【貯金ゼロ】40歳からでも老後の資金を確保する その2

「【貯金ゼロ】40歳からでも老後の生活資金を確保する その1」では40歳から65歳までの25年間、毎月5万円の積立投資をすれば老後の資金計画に目処が立つという話でした。

この時のリターンは年に3%としてシミュレーションして考えました。S&P500のリターンが過去20年で6%前後ですから長い目で見れば3%は堅いでしょう。

ビジネスブロクを眺めていたら、「40代の間に貯金できる家計が確立できれば老後を含めた将来設計ができる」という記事が有り、そう言えばセゾン投...

今回はこのシミュレーションを実現させるために具体的にどのような商品が良いのか考えてみます。

ETFか投資信託か

今回は25年間毎月5万円で積立投資する考えです。そして25年後以降は積立てをやめて徐々に取り崩すような使い方を想定しています。

もしETFにすると米ドルを準備するところから始めなければなりませんし、手数料が0.45%(マックス20$)と手数料も馬鹿になりません。

すると少額から購入できて積立ても分配金再投資も自動で行ってくれる投資信託が有利、つみたてNISAも使いたいので投資信託で決まりです。

なので月々33,333円まではつみたてNISAで、残り17,000円は特定口座で購入ということで良いと思います。

つみたてNISAの非課税期間は20年なのに、積立期間が25年では取り崩しを始めたときにはすべて課税されてしまうわけですが、流石に20年投資していれば含み益も増えているでしょう。 するとその含み益分は非課税になるのでつみたてNISAは使うべきと思います。

投資先について考える

今回のシミュレーションでは40歳からはじめて約90歳までの50年で考えています。つまり期間が非常に長いのです。

このような中、安定して3%のリターンが得られる銘柄は?と考えた時に一番確実なのがVTのように世界中の株式へ分散投資してしまうものが悩まなくてよいと思います。

もちろんこの先10年位までだったら間違いなくS&P500やVTIがおすすめなのですが、流石に50年となると米国だけというのはちょっと心配になります。

投資信託の寿命

実はつい最近まで日本の投資信託の寿命は3年程度だったそうです。これは金融機関が手数料狙いで回転売買させるためと言われており、最近は金融庁の指導もあり低コストで長期運用に向く投資家本位の商品が次々と投入されています。

昨日のニュースで「投資信託を販売する銀行や証券会社に対して、顧客の運用損益別の比率など3項目の共通指標を導入し、統一基準で算出・公表すること...

つまりおすすめできる投資信託が、最近発売されたものばかりなので運用実績が殆ど無いのです。このためこれら投資信託が50年後もあるかと言われると微妙、全てはこれからの実績というところです。

これらの状況を考えれば評価の高い投資信託で実際に運用を重ねること、そして場合によっては乗り換えも有りくらいの気持ちでさっさと積立投資を始めてしまったほうが良いと思います。

評価の高い投資信託

投資信託にもいくつかの種類があります。ここではバランス型のおすすめと株式のおすすめをピックアップしてみます。

バランス型

このような中でも比較的運用実績が長く評価が高いのがセゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」、日本で初めて長期運用を謳った投資信託であり今までに10年の運用実績あり。(過去3年のリターン5.67%)

「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は国内外の株式や債券、そしてリートと幅広く分散しています。設定日は2017年5月9日と約2年の実績です。

株式

世界経済の中心にある米国の株式ならば「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」

世界中へ分散投資のであれば「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」、これは投資先が「VT」です。

他にも「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」などの評価が高いです。

投資を始めるにあたって、どのような商品を選んだらいいのか悩むことが多いと思います。そのような中で、ブロガーさん目線で支持されている投信を選...

投資信託の純資産額には注意

運用期間が無期限の投資信託でも、純資産額が少なかったり、減少傾向だと運用益が出ずに繰上げ償還されてしまう可能性があります。つまり不人気の投資信託は資産が返却され、運用が終わってしまう可能性があります。

今回の条件では長期運用を考えているので償還されないような投資信託を選ぶことが大切、純資産額の推移には注意したほうが良いと思います。

繰上償還とは満期を待たずして運用を終了することで、逆に満期まで運用するのが定時償還といいます。 長期運用では運用期間が無期限を選ぶのが一般的...

以上、思いつくことを上げてみましたがまずは少額でいいですし、あとから乗り換え前提でもいいのでまず始めましょう。

とにかくやらないことには何も始まりません。

資産運用の基本として「分散投資」、「長期運用」、「複利」があるのは皆さんご承知の通り、でも未だにチャートを眺めて売買するキャピタル狙いのイメ...


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