とりあえず・・・ 間違いない投資信託の選び方

投資信託でオススメなのが米国株式へ投資する投資信託です。具体的にはバンガード社のVTIに投資をする「楽天・全米株式インデックス・ファンド」、米国全体の株式を時価総額順に組み込んだもの、S&P500に投資をする「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は米国の大型株500を組み込んだものです。

投資の基本である「長期、分散、積立投資」を考えた時に長期的に成長する市場への分散投資でなければなりません。その意味で米国株式が有望と考えているわけです。

投資を勉強しようと思ったのは日本株で個人年金のようなものができないか考えたからなのですが、結論から言えば日本株で個人年金は諦め高配当の米国株...

しかしこれが確実ということではなく個人的にそう考えているということなので、人によっては違う市場へ投資したいと考える方もいらっしゃるでしょう。なので、そのようなときは米国に拘る必要はありません。

とはいうものの、販売されている投資信託は5000とも6000とも言われていますし、その殆どが買う価値なしと酷評されるようなものばかりです。そこで今回は間違いのない投資信託を選ぶために押さえておきたいポイントを整理しておきたいと思います。

つみたてNISA対象商品を選ぶべし

つみたてNISAは長期運用で資産形成ができるような投資信託を金融庁が条件を出し、それをクリアした投資信託のみが購入できる制度です。

なので、この中から選ぶことで長期運用に向いているという観点でスクリーニングされた投資信託を選ぶことができるわけです。

分類としては以下の通りで国内にとどまらずに海外やリートを組み込んだバランス型などもあります。もちろん私のおすすめ「楽天・全米株式インデックス・ファンド」、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」もつみたてNISA対象となっています。

【指定インデックス投資信託:142本】

単一指数・複数指数の区分(※1)国内型・海外型の区分(※2)指定指数の名称又は指定指数の数(※3)
単一指数(株式型)国内型TOPIX


日経平均株価


JPX日経インデックス400

海外型MSCI ACWI Index


FTSE Global All Cap Index
単一指数(株式型)海外型MSCI World Index(MSCIコクサイ・インデックス)


FTSE Developed All Cap Index


S&P500


CRSP U.S. Total Market Index


MSCI Emerging Markets Index


FTSE Emerging Index


FTSE RAFI Emerging Index
複数指数(バランス型)国内型2指数


3指数

海外型2指数


3指数
複数指数(バランス型)海外型4指数


5指数


6指数


7指数


8指数
複数指数(バランス型)海外型8指数

※1 単一指数は、内閣府告示第540号第1条第4号イに規定する「公募株式投資信託の委託者指図型投資信託約款において、信託財産は別表第一下欄に掲げる資産のうち、いずれか一の指数に採用されている資産に投資を行い、その信託財産の受益権一口当たりの純資産額の変動率を当該一の指数の変動率に一致させることを目的とした運用を行う旨の定めがあるもの」をいう。また、複数指数は、同号ロに規定する「信託財産は別表第一下欄又は別表第二四欄に掲げる指数のうち、いずれか二以上の指定指数に採用されている資産に投資を行い、その信託財産の受益権一口当たりの純資産額の変動率を当該二以上の指定指数の変動率に連動させることを目的とした運用を行う旨」の定めがあるものをいう。
※2 国内型は、同告示第1条第6号に規定する「国内型インデックス投資信託」をいう。海外型は、同条第5号に規定する「海外型インデックス投資信託」をいう。
※3 指定指数の名称は、同告示別表一に掲げる指数の名称であり、各指数は、配当を含めるか否かの別、為替ヘッジの有無又は特定の一国を除外若しくは包含するか否かの別により、別個の指数を算出している場合における当該指数を含む。
※4 ファンド名称は、「単一指数・複数指数の区分」、「国内型・海外型の区分」、「指定指数の名称又は指定指数の数」ごとに、運用会社の五十音順で表示している。
※5 4月1日、「三井住友アセットマネジメント㈱」を「三井住友DSアセットマネジメント㈱」へ変更。
(2019/05/28 金融庁HPより)

