投資のシミュレーション/利回りの設定をいくらにしたら良いのか?

投資で大切なのは、投資し続けることだと考えています。つまり投資期間は一生ということ、貯金同様に必要なときには現金化して使うようなのが良いと考えています。

ただ投資期間が短ければマイナスもありえますが、何年も続けていれば含み益が生まれますので、相場が荒れてもマイナスになりにくくなってきます。つまり利子がつかない貯金よりは遥かにお得と言えるのです。

次にどのような商品を選ぶべきか・・・長期・分散・積立は投資の基本ですが、その前提条件として成長市場への分散投資が大切、その意味で投資先は世界中の株式への分散投資か、米国株式への分散投資がおすすめとなりますね。

もちろんこれは投資の核となる部分の話、コレをベースに面白そうなものがあればトッピングしていくのが一般的のようです。

シミュレーションはやっておくべき

この投資の核となる部分は長期・分散・積立が前提ですが、どのくらい投資をするといくら位に成長するのか、目標額を置くことで積立額が決まってくるのでシミュレーションをしておくことは大切だと思っています。

ちなみに核となる商品は長期運用を前提に考えれば、世界中の株式への分散投資としてVT、米国株式全体を買うVTI、そして過去より絶大な人気を誇るS&P500をベンチマークにした「SPY・VOO・IVV」にほぼ決まりです。

このシミュレーション時に悩ましいのが予想の利回りをいくらに設定するのか? まあ過去の実績からおおよそ このくらいと決めるしかないのですが、先程の米国株式への分散投資(VTIやS&P500)で、だいたい3~5%に設定してシミュレーションするのが適切だと考えています。

例えば以下はSPYのトータルリターンです。

1年  :景気後退懸念
5年  :チャイナ・ショック前から
10年:リーマン・ショック回復期
20年:リーマン・ショック及びドットコムバブル前から

リターンの大きな期間や小さな期間がありますが、リセッションと関係していることもわかります。 このためできるだけ長期間のリターンを採用するのがポイント、一般的に10年に1度はリセッションがあると言われていますが、SPYは過去20年間で2回経験して年間平均のリターンが5.5%ということになります。

ここからVTIやS&P500のリターンをシミュレーションで計算する場合に、使用する利回りは5%、やや保守的に3~5%ということになってきます。

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シミュレーションから利回を決める

もちろん最初に元本や積立額、そして目標額を決めてから それが実現できそうな利回りの商品を選ぶ方法もあります。

例えば、条件は「元本ゼロ・年間40万円積立(月々33,000円)・運用期間20年」とした場合で目標金額をもし2000万円に設定すると、利回りが5%の商品では間に合わず、8~9%のリターンが必要ということがわかってきます。

そこで8~9%のリターンが長期間に期待できる商品を探すということになりますが、リターンが高いということはそれだけリスクも大きいということを念頭に選ばなければなりません。

ポイントは長期間の運用実績がある商品から選ぶことです。先程のSPYのように実際にリセッションを何回か経験したファンドやETFはリターンが想像しやすいですが、運用期間が短いものはリセッション時にどうなるかわからないので選ぶのは怖いですからね。そして長期間の運用成績をやや保守的に見込んで予想される利回りを決めればよいでしょう。

「ねこじゃらしに興味をもった子猫」の写真

ただし、8~9%のリターンということは実際には10%を超えるリターンが必要になります。 さらに言えば7%を超えるようなリターンが長期に渡って期待できるものは非常に稀で、どちらかといえばタイミングを狙うような投機に近くなってきます。 

またインドなど急成長している新興国もあり、そこだったらもっとリターンが高いんじゃないかと思われるかもしれませんが、為替のリスクや政治的リスクが大きいことからやはりメインとしてはちょっと怖いですね。

・・・その意味では、投資の核となるものは、特別な理由がなければ素直にVTやVTI・S&P500にしておくのが間違いないでしょう。 そしてシミュレーションもあまり欲張らずに3~5%に設定しておいて、結果が上振れするようなイメージで計算しておくことをおすすめします。

高いリターンを狙うのであれば、最初に投資の核となる部分を決めてから、サテライト的に考えていくのがベターだと思います。

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