今後も高値を更新し続けたら、いつになっても買うことができませんよね。つまり成長に乗れないで、あのとき買っておけば・・・となるわけ、そして遅ればせながら買ったあとにリセッションを迎えるかもしれません。
こんなことを考えていたらいつになっても投資を始めることができませんね。
先のことがわからない以上は今後の株価を心配してもしようがありません。 なので自分が成長市場だとおもう国や地域に分散、時間の分散のため積立 そしてリセッションがあっても愚直に長期間続けることが重要となってきます。
なので投資を始めるのであれば、思い立った今しかないのです。
リーマン・ショック時でも株価は4~5年でもとに戻していますから10年、20年と長期運用する前提であればタイミングは気にする必要がなく、早く始めるほうがより有利ですよ。
タイミングを考えても良いケース
既に投資を初めている人で、スポット的に購入できるだけのキャッシュを持っているならばタイミングを見てスポット購入しても良いかもしれませんね。
つまり安いときに買うのです。リセッションが始まって大きく値を下げた場合はキャッシュを使って全力買いです。
少しでも早く資産を増やしたいと思うのであれば、下がったときに買い増しするのが手っ取り早いのですが、そのためにはお金の管理ができている事が必要です。
とは言うものの投資を初めたばかりで含み損を多く抱えると中々買うことが難しいと思いますので、投資を始めたばかりの人は積立投資をしながらほっぽらかすのが結局は良いのかもしれません。
近い将来使うお金は投資に回してはいけない
簡単に言えば、生活費と近い将来使う予定のあるお金は絶対に投資に回してはいけない! ということです。
生活費を投資に回していけないのは当然として、近い将来使うのですから投資に回してしまうと、いざ必要になったときに現金化しなければなりません。
株価が上がっていればいいですけど下がっていたら目も当てられませんからね、また病気等で一度に多額の出費があったときに備える意味でも、ある程度の貯金は持っているべきです。
お金は3つの財布に入れて管理することおすすめです。
・生活費
・近い将来使う予定のお金
・投資に回すお金
今は割高だから・・・とか、いろいろな理由で投資を始めない人は成長の果実を取り逃がす可能性が大きいといえます。 貯金をいくら積み上げても利子は付かずにインフレで貯金が目減りするのを待つよりはさっさと投資を初めてしまったほうが良いと思います。
いつ始めるのか・・・についても、投資の基本である長期、分散、積立を行うのであれば今しかないでしょう。
なので若いうちはリスクマックスで株式の割合大、1000万円位まで増えてきたら株式、債券、キャッシュでシンプルなポートフォリオを作っていくことをおすすめします。ポートフォリオが複雑になるとリセッション時にどうしたら良いのかわからなくなってきますからね。
なぜ1000万円なのかといえば、このくらいになると配当が3%でも年に30万円のボリュームになってきます。投資をしているメリットを実感できるのではないでしょうか!? (もちろん配当金は再投資ですよ)
投資を初めて段々と知識がついてくるといろいろと悩むシーンが増えてきます。 でも簡単でいいので運用方針を決めておけば悩むこともないでしょう。
退職金を使って投資を始める人って結構いるようです。 いままで投資の経験がないのであればあまり無理をせずに少しづつ勉強をしながら進めることおすすめです。
定年なんてまだまだ先という若い世代、どんどんと年金支給については条件が悪くなってきますから早いうちから対策を進めておいたほうが良いと思います。
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