手数料ゼロのSTREAM/メリットとデメリットについて考察

投資信託でも毎年手数料が安い商品が発売されており、投資環境はかなり良くなってきたと思っていますが、ここにきて株式の売買手数料まで無料というサービスが始まっています。

STREAMというサービス、これは株式の売買にかかる手数料がゼロで投資ができるわけです。

手数料ゼロということは一体どこでも受けを出しているのか、投資信託やETFで長期運用、分散投資している人にとってメリットが有るのか調べてみました。

STREAMの特徴について

普通の証券会社では株式の取引をすると約定した金額などによって手数料がかかってしまいます。

いままで手数料無料は松井証券で約定額が10万円までは無料というのがあったのですが、この額に関係なくいくらでも無料というのがSTREAMの一番の売りですね。

例えば松井証券で10万円分の株式を購入したり売却すると手数料はゼロ円、ただし20万円の場合は1回に付き300円と手数料がかかってきます。

100万円では0.1%の1000円が約定毎にかかってくるわけです。また証券会社によってその条件は異なっており、また定額サービスを行っているところもあります。

投資家は自分の投資スタイルを考えて一番有利な証券会社を選ぶことになるわけですが、そもそも手数料0円であれば悩む必要はないわけですよね。

手数料は証券会社の収入源ですから一体どうやって利益をえているのか・・・詳しいことはメーカーのHPに任せるとしてイメージの絵を頂いてきました。

SORという仕組みで通料よりも安く購入できた場合、その差額の半分が手数料として徴収される仕組み、つまりSTREAMの運営会社 ストリームプラス は通料よりも安く買えないと手数料が得られないという仕組みのようです。

普通は無料と聞くと裏があるので注意!というのが鉄則ですが、STREAMの場合はストリームプラスと投資家どちらもが儲かるという仕掛けのようですね。

ここだけ見ればメリットだらけのSTREAM、詳しいことは他のサイトにおまかせするとして、米国ETFを中心に長期投資している人を対象としたときのメリットとデメリットについて確認してみたいと思います。

STREAMで扱う商品について

残念ながら海外の株式や海外ETF、投資信託は扱っていません。この時点で残念ながら私は対象外です。

とは言うものの手数料無料は評価したいですし、今後対象が増えれば面白いことになりそうなので要チェックです。

市場:
東京証券取引所(1部、2部、マザーズ、JASDAQ)
※ TOKYO PRO Market、名古屋、札幌、福岡証券取引所の取り扱いはございません。

取扱銘柄:
国内株式
ETF (上場投資信託) ※外国籍、ETF-JDRを除く
REIT (上場不動産投信)
ETN (上場投資証券)、※ETN-JDRを除く
ベンチャーファンド
インフラファンド
新株予約権無償割り当て(ライツ・オファリング)※売却のみ


*以下の銘柄の取り扱いはございません。
日経300投信(銘柄コード1319)
カントリーファンド
優先出資証券
証券保管振替機構非取扱銘柄
国内上場外国株式
(STREAM HPより抜粋)

スマホアプリで取引簡単

STREAMは専用のスマホアプリを使用して取引を行います。この専用アプリも今までにないSNSの機能があり,STREAMユーザー同士で情報交換できるような仕組みがあり、経験豊富な人の情報、コメントなども読めるとのこと。

またTwitterで注目が集まっている情報の抽出やロイター、時事通信、モーニングスターなどニュース、適時開示情報にも対応しているとの事、あたらしい考えを組み込みつつ手数料は無料ということなので、なかなか人気が出そうですね。

STREAMのデメリットについて

投資の基本は「長期運用、分散投資、積立投資」と言い切ってしまいます。つまり資産形成の核となる部分は、投資信託などを利用した長期運用、分散投資、積立投資を行うべきと思っています。

また分散投資と言っても成長市場へ投資しないといくら長期で運用してもリターンに結びつかないのは言うまでもありません。

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そういう意味で国内取引に特価しているSTREAMは長期運用で資産を形成していく考えとは少し異なっています。個別銘柄を短期的に売買するようなイメージでしょうか?

なので個人的には手数料無料を実現したSTREAMは評価したいのですが、「長期運用、分散投資、積立投資」を核として、プラスSTREAMと言う形をとってもらえればよいのかなと思いました。

またSTREAMはNISA対応していません。つまり配当や売却益が出ても税金として20%が取られてしまうわけです。せっかく手数料が無料でも税金が取られるのは・・・というのもデメリットの1つです。

ただ個人的にはNISAは投資の核となる投資信託に「つみたてNISA」をあてがうのがどなたにでもおすすめできる方法だと思うので、NISAに対応していないのはデメリットだとしても、この辺がわかっていれば問題ないでしょう。

まとめると・・・国内取引に特化したSTREAM、このため長期運用には向いていないと思います。あくまでも投資の核となる部分は米国や世界中への分散投資、そして長期運用をベースに考えるほうが良いでしょう。

その上で手数料無料のメリットを享受すべきですね。いずれにしても手数料無料というのは今までになかったものですし、他の証券会社でも追随できる可能性もありますよね。 近い将来、金融のコスト改善が更に進み株式の売買手数料がかからないのが普通という世界になっていくのかもしれませんね。

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