【高配当】JNKは利回り6%の債券ETF

今回は高利回りを謳う「JNK」を調べてみたいと思います。しかしJNKとは投資不適格債をたくさん組み入れているのが名前からも想像できますね。 

JNKの正式名称は「SPDR® ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド債券ETF 」 です。

経費率  : 0.4%
組込銘柄数: 869銘柄
利回り  : 6.6%
分配頻度 : 毎月
(2019/03/14)

ハイ・イールド債のイメージとして経費率が高いものと思っていましたが、0.4%であれば検討範囲です。 格付けが低い銘柄を組み込んでいる債券ETFですが、869と広く分散されていることもポイント高いです。

ハイ・イールド債とは

ハイ・イールド債とは、高利回りの債券のこと。投機的格付債、ジャンク債と呼ばれるものとほぼ同義である。

具体的には格付け機関が行なう格付けにおいてダブルB以下、即ち、S&P社ならBB以下、ムーディーズ社ならBa以下に格付けされた債券を指す。普通ハイイールド債は社債同士を比べた評価・表現である。ハイイールド債は、一般的に信用格付けが低く、元本割れが発生するリスクが高い分、利回りは高く設定されている。

(Wikipedia)


投資不適格な債券を組み込むことで高利回りを実現しています。

ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド・ベリー・リキッド 指数

JNKのベンチマークは「ブルームバーグ・バークレイズ・ハイ・イールド・ベリー・リキッド 指数」これは、米ドル建てのハイ・イールド社債の内、平均を上回る流動性を持つ債券にて構成される指数となっています。

インデックスの組み込み上位は以下のようになっています。

ALTICE FRANCE SA 7.3752026年05月01日0.70%
SPRINT CORP 7.8752023年09月15日0.62%
TRANSDIGM INC 6.252026年03月15日0.57%
CCO HLDGS LLC/CAP CORP 5.1252027年05月01日0.44%
INTELSAT JACKSON HLDG 8.52024年10月15日0.42%
CHS/COMMUNITY HEALTH SYS 6.252023年03月31日0.41%
ALTICE LUXEMBOURG SA 7.752022年05月15日0.40%
1011778 BC / NEW RED FIN 52025年10月15日0.38%
HCA INC 5.3752025年02月01日0.38%
ALTICE FINANCING SA 7.52026年05月15日0.37%

業種別の構成比率(2019/03/14)

構成比率で見ると一般事業はほとんど、金融と公益事業でや約13%の組み込みです。

インデックスの組み込み銘柄の格付け比率(2019/03/14)

まさに投資不適格債であることがわかります。ただ組み込み銘柄数が869と非常に広く分散されているので、リスク分散という意味ではなかなか好印象です。

ETF運用会社の資料を見ると債券ETFについては、必ず組み込まれた銘柄の格付けが書かれています。 例えば新興国債券ETFのVWOBはこのよう...

JNKのパフォーマンス

最初にチャートを見てみましょう。今回は米国の投資不適格債ETFのJNK、バリバリの投資適格債としてAGG、米国株式のS&P500を比較しています。

株価が上がっているのでお金が債券から株に流れていることは想像できます。このため株が上昇している中でJNKは値を下げています。さすがに硬いAGGはほとんど値動きがありません。

では分配金の推移を見てみましょう。JNKの分配金が徐々に減ってきていますね、それに対してAGGの分配金はほぼ横並びということに・・・

ここからJNKの利回りは徐々に下がっています。景気などの影響を大きく受けているものと思います。それに対して流石にAGGは安定していますね。

JNK・AGG利回り

AGGの利回りがやや上がっているのは、分配金が一定なのに対して価格が少しだけ下がっているため気持ち上向いています。

JNKは価格が下がっているのに対して、それ以上に分配金が下がっているので、結果利回りが少し減少してきているのがわかります。

ハイ・イールド債の場合は景気の影響を大きく受けるので分配金がやや安定しません。JNKも同様でせず、増配も期待できないと考えるべきですね。

JNKの設定日は2007年11月28日からの値動きを見てみましょう。

AGGが比較的安定しているのに対してJNKはリーマン・ショック時に開設日からみて約18%値を下げています。S&P500がリーマン・ショック時に約50%値を下げていることを考えれば下落幅は小さいですが、ハイ・イールド債は景気の影響も大きく受けること知っておくべきです。

分配金が約6%、さらに869もの銘柄に分散投資していることを考えるとサテライト的に検討したくなりますが、キャピタルが期待できないのと分配金も安定していないことを考えると使う人を選ぶETFと考えたほうが無難だと思います。

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