【インデックス】トップセクタと特徴くらいは知っておこう

長期運用に於いて、アクティブ運用のファンドよりもインデックス運用の方が成績が良い。という事はすでに定着しているように感じます。またインデックス運用はすでにある指標に基づいて組入銘柄を決めるのでコストが安く長期運用にむいています。

すでに投資信託の買付け人気ランキングでは5位まではほぼ米国株式や世界中への分散を行うインデックスファンドです。

今日は昨日に続き投資信託のランキングを見てみましょう。今までは海外のETFランキングばかりを見ていたのですが、投資信託でも海外へ投資できる...

唯一異なるのが「ひふみプラス」アクティブ運用を行いつつ長期にわたって資産形成を狙うファンドで、過去の圧倒的なパフォーマンスと社長の顔が見える事から人気が高いですね。ただ信託報酬が約1%と高いので個人的には対象外です。

またインデックスと言っても市場には山のように多くにインデックスがあり、成績が良くないものだって当たり前にあります。

つまり何が言いたいかというとインデックス運用するファンドであれば何でもOKというわけではなく、何をインデックスにしているのか知って選ばなければならないということです。

そこで今回は代表的なETFについては改めてインデックスのトップセクタと特徴を整理しておきたいと思います。

代表的な人気ETFとその特徴

対象は海外ETF保有額ランキングトップ10から選びました。

VT   バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
VTI iシェアーズ 米国優先株式 ETF
PFF iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF
VOO バンガード・S&P 500 ETF
VYM バンガード・米国高配当株式ETF
VWO バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF
HDV iシェアーズ コア米国高配当株 ETF


また景気の状況によって人気の株式も異なってきます。一般的には以下のような株式が人気となりますので合わせて確認ください。(SBI証券HPより)

VT バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

●インデックス:FTSE 全世界指数 (All-World)
●時価総額加重平均
●トップセクタ:金融、テクノロジー、資本財

新興国含む世界中の株式へ分散投資します。組み込み数は8000を超えまさに世界中の株式を買うETFです。組み込む比率は時価総額で決まりますので結果50%以上が米国企業となっています。

VTI iシェアーズ 米国優先株式 ETF

●インデックス:CRSP USトータルマーケット・インデックス
●時価総額加重平均
●トップセクタ:テクノロジー、金融、ヘルスケア

米国株式のほぼすべてを網羅します。このため成績の良い株式だけでなくそうでない株式も含まれていることが特徴です。米国株式に幅広く分散投資したい方におすすめです。

PFF iシェアーズ 優先株式&インカム証券 ETF

●インデックス:ICE 上場優先株式&ハイブリッド証券トランジションインデックス
●優先株式
●トップセクタ:金融

5%の高利回りが特徴的なETFです。ただ金融株なので金融ショック時には敏感に反応しますし、高配当らしくキャピタルゲインもありません。

このため長期運用でのトータルリターンで見ればVTやVTIなどの株式ETFよりも大きくビハインドします。

VT(水色)とPFF(緑)のチャート(過去3年)

VOO バンガード・S&P 500 ETF

●インデックス:S&P500
●米国大型の優良株式500銘柄で構成
●トップセクタ:情報、ヘルスケア、金融

S&P500は米国を代表する指数であり、1957年から現在の形で算出されています。これを見ると何度か暴落は経験しているものの、長期間にわたって右肩上がりで推移しています。

投資の神様ともいわれるウォーレンバフェット氏が推奨した指数としても有名です。

VYM バンガード・米国高配当株式ETF

●インデックス:FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックス
●米国大型の高配当銘柄約400にて構成
●トップセクタ:金融、ヘルスケア、消費財

約3%の利回りとキャピタルゲインも狙えるETFです。配当が高いということは企業の内部留保が積み上がっているということですから安定した大企業が多く組み込まれていることが想像できます。

同様のセクタを組込んでいるVTIと比べるとボラティリティが小さめです。

VWO バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF

●インデックス:FTSE エマージング指数
●時価総額加重
●トップセクタ:金融、テクノロジー、消費者サービス

ブラジル、ロシア、インド、台湾、中国、南アフリカを含む新興国全体に投資します。大型株式・中型株式・小型株式を組み込みその数は4000を超えます。 

新興国の今後の成長に期待するならば幅広く分散されているのでおすすめです。

HDV iシェアーズ コア米国高配当株 ETF

●モーニングスター配当フォーカス指数
●配当加重平均
●トップセクタ:エネルギー、ヘルスケア、生活必需品

高配当銘柄75で構成される配当加重平均です。同じ高配当のVYMとはメインのセクタが異なっており、景気に影響されにくいセクタが中心となっています。 

このため市場が安定しないような場面では強いかもしれませんが、 景気回復期などはVYMにビハインドすることが想定されます。

以上、今回は代表的なETFのTOPセクタと特徴をまとめてみました。TOPセクタを知ることでそのインデックスがどのような動きをするのか、なんとなく見えてくるのではないかと思います。

ご自身の環境や考えよって適切なインデックスは異なると思いますので、トップセクタはぜひ確認してください。 そして過去の実績、リスクやリターン、コストなどチェックすれば投資先の候補は決まってきます。

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