【レバレッジETF】初心者が安易に手を出すべきではない

先日海外ETFの買い付けランキングを見ていると、ほぼ毎月買い付けランキングのトップ10に入るレバレッジ型のETFが入っています。具体的にはSPXLやSPXS、S&P500のブル3倍、ベア3倍のETFです。

これらレバレッジ型のETF、人気はあるのですがどちらかと言えば長期運用には向かず、短期の売買でリターンを狙うことから投資というよりも投機、タイミングで儲けをねらう性格が強い商品です。

このため投資初心者が安易に手を出すのはおすすめできない商品です。

レバレッジETFの特徴

SPXLはS&P500の値動きに対して3倍の動きになるよう先物取引を行います。結果SPXLであれば+3倍、SPXSであればー3倍の値動きになるよう設計されています。

SPXLは株価が1%上がれば3%値を上げますが、1%下がれば3%値を下げることになります。同様にSPXSでは株価が1%上がれば3%値を下げますが、1%下がれば3%値を上げる事になります。

開発したDirexion社もSPXLとSPXSをセットで発売していますから、市場のタイミングを見てSPXL,SPXSを使い分けることを想定して開発したものと思います。つまり投機です。

またレバレッジETFは相場がもみ合いになると徐々に値を下げていく特徴もあることを知って置かなければなりません。

楽天のETF買付けランキング トップ10位に入るレバレッジETFのSPXL、そもそもなぜレバレッジが効くのかよくわかりませんね。追証も不要と...

実際にSPXLがどのように動くのか最近の例を見てみると、株価が上がり始めると複利で上がっていきますから圧倒的なパフォーマンスです。逆に下がり始めても圧倒的な速さで減っていくのがわかります。

過去6ヶ月のS&P500とSPXL

また、S&P500などは10月に大きく値を下げ12月まで下落が続いています。 この時期のETFの買い付けランキングと比較すると、 ここでSPXS(-3倍)の買い付けが上位に来ていますので、実際にタイミングをみて購入している人が多いことが想像できます。

天証券買い付けランキング

投資初心者は長期運用でレバレッジなしを選ぶべき

株価が下がるときに大きく、もみ合いになるっても下がっていくレバレッジ型のETFは長期運用に向いているとは言い難いのですが、米国のように右肩上がりで成長している市場においては、つい気になる存在です。

ただ投資は一発逆転を狙うようなものではありませんし、長期的に成長ストーリーが描けることが大切。その意味ではいきなりリターンがいいからと言ってレバレッッジETFに安易に手を出すべきではなく、使う場合もサテライト的に利用すべきです。

長期運用が可能な特に若い人たちにとって時間は大きな味方になります。少額でも良いので若いうちからの投資おすすめです。

資産運用の基本として「分散投資」、「長期運用」、「複利」があるのは皆さんご承知の通り、でも未だにチャートを眺めて売買するキャピタル狙いのイメ...

少額で長期運用といえばぜひつみたてNISAを活用したいところです。非課税制度はフルに活用すべきです。

今年の目標のひとつに家計を見直し、「つみたてNISA」を限度額いっぱいの年40万円積み立ててそれを継続する目標を立てています。なぜならば考...

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする