外貨MMFを購入することにしました。昨年末にS&P500など米国で株価が下がったので一部買い増ししたのですが、今後はしばらく買い増しは無いかなと思って残りのドル建てキャッシュでMMFを購入しました。
しばらく前ならば利回りは1%切っていたと思うのですが、FRBの利上げによっていつの間にか利回りが2%くらいになっていたのでかなり魅力的、キャッシュをMMFで運用することにしたわけです。
FRBの段階的利上げが一時停止になっていますが、金利はFF金利は2.5%で下がっていないので当面はMMF2%くらいの利回りで運用できそうです。
外貨MMFとは
MMFとはマネーマネジメントファンドといい安全性の高い国債や社債で運用するものです。格付けが高く、安全性が高いことで知られておりローリスクで運用が可能、このため外貨MMFは投資資金のプール先として使われることが多いといいます。
以下SBI証券で購入できる外貨MMF、1%後半から2%の利回りがついていることがわかります。安全で利回りが2%程度つくのであればキャッシュの置き場所としては最適です。
(2019/03/07)
売買手数料が無料、少額から買い付けでき、自動で積立てもやってくれます。また株式などとの損益通算も可能というのも投資信託っぽくていいですね。
証券会社で保有しているキャッシュには利子は付きません。キャッシュを遊ばせておくくらいならば外貨MMFだと判断しました。
外貨MMFの特徴
外貨MMFは金利が小さいときに、あえてする必要はないと思いますが、利回りが2%にもなるのであれば話は別です。
・安全性の高い債券(社債や国債)で運用される
・元本割れはほとんど無い(リスク資産ですから可能性はある)
・換金性が高く買付けや解約がしやすい
・為替の影響をうける
円決済も可能ですが、米国のETFを買い付けるためのつなぎなので、もちろんドルでの購入です。
あとは利回り2%には信託報酬がすでに引かれた利回りです。実際にどのくらいの信託報酬が取られているのかわかりませんが、FF金利が2.5%であることを考えれば0.5%以上取られていることになります。
米ドルをどう準備するか?
これはSBIネット銀行で決まりですね、米ドルの場合為替コストが1通貨あたり4銭と超格安なのが、外貨積立てを行なうと買付け時2銭までコストを下げることができます。
現在のポートフォリオには「VYM、AGG,楽天VTI」そしてキャッシュがあります。楽天VTIは積立投資なのでポートフォリオのキャッシュ関係なく給料から円で積立投資です。
にもかかわらずキャッシュを米ドルと円で半分づつ持っていたので、この円を外貨積立でドルを購入することにしました。これでしばらくすればすべてのキャッシュはMMFで運用することになるはずです。
FRBの利上げは一時停止していますが、この利回りで運用できるのであればMMFを利用して米ドルをプールするのはおすすめだと思います。
ポートフォリオのキャッシュの割合は一般的に20〜30%と言われています。他にも考え方を整理してみました。
ポーフォトフォリオの債券の役割について整理してみました。AGGなど格付けの高い債券ETFであれば株価暴落時にもほとんど値を下げていません。
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