【インデックス運用】こんなはずでは!?と思ったときに確認したい項目

インデックス運用をする投資信託やETFは資産形成の強い味方です。長期運用であればアクティブ運用するファンドより、ほとんどのインデックスファンドのほうが良い成績を収めています。

また長期運用で気をつけたい信託報酬もかなり安く抑えられています。一般的なアクティブ運用ファンドが1~2%なのに対してインデックスファンドが0.1~0.5%程度でしょう。

もし平均リターンが3%だとするならばアクティブファンドはリターンの半分が信託報酬に消えることになります。

このようなことから資産形成にはインデックス運用をするファンドやETFなどがおすすめといわれるわけです。

しかし、インデックスファンド買ったはいいけど「この後どうしたらいいのか」とか「全然資産が増えない」とかはじめての方であれば不安になる場合もあるでしょう。そこで今回はインデックスファンドを買ったものの上手く行かないと思ったときに確認してもらいたい基本的なポイントを整理してみたいと思います。

もちろん前提は「長期運用」「分散投資」「積立投資」をしている前提です。

チェックすべきポイント

・アセットアロケーションの再確認
・米国か世界中への分散投資になっているか
・リバランスをしているか
・インデックスだからリスクが低いわけではない

アセットアロケーションの再確認

インデックス運用で一番気を付けたいのがアセットアロケーション、これはポートフォリオの各資産の割合です。 

具体的に言えば日本株式や外国株式、日本債券、外国債券など様々な資産クラスをどのくらいの割合で持つのかということになります。

これは日本株式へ分散投資するファンドをいくつも持っていれば銘柄の重複もありますし、同一の地域への投資ですから日本が不調になれば全体的に資産が減ってしまいます。 なので外国株式などを加えて投資先を分ける必要があります。

また株式100%のポートフォリオは株価暴落時に非常に大きく値を下げるので自分のリスク許容度を大きく超える可能性があります。このためクッション役としての債券を加えるのも常套手段です。

何をどのくらい持つのか判断するのは難しいところもありますが、株式と債券だけを考えれば、「株式の割合=100-年齢」という考え方が一般的です。

「株式の割合=100-年齢」の良し悪しは別にして、考え方としては株式のほうが値動きは大きいものの長期的にはリターンが大きい。 なので若いうちはリスクをとって株式多め、年をとるとリスクが取りにくくなるので徐々に株式の割合を下げていくというわけです。

投資の成功のカギは売買のタイミングや銘柄選びよりも「どのような資産にどのくらいの割合で持つのか」のほうが大切と言われています。 株式と債券、日本と外国と言う見方で分散されているか、またその割合を決めているか確認したほうが良いと思います。

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米国か世界中への分散投資になっているか

先程、国内外への分散投資・・・と書いてしまいましたが、長期のインデックス運用の場合、私は国内株式はあまりおすすめしていません。

一般的に日本全体で見れば「循環株」と言われており、景気と株価が連動しています。景気が悪化すると株価が下がり、景気が良くなれば株価が上がるというわけです。

つまり安い時に買って高い時に売らないと儲からないので短期、中期での売買に向いている市場、つまり素人には難しい市場と考えています。

また日本がこの先、長期に渡って成長するイメージが持てないというのも理由のひとつです。バブル崩壊から30年経って未だに当時の株価を超えられない状態ですからね。

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このような中でおすすめできるのが米国への株式投資、米国は先進国でも唯一人口が増加している国、世界経済の中心でもあるので米国株式への分散投資は大いにおすすめです。

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また投資先に悩むのであれば世界中の株式に分散投資してしまうファンドもおすすめです。世界全体で見れば人口も増加しているので間違いない選択だと思います。

リバランスをしているか

ポートフォリオにくみこまれた株式が運用で成長した場合、株式の割合が増え、相対的に債券の割合が減ります。

株式が成長すること自体は全く問題ないのですが、これは株式が割高になっているということです。 そこで素人がついやりたくなるのが株価が上がっているのでもっと上がることを期待して買い増ししてしまう事、これはやっていはいけません。

すでに割高なのですから基本は割高の株式を売り、相対的に割安の債券を買う。そしてもとの割合に戻すのが正解です。

リバランスをしょっちゅうする必要はありません。半年もしくは年に1回行えば十分です。

インデックスだからリスクが低いわけではない

インデックスとは市場の株価指数、これをベンチマークにしているのがインデックス・ファンドというわけです。

この株価指数ははじめから多くの銘柄に分散投資しているのでリスクは小さくなりますが、リーマン・ショックのように市場全体が下落すればインデックスだからといって下落が小さくすむわけではありません。

リセッションが発生すればしっかりと値を下げることは覚悟したほうが良いと思います。例えば100年に一度と言われるリーマンショック時はS&P500で半分まで値を下げています。

つまり株式100%の場合はこのくらいまで下がる可能性があるので、自分のリスク許容度がそこまで大きくないのであればAGGやBNDなど手堅い債券ETFを組み入れることでクッション役にすることもできます。

以上インデックス運用のファンドで注意すべき点を書き出してみました。いずれも基本的なところだと思います。また市場の成長に合わせて自分の資産も増やしていくわけですから短期間で大きなリターンを狙うのであれば投資は向かないのかもしれません。

また投資に時間がさけない、これはめんどくさいと思われた方も多いと思います。そのようなときは初めから世界中の株式や債券などをバランスよく組込んだバランス型のファンドがおすすめです。

アセットアロケーションが固定となりますが、様々な資産クラスが組み込まれており、リバランスも自動で行ってくれるので手間もかかりません。この場合アセットアロケーション固定ですから商品選び(コストも含めて)がポイントになりますね。

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