「高配当」ETF/株式からハイ・イールドまで特徴を知っておこう

日本では利回りの高い銘柄はかなり人気があるようです。例えば優先株へ投資するPFF、株式ではVYMやHDVが海外ETFの保有残高トップ10に常にあります。 やはり定期的にお金が支払われるのは嬉しいですからね。

今まで株式や債券など色々な高利回りの銘柄を見てきましたが、今回は調べてきた高利回りのETFを一度整理しておくことで、銘柄選びの参考にしたいと考えます。

利回りについて

そもそも利回りとはなにか? 評価額に対して貰える配当の割合ということになりますが、この割合はHPなどで簡単に調べることができます。

また利回りの計算方法は過去1年に支払われた配当金を株価で割ったものとなります。

例えばPFFは過去1年で分配金$2.16でした。今の株価が36.75であれば、ここから算出すると・・・ 2.16÷36.75×100=5.88% ということになります。

つまり株価が下がれば利回りが上がるという関係、なので日々利回りは変わっています。

高配当ETFまとめ

では今まで調べてきたETFの中から高配当のものをピックアップしてみます。

他にもあるよーと言われそうですがまずはこれくらい知っていれば十分かと・・・

また利回りが大きいからと言ってトータル・リターンも大きいわけではありません。

株のリターンはインカムだけではなく、キャピタルも大きな要素です。いくら配当が良くても株価が上がらなければトータルでみればマイナスになっているかもしれません。

   分類分配金利回り
VYM株式3.10%
HDV株式3.31%
SPYD株式4.19%
PFF優先株5.85%
EMB新興国債券5.56%
VWOB新興国債券4.43%
HYGハイ・イールド債5.29%
JNKハイ・イールド債5.56%
SJNKハイ・イールド債5.52%
IYRREIT3.01%
RWRREIT3.65%

(2019/04/04調べ)

株式ETF(VYM、HDV、SPYD)

安心してみていられるのが、VYM 利回り的にはもう少し欲しいところですが、高配当の大型株400で構成されています。

SPYDはトップセクタが不動産や公益事業、HDVはエネルギーやヘルスケ、生活必需品となっています。

好配当株式の定番ETFはVYMそしてHYDですが、最近はSPYDの利回りが高いことが注目されつつあります。 私のポートフォリオは元々...

優先株ETF(PFF)

日本で大人気のETF、やはり高配当が安定して支払われているところが人気なのでしょう。 ただ株式のVYMが株価上昇とともに増配していますが、PFFは株価の上昇が見込めないのでトータル・リターンではVYMの圧勝となります。

PFFは米国の優先株への投資を行うETFです。 金融関係の優先株が大きく利回りが大きいのが特徴です。 優先株といえど株なのだから、通常...

新興国債券ETF(EMB、VWOB)

ドル建ての新興国債券ETFです。いずれも投資不適格債を含んでおり、その分、大きく分散してリスク回避しています。

経費率が0.4%程度で利回り4~5%が狙えるのが魅力ですね。また新興国債券の場合は為替を気にする必要があるのですが、米ドル建てなのでそのへんは安心できます。

また新興国なので米国が金利を上げたり、経済的なショックがあれば真っ先iに資金が引き上げられる市場であることは知っておいたほうが良いと思います。

ハイ・イールド債ETF(HYG、JNK、SJNK)

利回りが6%に近い米国の債券ETFです。700~800銘柄の投資不適債券を組込むことでリスク分散しています。

こちらも新興国債券同様に低い経費率で6%近くのリターンが得られるのが魅力です。ですが景気には敏感なのとほとんどキャピタルは狙えないというのも知っておく必要があります。

REITーETF(IYR、RWR)

リートETFのIYRとRWRです。米国のリートETFといえばこの2つが挙げられるでしょう。 いずれも100前後の銘柄に分散しています。

現物の不動産ではなく、ペーパーアセットとしてサクッと買えてしまうのがポイントです。

海外ETFの買付けランキングや保有額ランキングを見ると、世界中の株式へ分散投資するもの、米国株式へ分散投資するもの、そして分配金の利回りが...

トータルリターンでは何が良いの?

米国株式、優先株、新興国債券、ハイイールド債、REITのパフォーマンスを見てみましょう。リーマンショック前からのデータです。

VYM・PFF・EMB・HYG・IYRのトータルリターン(過去11年)

切り取る時期にもよりますが、株式ETFのトータルリターンは長期でみれば成績が良かったことが伺えます。

同時期のチャートです。

株式が右肩上がりで成長していることがわかります。またREITはリーマンショック直後の成長は大きいもののその後は鈍化しています。その他は横ばいで成長していないのが見て取れますね。

またここから分配利回りが5%を超えてくるとキャピタルはほとんど期待できないことも知っておいたほうが良いでしょう。

またこれらチャートは短期で見れば必ずしも株式が上位とは限りません。

以上より長期運用をするのであればキャピタルとインカムがバランスよく狙える銘柄がおすすめ、具体的には株式ETFのVYMかHDVです。SPYDは開設日が若いので保留、この場合のネックは分配金がやや物足りなく感じますが確実なところだと思います。

米国で高配当ETFとしてまず名が上がるのが、VYMそしてHDVです。 VYMは高配当大型株400銘柄を組み込んだETFですし、HDVは高配...

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