先日PayPayの還元率が0.5%から3%へUPされることが発表されました。2019年5月8日から適用だそうです。年間で100万円使えば3万円分のポイントが戻ってくるわけですからうまく使いたいですね。
でも加盟店負担がかからないとどこかで聞いた気がするのですが、それで3%還元したらPayPay全く儲からないじゃないですか?
なのでどのようなビジネスモデルになっているのかちょこっと調べてみました。
その前に還元率3%になる条件を整理しておきます。
3%還元
・PayPay残高
・Yahoo!マネー
・Yahoo!JAPANカード
0.5%還元
・その他クレジットカード
Yahoo!マネーとかYahoo!JAPANカードが高還元なのを見ると、明らかに会員の囲い込みを狙っていますね。
加盟店負担がゼロ?
通常クレジットカードは加盟店が約3%の決済手数料を取るのですが、PayPay決済の場合はどうなのでしょうか?
2018年10月31日時点の情報では以下のようになっていました。 つまり店側の決済手数料が3年間免除されるということで無料ということではないようです。
最大3年間無料
PayPay
LINE Pay
3.24%
楽天Pay
楽天Payを見ると3%+消費税と言う形になっているのでPayPayやLINE Payもはじめの3年をすぎれば決済手数料は3%程度に落ち着くものと思います。
これはクレジットカードの決済手数料と変わらないので、店側の負担は増えることがないのでジワリジワリと使えることろが増えていくことが想像できます。
還元率3%以上は期待できるか?
PayPayは年会費無料ですし、収入は決済手数料だけのようです。決済手数料無料期間が過ぎた3年後、クレジットカードと同じレベルの3%程度に落ち着くものと想像できるので、PayPay単独で利益を出そうとしているわけではなさそうです。
こう見てくると高還元率はYahooのマーケティング戦略の一部、今後はPayPayがクレジットカードのようにどの店でも使えるくらい普及すれば、顧客データは価値あるものとなるでしょうし、今後も新たなサービス(例えば金融など)への展開も考えているのでしょうね。
でればPayPayはツールの1つであり、高い還元率は必要なコストとして見られるのかもしれません。とは言うもののPayPayの還元率3%、店側の決済手数料3%、当然他にもコストはかかるので、これ以上還元が大きくなることは難しそうです。
またPayPayの3%還元によって他のPayサービスも同様の還元が始まるでしょうから、電子決済はますます目が話せなくなってきます。 ただ会員獲得の広告として還元率が高くなるためYahooカードを持っていたらお得・・・とか条件がいくつかついてくるはずです。
これは正直めんどくさいですが、今は会員の囲い込みのため通常ではありえない還元が展開されているのでいろいろと試してみるのがお得ということになります。
会員の囲い込みのせいか?PayPayの仕組みを理解するまでちょっと手こずりました。レジで決済できないのはちょっと恥ずかしい経験です。
ポイント還元と言う意味ではKyashも目が話せません。電子決済と違いVISAカードとして使えるので使える場所が段違いに多いです。
クレジットカードはVISAかMastercardにすべきと実感しました。
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