買ってはいけない投資信託

投資の王道である「長期、分散、積立投資」を行うのであればつみたてNISA対象の投信を選べば良いと思いますが、気に入る投資信託がどうしても見つからない場合は以下を注意して商品を選択してみてください。

ノーロドであること
信託報酬が安いこと
テーマ型ファンドはNG
毎月分配型はNG
窓口のオススメ・人気投信はNG

ノーロドであること

ノーロードとは販売手数料がゼロ、手数料がかからない投資信託です。つみたてNISAの条件にもこのノーロードがありますし、評価の高い投資信託はたいていノーロードです。

一般的に窓口で投資信託を購入する場合、手数料として2~3%も取られてしまいます。つまり100万円を投資しようとしても手数料が取られてしまうので、2~3万円が手数料となり実際に投資できるのが97~98万円となってしまいます。

つまりパフォーマンスが悪くなるのです。ノーロードであれば100万円投資すれば100万円そのまま投資にまわるので効率が良いわけです。

信託報酬が安いこと

信託報酬とは投資信託を保有しているあいだにかかる管理費のようなものです。このため投資でリターンがあっても手数料で相殺されてしまうので、内容が同じであれば安いものを選んでください。

普通、窓口購入の場合はこの信託報酬が2~3%/年くらいになってしまいます。つまり100万円運用していると、年間2~3万円が手数料で取られてしまうのです。しかもこれは毎年かかってくるコスト、投資先によってはリターンが手数料を下回る場合もあるでしょう、なのでこの信託報酬は安ければ安いほど良いと言えます。

個人的には0.5%を超えたら投資対象としては不適格と判断しています。人によっては0.3%と言う人もいますので、このくらいの値を参考にしてみてください。

テーマ型ファンドはNG

テーマ型とはAIとか、ロボット、ヘルスケアなど、話題になっているテーマに関連する銘柄を組み込む投資信託です。

特徴は信託報酬が高いこと、テーマに沿った有望な銘柄を調査するため仕方がないのですが、テーマということは流行り廃りがあるということです。つまり注目され始めれば株価は大きく上がります。このため投資信託を買った時点で高掴みしている可能性が高いこと、廃れれば株価は適正値に落ちていきます。

このため長期的に運用してリターンを得るような商品ではなく、リスクを負って短期の運用をするものと考えたほうが良いと思います。

毎月分配型はNG

毎月分配型とは、毎月分配金が支払われるファンドです。毎月数万円づつお金が帰ってくることになるのですごいお得な気がしてしまいますが、投資で損失が出た場合は自分が積み上げた原資が戻って来る仕組みです。

このため毎月分配金が出る=運用成績が良いわけではありません。仕組みが複雑で結果多くの手数料が取られていることにも注意が必要です。

毎月分配型は気がつくと元本がものすごく減っていくのですが、このような商品を買う方は高齢の方が多く数ヶ月に1回の運用報告を見るまで減っていることに気が付かないケースもあります。

窓口のオススメ・人気投信はNG

金融機関の利益は投資家が払っている手数料で成り立っていることをまず理解しておきましょう。

つまり窓口を維持するためにもお金がかかります。このため窓口では金融機関が売りたい商品をどうしてもすすめることになります。金融機関が売りたいということは手数料が取れる商品であり金融機関にとって有利な商品が中心となります。

窓口にある、オススメや人気ランキングをよく見ていただきたいのですが、ノーロードは無く信託報酬もかなり高くなっていることがわかると思います。窓口では人件費もかかるので仕方がないのですが、このため投資家に有利な商品はないと考えてください。

唯一例外がつみたてNISA対象商品です。これは金融庁の肝いりで行っていますので、金融機関としては取り扱いたくないのですが、扱わない訳にはいかないという性格のものです。

この様に考えていくと、「長期、分散、積立投資」をおこなうのであれば、やはりつみたてNISA対象商品から投資先を考えていくのが間違いない選択のように思いますね。

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