楽天商売上手!/楽天・全世界債券インデックス登場

楽天証券は「楽天バンガードシリーズ」の第5弾として「「楽天・全世界債券インデックス(為替ヘッジ)ファンド」を発表しました。うーん・・・この時期に全世界債券インデックスを出すとはなかなか商売上手では と思ってしまいました。

だって昨年から市場がかなり不安定になってきているので株式から債券に変えようと考える人は一定数いるでしょうからね。


楽天・全世界債券インデックス の特色

:日本を含む全世界の投資適格債券市場の動きに連動する投資成果を目指して、ブルーム バーグ・バークレイズ・グローバル総合浮動調整インデックス(円ヘッジベース)に連動する投 資成果を目標として運用を行います。(楽天資料より)

ブルーム バーグ・バークレイズ・グローバルといえば外国債券の代表的な指数と言われており、それにヘッジをかけたものということのようです。このインデックスの詳細が見つからなかったのですが、少し古い資料(みずほ総研資料:2016年10月)によると

通貨数:23通貨71カ国

銘柄数:16220

世界中の国債に加え、政府関連債、社債および資産担保証券など広大なインデックスということになりますね。

また債券と為替ヘッジは相性がよいと言われていますので世界中の債券に投資したい方には要注目の投資信託ということになります。

信託報酬は0.2796%程度

投資対象の経費がおおよそ0.15%なのですが、これに楽天の取り分として0.12%を加えたものが信託報酬ということになります。この辺は他の楽天バンガードシリーズと変わらないということになります。

また他の楽天バンガード4種は株式であり、為替ヘッジはありません。今回は債券ということで為替ヘッジということになったと思いますが、このヘッジ分当然コストが掛かっているはずなので他の楽天バンガードよりは隠れコストが大きくなるのかな?と想像しています。

為替リスクについて

ヘッジをかけていても当然確実に為替リスクを回避することはできません。

楽天発表資料には以下のように書かれています。

当ファンドは、実質的に投資する外貨建ての有価証券等について部分的に対円での為替ヘッジを行いますが、 完全にはヘッジしないため、外貨レートが対円で下落した場合には、基準価額の下落要因となります。また、為 替ヘッジを行うにあたり、円金利がヘッジ対象通貨の金利より低い場合には、通常金利差相当分を含むヘッジコ ストが発生し、基準価額の下落要因となります。

投資信託には為替ヘッジのあるもの、無いものがあります。例えば米国で投資をしてもお金を米ドルから円に変えないと使うことができませんよね。 ...


楽天・全世界債券インデックス のターゲットは?

楽天の発表資料によると・・・

当ファンドは、投資家の皆さまからの「自分達自身のリスク許容度に応じて、もっと自由により分散された資産形成を行 いたい」といったご要望・ニーズを受けまして、新たにラインアップに追加します。

となっています。つまりニーズとして「より分散された」というところがポイントだと思います。例えばバランス型のファンドを卒業して、株式と債券の割合を自分で決めたい・・・というかたが、投資信託で気軽に世界中の債券に分散できるのはメリットだと思います。

また、昨年より株式市場があれてきています。米中の貿易摩擦もこれからも続くものと考えられますので、株式から債券に投資先を変えたいと考えいる人もおおいと思います。 いまこのタイミングでこの投信が発表されたということは、そのようなニーズをいち早く取り込もうと考えているのだと思いました。

さすが楽天商売上手!

楽天は積極的にバンガード社と製品を開発しています。難しいこと考えなくてもこれらの組み合わせで十分じゃないかと思ってしまいます。 ちなみに私は楽天VTIを買っています。

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